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げんじものがたり

いしいしんじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065214084
ISBN 10 : 4065214084
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan

Content Description

“今”の京都の声でよみがえる、源氏物語!「桐壺」帖から「葵」帖までの9帖を、原文に忠実に訳した、作家・いしいしんじによる平安京の大ベストセラー恋愛物語。

【著者紹介】
いしいしんじ : 1966年大阪市生まれ。京都大学文学部卒。03年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で第29回織田作之助賞、16年『悪声』で第4回河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mocha

    現代の京都弁で書かれた光の君。チャラい!あの優美な世界がこっぱみじんだ!でも相関関係や経緯はとてもわかりやすくて、姫たちのキャラクターの書き分けも面白い。「源氏物語」の入口としてはアリかもしれない。

  • kei302

    京都の人が、今の自分のことばで訳すと源氏物語はこうなる! おもしろい。とても身近なのものに感じられる。「心あてに」と送って「寄りてこそ」と返ってきたときのやりとりも当世女子ふう「きゃあ、かえってきたわ!」「嘘やん、なんてリプしよ!」関西の言葉受け付けない人にはお薦めしません。

  • 情報の削除希望

    静寂さんなど、いろんな作家さんがチャレンジした源氏物語は、ある意味創作部分が多いという。。それでも古典らしい言葉で書かれているのでそれらしく聞こえる。。今時の言葉に京都弁🤗絶対的に面白い試み。おもろいやん💞

  • 瀧ながれ

    今ふう京ことばで訳された「源氏物語」。テンポが良くて理解もしやすく、読みやすかった。有名な段だけを取り上げているので、元のお話を知ってるからかな、こう訳しますか、というおもしろさもあり、忠実な訳だと思うんだけど、新鮮な気づきも多くあった。声が聞こえるような文章になっているから、男女のかけひきあたりは、黙読しててもなんか照れちゃったな。

  • まさ

    いしいしんじさんによるカジュアル現代語訳(京都弁)の源氏物語(抄本)。読みやすい。でもこうも印象が変わるか。光源氏、そうか…。冒頭の人物紹介のページから主要登場人物の人柄も見えてくるので、それぞれどのような関係かもわかりやすいです。ここで興味を持って、本格的に源氏物語の世界へーとなるかな。全編をいしいしんじ本でも読んでみたい。

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