パンキッシュかつ爆音で観る者を圧倒し、中毒患者を続発させているMWML。 日本国内フルアルバム３作目となる本作はこれまでの作品の方向性を継承しつつも、さらに多彩なアレンジと曲調をリスナー提示し、タイトルに表現されるようなある種の癒しすら与えてくれる作品となっている。音楽的には「優しくなった」ととらえられるかもしれないが、聴けば聴く程にそのすばらしさが伝わってくることは間違いない。ちなみに、アルバムタイトルはメンバーの海外の友人のメールにあった文面の言葉。

なんじゃこりゃ？試聴して即買いしたのは久しぶり。なんだか経験豊富なバンドらしいけどぜんぜん知らなかったよ・・・１曲目から切迫する恐怖心とゆーかロックンロールってこれだぁ！って思えるのはほんと久しぶり。胸の奥にしまった初期衝動って言葉を久々に思い出しました。かといいつつ４曲目なんかすごくポップだったり。不思議なバンドだけど、久々にいいもの見つけたって感じです。

pillowsのﾃﾞﾘｼｬｽﾚｰﾍﾞﾙから1stﾌﾙｱﾙﾊﾞﾑ､VAとﾘﾘｰｽ後､独立しﾒﾝﾊﾞｰﾁｪﾝｼﾞを繰り返し自主音源でのﾘﾘｰｽやその間にも新世代革命名盤VA『REVOLUTION POP』にも参加｡今作は活動の拠点を海外に向けたmwmlの待望のUS､UK世界ﾃﾞﾋﾞｭｰｱﾙﾊﾞﾑ｡mwml第2章の幕開けです｡

ex.The Juice､ex.the cimonsのﾒﾝﾊﾞｰ在籍mwml､USﾃﾞﾋﾞｭｰ盤｡まさに日本のSonic Youth!ｱﾙﾋﾞﾆ好きには間違いなく惹かれるｼﾞｬﾝｸ/ﾉｲｽﾞです!04年には『London Punk 1977』ﾄﾘﾋﾞｭｰﾄにてWireｶﾊﾞｰ､BUCK-TICK櫻井敦司『愛の惑星』に曲提供/演奏と話題に欠ける事なく爆走中!

海外シーンで人気なのも納得。 邦楽洋楽カテゴライズ不要。 無機質であるはずのノイズがこんなに美しく聞こえるのは、彼らの類い希なる芸術的感性ならでは。 ”凛として時雨”、”9mm Parabellum Bullet”、”Qomolangma Tomato”・・・日本にもこういうシーンがもっと根付いて欲しい！！

マイブラmeetsコーネリアス乱暴だけどそんな感じ。次回作に期待してますよ。ガンバッテクダサイネ。

Sonic Youthの猿真似二番煎じ。評価に値しない。ただこれから化ける可能性はあるのでそれには期待したい。