東西海上交流の起源 オランダと海国日本の黎明

小暮実徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779122897
ISBN 10 : 4779122899
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19

内容詳細

16世紀後半に遠洋航海の技術を向上させたオランダはアジアに目を向け、オランダ東インド会社の成功を基点にヨーロッパの海上大国に躍り出ることで、東西貿易のネットワークを築き上げた。長崎の出島を拠点にしたオランダとの交流は、“海国日本”への道を開く航海術と海軍創設の礎でもあった。

目次 : 第1部 なぜヨーロッパ人はアジアへ向かったのか(東西海上交流の端緒―スペイン・ポルトガルの海外進出/ オランダ人の世界展開への前提―西ヨーロッパ沿岸貿易の支配/ オランダ遠洋航海の前提―ヨーロッパの海上大国へ/ オランダのアジア進出/ オランダ対アジア政策の実態―オランダ対日貿易の始まりと展開)/ 第2部 近代日本の黎明期におけるヨーロッパ人が与えた影響―シェイス著『オランダ日本開国論』付属資料=「オランダ海軍日本分遣隊の歴史」からの考察(開国後の幕府による日本海軍創設への意図(肥前公・長崎奉行による軍艦要請)―ドンケル・クルチウス覚書と一八五三年一一月一五日A号オランダ商館長書簡秘密文書から/ 海軍創設に不可欠な学術分野、オランダ政府協力への諸条件―一八五三年一〇月一五日付奉行宛ドンケル・クルチウス覚書から/ 海軍創設ではなく海上輸送とする日本側回答へのオランダ商館長の更なる説明(オランダ人員への待遇、注文された船への支払い等)―一八五三年一〇月二二日付奉行宛ドンケル・クルチウス覚書から/ 日本側の操舵術・対価返送品・オランダ人員待遇への詳細な要求に対するオランダ商館長回答―一八五三年一〇月二四日付奉行宛ドンケル・クルチウス覚書から/ オランダ商館長の意見(対価商品と船清算方法の具体案)―一八五三年一〇月二五日付奉行宛ドンケル・クルチウス覚書から ほか)

【著者紹介】
小暮実徳 : 1969年大阪生まれ。東京都立目黒高等学校卒(1988)、明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了(1995)、明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得退学(1998)。ライデン大学人文学部博士号(2008年)。天理大学文学部歴史文化学科歴史学専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スプリント さん

    オランダの海洋進出の歴史と日本との関わりについて書かれています。鎖国期にも貿易を行っていた国にもかかわらず、現在はオランダとの交流は他国と比較して秀でているわけではないのは第二次世界大戦期の植民地での争いの影響なのでしょうか。

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小暮実徳

1969年大阪生まれ。東京都立目黒高等学校卒(1988)、明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了(1995)、明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得退学(1998)。ライデン大学人文学部博士号(2008年)。天理大学文学部歴史文化学科歴史学専攻准教授(本データはこの書

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