エドワード・ブルック ヒッチング

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愛書狂の本棚 異能と夢想が生んだ奇書・偽書・稀覯書

エドワード・ブルック ヒッチング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863134898
ISBN 10 : 4863134894
フォーマット
発行年月
2022年03月
日本
追加情報
:
255p;26

内容詳細

ヴォイニッチ手稿や台湾誌、かつて流行した人皮装丁、聖なるクヴダハ、スウィフトの預言書、ソイガの書、尿預言の手引き、でっち上げの航海記、極めて美しい嘘の魚類図鑑、日本に渡ったキリストの伝記、オーデュボンが騙した生物図鑑、修道院のひげ騒動、ヒトラーの日記、宇宙を破壊する本、肉眼で見えない本、国を挙げて狂騒を招いた宝の地図…稀代の奇書を生み出した、破格の奇想と奇才。

目次 : 「本」ではない本/ 血肉の書/ 暗号の書/ 偽りの書/ 驚異の収集本/ 神秘の書/ 宗教にまつわる奇書/ 科学の奇書/ 並外れたスケールの本/ 変わった書名

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    書店で気になり読みました。 「最上級の奇書を並べた本棚をつくるとしたら、いったいどんな本が選ばれるのか?」 というテーマに基づいたマニアックなブック・ガイドブック、澁澤龍彦的な稀覯書です。 後半世紀もすれば、紙の本は消滅するでしょうか? https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/22/122700002/

  • KAZOO さん

    間違ってKindle版の方に感想を書いてしまいました。⇒ 日本人の方で言うと荒俣宏さんが有名な稀覯本コレクターですが、ここに掲載されている本ははるかに想像を絶するものが多いことにびっくりさせられました。よくもこんな本を探し当ててここに羅列してくれたものだと思います。まあ動物の皮で装丁された本は驚かないのですが、人の皮で装丁された本や血液で書かれた本など様々な本が並べられています。まあ内容がおかしなものなどは結構ありますが、そのほかにもこんな本があるとは‥‥。

  • ちーちゃん さん

    人&動物の皮や血で出来た本・暗号で書かれた本・偽書・収集本・神秘の書・宗教書・医学書・科学書・サイズが極端に大きい&小さい本・変わった題名の本等、様々な分野の奇書を紹介した図鑑です。写真が数多く掲載されているので眺めているだけでも楽しいのですが、解説文がウイットに富んでいたので、飽きる事が無く楽しく充実した読書時間を過ごせました。倫理観がやばいと思ったのが人の皮や血で出来た本&悪意のある偽書、眺めていて楽しかったのが装飾豊かな宗教書&サイズが極端な本でした。奇書に興味がある方にオススメです!

  • やいっち さん

    題名は『愛書狂の本棚 異能と夢想が生んだ奇書・偽書・稀覯書』。が、決して貴重な意味での稀覯書を集めたわけではないので、注意ご用心。ひたすら好奇心で手にした。やたらと重たい。重さの割に本としての綴じ方の強度が足りない気がした。

  • がらくたどん さん

    4月30日は図書館法の制定日。「図書館記念日」です。最初の「図書館」ぽいものが出来たのは紀元前ですから、人間「本」を集めるの好きですよね。通読するよりはたまにパラパラするのが楽しい本。バイオリンに書かれた日記。処刑後の犯罪者の人皮や血液で書かれた犯罪報告書。全編暗号の物語。触ると砒素中毒になる危ない本(腐敗予防だったらしい)。魔導書に悪魔払いの入門書。秘密や嘘や熱い想いや怨念や知識を物理的に留めて100年後・1000年後の誰かと分かち合いたいという人間のセツナイ想いは今でも本から滲んで漂っているのかも♪

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