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ユリイカ 2017年 8月号 特集=cero

cero

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791703340
ISBN 10 : 4791703340
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan

Content Description

■私が出会った人々*20
故旧哀傷・日高普 / 中村稔

■シュタイネ*最終回
ブリレ 他一篇 / 多和田葉子

■詩
初瀬姫 / 大江麻衣
Pigheaded博士の「世界視線」 / 森本孝徳


特集*cero――"WORLD RECORD" "My Lost City" "Obscure Ride”…

■インタビュー
ceroという共同体 / cero(城晶平・荒内 佑・橋本 翼) 聞き手=磯部 涼

■Traffic──音は路地で交差し、立ち止まる
ceroよ、バンドの還暦は一〇歳だ / 鈴木慶一
思い出した一日 / 柳智之
街の灯を想う時 / 惣田紗希
ぼくがceroにもたらした最大の功績 / あだち麗三郎
私の街の報せ――「街の報せ」Music Video制作日誌 / VIDEOTAPEMUSIC
少しずつ体は死んでいく――東京から遠く離れて / 森元斎
集い、つながり、ひろがったceroの東京音楽地図 / 松永良平

■図版構成
cero chronicle / 写真=鈴木竜一朗
cero chronicle座談会 / cero(城晶平・荒内 佑・橋本 翼) 鈴木竜一朗

■Exotica──いくつかの幻想、都市の成り立ち
「別の世界」を漂う者たち / こだま
七年目の手紙 / 七尾旅人
2羽 / 西村ツチカ
今年の夏は / 前野健太
街の音楽――ceroが描いてきた「東京」 / 大石始
日本ポップの自意識とエキゾティシズムの行方 / 輪島裕介
渋谷系から井の頭線で少し離れて――ceroと武蔵野シティの音楽 / 矢野利裕

■音楽とともにある喜びに
よきせぬことが起こる夜――クラブミュージックとの交差点 / MOODMAN×cero(城晶平・荒内 佑・橋本 翼) 司会=磯部涼
cero Stay Raw / 黒田卓也
This Must Be The Place / 坂口恭平
Elephant Ghost / 本秀康
ロープウェー / 飴屋法水

■“obscure”の構造──クラブ/ジャズ/ラップ…
共同体の生み出すグルーヴとその揺らぎのリアリティ / 原雅明
折衷的な、余りに折衷的な――ceroという名のフロウ / 吉田雅史
『Obscure Ride』のその先へ――更新されるビートとポップミュージック / 柳樂光隆
現代ジャズとceroの邂逅――スリルと快楽の構造 / 冨田ラボ(冨田恵一)
ceroのハーモニー構造とポリリズム / 坪口昌恭

■“MODERN STEPS” turn on
それぞれの音の集まるところ――ceroサポートメンバー座談会 / 光永渉×厚海義朗×古川麦×小田朋美×角銅真実(司会=松永良平)

■とてつもなく巨大なレコードのうえで……
世界の終わりのあとの世界――ceroの詩を読む / 福嶋伸洋
音楽の魔術的リアリズム――ceroと文学をめぐって / 阿部幸大
インターネットと二〇一〇年代東京の「ポップ」 / 日高良祐
ジャンルの樹海 / 橋聡太

■ディスコグラフィ
Discographic Ride with cero / 松永良平

■今月の作品
氏原えり・岩倉文也・四塚麻衣・竹村転子・宇田川ぎ
選=三角みづ紀

■われ発見せり
気付け薬としてのウイスキー / 藤田祥平

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あーびん

    雑誌が発売された時点ではまだ4thアルバムは制作中だったのだから、3枚しかアルバムを出していないバンドの特集を組むとはずいぶんと思い切ったな、という印象だった。ユリイカらしい多角的な評論は読み応えあり。ceroの歌詞はずっと北米文学の翻訳っぽいと思っていたが根底にはずっとカーヴァー感があったのだな。表紙と裏表紙、10年越しに同じ場所で撮影された写真のビフォー&アフターがいい。

  • 寺基千里

    この一冊を読むと読まないとでは、ceroという存在の捉え方が大きく異なると思う。この本を読んでからますますceroの楽曲をきちんと聴いてみたくなったし、何よりも彼らのライブに早く行きたくなった。ceroの魅力が詰まった一冊。

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