ウェルビーイングの経済

山田鋭夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865783506
ISBN 10 : 4865783504
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
284p;20

内容詳細

岸田政権の「新しい資本主義」ビジョンに触発され、「めざすべき経済社会とは何か」(前編)と、「資本主義はどういう仕組みで変化するのか」(後編)を分析、「市民社会」と「ゆたかな生(ウェルビーイング)」をキーワードに、来るべき新しい社会の構築を企図する渾身作!

目次 : 序説 「ゆたかな生」をめざして/ 前編 市民社会とウェルビーイング(人間‐自然の物質代謝と市民社会―内田義彦の視座/ 見えざる手からあやつる手へ―内田義彦とS.ボウルズ/ 「新しい資本主義」を新しくする―岸田ビジョンを超えて/ ウェルビーイング主導の人間形成型社会―R.ボワイエのパンデミック論から)/ 後編 資本主義のレギュラシオン理論(レギュラシオン理論とは何か/ 資本主義をどう調整するか/ 社会主義から国家資本主義へ/ 制度の内部代謝とレジーム危機)

【著者紹介】
山田鋭夫 : 1942年愛知県生。1969年名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。名古屋大学名誉教授。専攻は理論経済学・現代資本主義論・市民社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばたやん@かみがた さん

    《「ゆたかな生」もたらす為の視点》(1)「ウェルビーイング」経済学の大家セン先生の自伝読んだ直後に手に取りました。本書では「ゆたかな生」と訳されますが、その事の内容問うというよりそれを導き出すための制度・思想を問い続けていく趣です。現状について米英中心の「新自由主義」や中露について「国家資本主義」などの言葉が定義等問われることなく消費されています。そこに岸田政権が打ち出した「新しい資本主義」だの、マルクスの再興図るとする「人新世のホニャララ」だの、言葉だけがフワフワと浮沈していく昨今、(1/4)

  • 壱萬弐仟縁 さん

    Amazonから安く調達。市民社会は戦中期日本に登場し、独自日本的な含意(太字)をもって展開(17頁)。ゆたかな生=ウェルビーイングを構想(21頁)。この間読んだマンデビル『蜂の寓話』もある(89頁)。山田先生は、岸田ビジョンの図式を試みている(105頁)。だが、阻害要因✖が多く(111頁)、非現実的かもしれない。山田先生は資本主義の展開理論を研究しているので、人間形成型の発展様式をどう見いだすか(124頁)で苦悶が見て取れる。OECDのBLIという指標もある(142頁)。

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