Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2022/10/23

  現代で上級探索者として名を馳せた遠山鳴人。ある事件に巻き込まれて死亡した彼が、謎の声に導かれるようオープンワールドのような世界で目覚める異世界ファンタジー。奴隷という身分に堕ち、いきなり魔物のエサとして利用されそうになるも、異能と探索者として培った技能で窮地を脱した鳴人が果す蒐集竜アリスとの運命の邂逅。そこからはまた違った意味で急展開でしたけど、大切なものを見失わない鳴人はどこまでもブレなくて、しっかり向き合ったからこそ新たな始まりがあって、ここからどんな展開が待っているのか続巻に期待の新シリーズですね。

• まっさん

  読了日：2023/01/09

  ★★★★★ 素晴らしかった！ 現代世界にダンジョンが生まれ、上級探索者として名を馳せた主人公･鳴人が、ある日命を落として異世界へと転生し、万物の王として君臨する竜と遭遇し勝利する事で見初められるお話。 現代世界のダンジョンに纏わる話は殆ど描かれず、あくまで鳴人が類まれなる戦闘スキルを有し、殺生に対して躊躇いを覚えない理由付け程度にしか描かれていませんでした。物語の主軸は異世界であり、冒険者ギルドや商会、教会など権力を有する陣営が軒並み頭を垂れる存在である竜。七つの生命を持って生まれ落ちた竜の少女･アリ→

• 真白優樹

  読了日：2022/10/29

  ダンジョンの存在する現代から異世界に転生した青年が、欲望のままに冒険を始める物語。―――欲望のままに生き抜け、このクソッたれな異世界で。　根底からして謎だらけ、更にはそこに王道で骨太なファンタジーを絡めた物語であり、欲望のままに生きる青年の姿がどこか煤けた魅力を持っている物語である。全ての享受を跳ね除け、この世界で生きる事を決めて。欲望を全て叶える為に歩き出した青年の冒険の行方とは。すでに崩壊してしまったストーリーは、五里霧中の中でどう変質していくのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。

• ささきち

  読了日：2023/11/02

  凡人探索者を頂いて読み終わりこちらの作品も繋がりがあるとの事で読了です！先に出たのがこっちらしいけど、ぶっちゃけ向こうを読んでから読むとナルヒトの世界観というか設定がわかるので更に読みやすくなっているので推奨したいですね。現代でバベルという化け物と資源が突如発生した世界で死に謎の存在によって異世界に飛ばされたナルヒトが異世界で神に近しい竜を躊躇なく殺したことから始まる異世界生活。生物は竜よって生かされ竜の気分で殺されるのを是とする世界でナルヒトは竜殺しという偉業を達成しながらもただの人間として生きる事を

• リク@ぼっち党員

  読了日：2022/10/31

  現代に発生したダンジョンで命を落とした主人公が異世界で欲望のままに生き抜く。異世界ファンタジーの王道を行くけど、俺TUEEEというには程遠く、弱者の工夫というには狡猾かつ残忍。命のやり取りに対する慣れと初見殺しで何もわからないまま人を超える竜を打ち倒し、あれよあれよと面倒事に巻き込まれる。そこで甘言や楽な道に流されるんではなく、険しい己の欲望に突き進むのが独特の読み味になっていたと思う。設定がかなり凝ってそうだし、今後進んでいく中で色々なことがどう繋がっていくか。

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