スウェーデンの人気ピアニスト、ヤン・ラングレン参加!!
ドイツ人とスウェーデン人によるスペイン音楽は冷静と情熱が融合したユニークなサウンドとなった!!
◆ベテラン・ドラマー、ウォルフガング・ハフナーの新作。ジャズに限らず、ロックやポップス、またクラブ・ミュージックのフィールド
でも人気があり、リーダー作も多種多様だが、前作『Ki nd of Cool 』からはアコースティックに回帰。今作も、ピアノ、トランペット、ギ
ター、ヴィブラフォンを加えたアコースティック・セクステットだ。ピアノには日本でも人気の高い、ヤン・ラングレンが参加している。
◆タイトルの通りスペインを題材にした作品で、曲は、スペインを象徴する“エル・ヴィート”“アランフェス交響曲”また“アルハンブラ
の思い出””アラビア風奇想曲”といった有名曲を始め、現代フラメンコの人気奏者ヴィセンテ・アミーゴの楽曲、そして、スペインの
文化に思いをはせたハフナーやメンバーによるオリジナルもまじえた13曲。しかし、メンバーはドイツとスウェーデンのミュージシャ
ン。情熱的な中にもヨーロピアン・ジャズ的な、クールさと透明感があり、異なる特色が融合された興味深いサウンドとなっている。
◆特に、メンバーの共作によるオープニングは、ハンド・クラッピングもフィーチャー。短いながらに、スパニッシュの情熱的なフレー
ズやリズムと、ジャズ的即興がクロスオーバーし、この作品のプロローグにふさわしい演奏。また、アランフェスやアルハンブラといっ
た哀愁たっぷりの楽曲の数々も、独特の洗練されたサウンドが魅力になっている。そして、気になるのが12 曲目の“Spai n”だ。いわ
ずと知れたオリジナルはトリッキーなリズムのエキサイティングな曲というイメージだが、ここではバラードになり、メロディの美し
さがより際立ち、北欧的なサウンドが感じられる。
◆スペインを鍵に多様なヨーロッパの文化が交わった実にACT らしい一作!ドラマーとしてのみならず、プロデューサー、アレン
ジャーとしてのハフナーの才能にも注目です。
メンバー:Wolfgang Haffner(ds), Jan Lundgren(p), Sebastian Studnitzky(tp), Daniel Stelter(g), Christopher Dell(vib), Lars Danielsson(b)
(メーカー・インフォメーションより)