おとなのグリム童話 あまり知られていなかった作品を読む フィギュール彩

金成陽一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779170928
ISBN 10 : 4779170923
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
231p;19

内容詳細

メルヘンは、生や死といった哲学的命題までもかんたんな表現で提示する。物語をとおして子供たちは、考えもしなかった悩みや苦しみが存在することを知り、同じような悩みを持った仲間がいるのを発見する。子供にとってこれほど勇気づけられることがあるだろうか。わかりやすく子供たちに伝えること、それだけでも魅力的なのだ。グリム童話のなかでよく知られた作品といえば、「赤ずきん」「白雪姫」「灰かぶり(シンデレラ)」「のばら姫(眠りの森の美女)」「ヘンゼルとグレーテル」ということになるだろう。これら以外の作品でも、世に知られていなくて面白い話がたくさんある。本書ではそうした作品を取りあげる。

目次 : 第1章 “しあわせ”のゆくえ(しあわせのパラドックス―「しあわせハンス」/ 欲望の岸辺―「漁師とその妻」/ 奇妙な結末―「六人の家来」)/ 第2章 兄と弟のはなし(恩寵への旅―「命の水」/ 怨讐の旋律―「唄う骨」)/ 第3章 愛と憎しみのかなた(小さな悪の物語―「お墓へはいったかわいそうなこぞう」/ 仮面の素顔―「親不孝なむすこ」)/ 第4章 かぎりなきユーモア(「逆もまた真」なり―「ものぐさ三人兄弟」/ ありあまる糧の話―「おいしいおかゆ」/ 博学の意味―「もの知り博士」)

【著者紹介】
金成陽一 : 1948年生まれ。中央大学、跡見学園女子大学講師。獨協大学外国語学部卒業。日本大学大学院博士課程修了。ポップカルチャー学会元会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 山猫 さん

    失敗した。単純に知られていない話を読みたかっただけだったのに、それに付随する論説の方がずっと長い。今はちょっとそこまでの気力ないので、一旦返却。

  • ふじこ さん

    話があっちこっちに行っているためにかなり内容が散漫になっています。

  • かず1号 さん

    単純にあまり知られてないグリム童話を読みたいだけだったけど、時代背景や日本の神話まで含めた解説が圧倒的なボリュームでちょっと気圧された(~_~;)

  • かじろう さん

    例え話というか、解説が多く話が横道に逸れる印象をうけた。グリム童話を純粋に読みたかったため、途中で読むのを放棄してしまった。

  • ジュリ さん

    グリム童話が何を伝えようとしているのか、どういったことを象徴しているのかを知りたかったのだけれど、少し違う内容だった。

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