アメリア・レイノルズ・ロング

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羽根ペン 倶楽部の奇妙な事件 論創海外ミステリ

アメリア・レイノルズ・ロング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846019792
ISBN 10 : 4846019799
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文芸愛好会“羽根ペン”倶楽部のメンバーを見舞う悲劇。「誰もがポオを読んでいた」でも活躍したミステリ作家キャサリン・パイパーと犯罪心理学者エドワード・トリローニーの名コンビが難事件に挑む!

【著者紹介】
アメリア・レイノルズ・ロング : 別名義にパトリック・レイン、エイドリアン・レイノルズ、カスリーン・バディントン・コックス。1904年、アメリカ、ペンシルバニア州生まれ。1930年代にパルプ雑誌へ短編SFを発表し、やがて長編ミステリの筆も執るようになる。精力的な作家活動を展開するも、52年発表の“The Round Table Murders”を最後にミステリの執筆を終え、以後は作詩と教科書編纂に専念。1978年死去

赤星美樹 : 明治大学文学部文学科卒。一般教養書を中心に翻訳協力多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ayako

    フィラデルフィア郊外の屋敷に集まった文芸愛好会・羽根ペン倶楽部のメンバー。メンバー1人の死をきっかけとして、次々と不振な出来事が起こる。1940年代に係れた小説なので、部屋の明かりもランプ。こういった小道具でも、当時の雰囲気を味わえるが嬉しい。驚くような仕掛けがあるわけではなかったが、楽しめた。

  • lovemys

    何だかレトロでオシャレでした。サクッと読める短さも良いし、表紙も可愛い。そして変に出しゃばらない女子も、紳士的な男子も面白い。ミステリーとしては意外性もなくストレートだけど、これは会話だとかレトロ感を味わう本だと思います。翻訳がオシャレ。原書も読みたくなってしまいます。

  • ごへいもち

    イマイチ。なんだろう…

  • Inzaghico (Etsuko Oshita)

    アメリカって読書会とか文芸倶楽部が好きだなあ、としみじみ思う。今回も、メンバー同士で切磋琢磨するいい機会だったはずが、嫌われ者の被害者のおかげで集いが台無しになり、というところから怪しい雲ゆきになる。「貸本系アメリカB級ミステリの女王」だけあり、端正な謎解きというわけではないが、当時の雰囲気を楽しみつつ、登場人物の井戸端会議ににやにやしながら読み進められるページターナーだ。パイパーとトリローニーの恋が始まる予感がする最後もよろしい。

  • nightowl

    文筆サークルの集まりにトラブルメーカーが戻って来てひと騒動。誰もが憎しみを募らせる中亡くなってしまう。事件の真相とは?かつて放送されていたフジテレビ金曜枠のサスペンスに近い(ライトな若竹七海作品とも言える)。皮肉混じりの笑いが多いこと。女性同士で集まってお喋りする部分がリアルで楽しい。このまま翻案してドラマ化できそう。

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