ぐるりと

島崎町

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907542467
ISBN 10 : 4907542461
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
311p;19

内容詳細

図書室で見つけた不思議な本は、別の世界につながっていた!本をぐるりと回すたび、怪物のいる暗闇の世界に飛ばされる。小学6年生のシンは、光を失った世界を救うことができるのか。「本を回すと、世界がぐるりと変わる」驚きの回転アクション・ファンタジー!

【著者紹介】
島崎町 : 1977年、札幌生まれ。島崎友樹の名でシナリオライターとして活動。「札幌デジタル映画祭1999」最優秀賞、「2002函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞短編部門」グランプリ。脚本を書いた短編映画『討ち入りだョ!全員集合』(2005年)は国内外で多数受賞。連続ドラマ『桃山おにぎり店』(2008年)は「国際ドラマフェスティバル in Tokyo 2009ローカルドラマ賞」を受賞。2012年、短編『学校の12の怖い話』(長崎出版)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mocha さん

    10月3日に読み始めたら、なんと10月3日で止まった世界のお話だった。ページの上半分は現実世界を縦組みに、下半分は本の中の世界が逆さまの横組みになっている。ぐるりと本を回して2つの世界を行き来する。作中の本とリンクした面白い構成。小学生のいじめが描かれていて、子ども達のダークサイドに胸が痛む。気弱な少年が救世主となってなって戦う相手はいじめっ子というより自分の弱さ。

  • あじ さん

    ハンドルを回すように時折“ぐるり”と本を回転させて読む、特殊な仕掛けを施した小説(児童書)。現実から異世界へひっくり返るタイミングで、縦書きから横書きへと暗転します。主人公のシンが、図書室で偶然手にした函の中の紙束。誰かの手によって綴じられたお手製らしい。逆さまに回すと…迷いこんだ先には太陽の存在しない町。現実にあってないものもある、微妙に形態を変えリンクしているようだが─。ジュニア版「かがみの孤城/辻村深月」といった趣(細かな設定は異なりますが)のファンタジーです。子供は夢中になって読むことでしょう。

  • みつばちい さん

    シンは図書室で手書きの本を見つけ、ぐるりと回したらその本の中に入ってしまった。そこは暗闇の世界でクスクスという怪物がいて、子どもを一人ずつ生贄にし、グズグズという親分に捧げているらしい。純という女の子と左千夫という男の子とともに世界を救おうとするシン。クスクスは光に弱く、シンの持っていた腕時計の光で倒すことができる。シンは現実の世界と本の中の世界を行き来し、現実の世界との共通点を見つけ、勇気を出して立ち向かっていく、、実際に上段、下段に分かれていて上が現実世界、下が本の中の世界で、ぐるりと回しながら読む

  • 杏子 さん

    本を回しながら読むというのが、新鮮でおもしろかった。神戸へ向かう新幹線の中でほぼ読んだが。(カバーをかけて読んだので大丈夫!)小学生にもうけるかな? 夜のままの町というのが、他のファンタジー作品を想像したが、雰囲気はまるで違った。これはこれでよいが…いじめ問題をとりあげており、内容は重いが、結果としていい結末になったのでよかった。

  • 季鈴 さん

    くるりくるりとまわし読みする作りが面白い。内容もホラーっぽいし子ども受けするか。

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島崎町

1977年、札幌生まれ。島崎友樹の名でシナリオライターとして活動。「札幌デジタル映画祭1999」最優秀賞、「2002函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞短編部門」グランプリ。脚本を書いた短編映画『討ち入りだョ!全員集合』(2005年)は国内外で多数受賞。連続ドラマ『桃山おにぎり店』(2008年)は

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