青い目のジャン

ジャン・ジオノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779126949
ISBN 10 : 4779126940
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
山本省 ,  
追加情報
:
378p;19

内容詳細

事実と虚構を交えて語られる『木を植えた男』の作者ジオノの驚くべき少年時代。妄想的な少年ジャン、女性に対する過敏とまで表現できるような感受性、父親への揺るぎない信頼、音楽への本能的な共鳴、樹木や動物への限りない親愛の情。ジオノ文学を豊かに深遠にまた普遍的なものにしていく創造活動の揺籃期が雄弁に喚起されている。

【著者紹介】
ジャン・ジオノ : 1895年‐1970年。フランスの小説家。プロヴァンス地方マノスク生まれ。16歳で銀行員として働き始める。1914年、第一次世界大戦に出征。その後、作家活動に専念し、『世界の歌』や『喜びは永遠に残る』などの傑作を発表する。第二次大戦では反戦活動を行う。1939年と1944年に投獄される。1953年に発表された『木を植えた男』は、ジオノ没後、20数か国語に翻訳された。世界的ベストセラーである

山本省 : 1946年兵庫県生まれ。1969年京都大学文学部卒業。1977年同大学院博士課程中退。フランス文学専攻。信州大学教養部、農学部、全学教育機構を経て、信州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • たま さん

    1895年南仏の小都市マノスクに生まれた小説家ジャン・ジオノの自伝的作品。詩のような文体で子どもの鋭敏な感性が捉えた世界を直接表現している。その詩には20世紀初頭の細民の凄まじい貧困や病苦の生活があり、また、亡命者を受け入れ病者を癒やす靴職人の父の存在があり、少年がホメロスを読み羊を飼いながら酷暑の夏厳寒の冬を過ごす村がある。この村の描写はすべて素晴らしい。美も醜も併せ含むこの神話的な世界はしかし第一次世界大戦勃発により突然終わりを告げ、読者はジオノと共に戦争に対するやりきれない思いを味わうことになる。

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ジャン・ジオノ

1895年‐1970年。フランスの小説家。プロヴァンス地方マノスク生まれ。16歳で銀行員として働き始める。1914年、第一次世界大戦に出征。1929年、「牧神三部作」の第一作『丘』がアンドレ・ジッドに絶賛される。作家活動に専念し、『世界の歌』や『喜びは永遠に残る』などの傑作を発表する。第二次大戦では

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