Patina

春の芽吹きが起こす不規律ながらも美しく静かな旋律。
京都在住のフルート奏者、久家菜々子による豊かな自然美溢れる全12曲入りの作品集。

暗い影のようなものから発せられるきらびやかな音。春の芽吹きが起こす不規律ながらも美しく静かな旋律。 経年変化により生み出される深い味わいと共に奏でられる、ほのかで深遠な幽玄の音楽世界。京都在住のフルート奏者、久家菜々子が全作編曲を手掛けた豊かな自然美溢れる全12曲入りのオリジナル作品集。 クラシック、ジャズ、ワールド、アンビエント、現代音楽などのエレメントを織り交ぜつつ独自のサウンドを内包し日本の伝統的な重ね色目である「紅梅匂」 の表現に始まり「雪の下紅梅」に終わる。東京国際芸術協会主催の第19回TIAA全日本作曲家コンクールのソロ部門では、ピアノソロ作品が最高位入賞した経歴を持つ久家菜々子。フルート奏者として以外に、作曲家としても多彩な才能を発揮し映像的な質感のある奥深い作品に定評がある。録音メンバーには、2005年ギブソン・ジャズギターコンテスト最優秀ギタリスト賞受賞の馬場孝喜、関西を代表するベーシスト荒玉哲郎、ピアニスト角田浩、ドラマー齋藤洋平、ハンガリー国立リスト音楽院卒のチェリストであるWilliam Prunkl。MPBサポート、ジャズ、エレクトロニカ、現代音楽まで幅広い分野で活躍するブラジル人ピアニストFernando Mouraがリオデジャネイロ録音により一曲ゲスト参加。（販売元情報）

【Member】
久家菜々子 Flute, Alto Flute
角田浩 Piano
フェルナンド・モウラ Piano on Track 03
馬場孝喜 Electric Guitar, Acoustic
ウィリアム・プランクル Violincello
荒玉哲郎 Contrabass
齋藤洋平 Drums, Percussions

All compositions written by Nanako Kuge

【Credits】
Recorded at studio BOSCO, Shiga Japan.
August 21st and 22nd, 2017 / September 5th,2017 / September 19th, 2017
“Pale crimson” - Recorded at Tudo Piano Estudios Rio de Janeiro, Brasil. October 17th, 2017
Recording, Mixing & Mastering Engineer: 森崇 Takashi Mori / BOSCO MUSIC
Produced by 久家菜々子 Nanako Kuge
Design by 寺田未来 Miki Terada / SQUEEZE Inc.