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【中古:盤質A】 ハルモニームジーク ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル(7CD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
7枚組み,BOX仕様
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
999431267
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ハルモニームジーク
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル


ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルの名盤7枚をまとめたお買得ボックスの登場。かなり久しぶりの復活となるベートーヴェンの交響曲第7番&第8番はじめ、モーツァルトの『グラン・パルティータ』『後宮からの誘拐』『ナハトムジーク』、ベートーヴェン、クロンマー、ミスリヴェチェクの八重奏曲に、ドヴォルザークの管楽セレナードなど、実に豪華な内容となっています。参考までに元のジャケット画像を表示しておきます。(HMV)

【ハルモニームジーク】
「ハルモニームジーク」とは、もともとは、18世紀中頃から1830年代にかけてのいわゆる古典派の時代に、皇帝や貴族が抱えていた管楽合奏団、および、そのための音楽を指す言葉として使われていました。少なめの人数で大きな音量と多彩な音色が確保しやすい管楽器のアンサンブルは、邸宅の広間や庭園によく響くということでウィーンで流行し、専用の楽曲から話題になったオペラや交響曲の編曲ヴァージョンまでさまざまな作品がつくられました。

【ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル】
ザビーネ・マイヤー率いる「ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル」は、優秀な管楽器奏者たちが、ソロやオケの活動に時間をとられ、管楽器仲間でのアンサンブルを楽しめないことを残念に思っていたザビーネ・マイヤーの提案により、1988年に結成されたアンサンブル。アンサンブルの最大の特徴は、各国の名手によって構成され、彼らが楽しみながら演奏しているということです。

【ザビーネ・マイヤー】
ドイツを代表するクラリネット奏者。1960年、ドイツ・クライスハイム生まれ。幼少より父親からクラリネットを習う。シュトゥットガルト音楽大学でヘルマンに、ハノーバーでダインツァーに師事。21歳からバイエルン放送響の首席クラリネットを務める。83年、カラヤンの強い希望でベルリン・フィルの首席となるも翌年退団、ソロ活動に踏み切る。88年ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルを結成、精力的な活動を続けている。現在トップ・クラスのクラリネット奏者。

【収録情報】


Disc1
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92(管楽八重奏版)
・ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93(管楽八重奏版)

 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

 録音時期:1989年7&8月
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

交響曲第7番の管楽八重奏版は、ベートーヴェンと同時代の作曲家による編曲版として有名なもので、録音もすでにいくつもありますが、交響曲第8番は珍しいので注目されます。これは、ザビーネ・マイヤーがフォン・J・バーコンスに編曲を委嘱したものです。


Disc2
・クロンマー:管楽八重奏曲ハ長調 Op.76
・クロンマー:管楽八重奏曲変ホ長調 Op.71
・クロンマー:管楽八重奏曲ヘ長調 Op.57
・クロンマー:管楽八重奏曲 Op.78

 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

 録音時期:1990年11月
 録音場所:ロイトリンゲン=ゲニンゲン教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ウィーン古典派の作曲家、フランツ・クロンマー[1759-1831]は、貴族の楽長を務め、晩年は皇室専属作曲家の称号を得た多作な作曲家。主にクラリネット協奏曲や管楽器アンサンブルの作品で知られており、ハルモニームジークはその代表作とも言われています。


Disc3
・モーツァルト:『後宮からの逃走』ハルモニームジーク
 Overture
 No.1. Hier Soll Ich Dich Denn Sehen
 No.2. Solche Hergelaufne Laffen
 No.3. O Wie Angstlich, O Wie Feurig
 No.4. Doch Wie Schnell Schwand Meine Freude
 No.5. Durch Zartlichkeit Und Schmeichein
 No.6. Ich Gehe, Doch Rate Ich Dir
 No.7. Martern Aller Arten
 No.8. Welche Wonne, Welche Lust
 No.9. Friech Zum Kampfe
 No.10. Vivat Bacchus! Bacchus Lebe!
 No.11. Wenn Der Freude Tranen Fliessen
 No.12. Ach, Belmonte! Ach, Mein Leben!
 No.13. Ich Baue Ganz Auf Deine Starke
 No.14. O, Wie Will Ich Triumphieren
 No.15. Adagio Recitativo: Welch Ein Geschick!
 No.16. Finale: Nie Werd' Ich Deine Huld Verkennen

 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

 録音時期:1990年2月
 録音場所:ハノーファー、聖ニコライ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

『後宮からの逃走』のハルモニームジークといえば、ヨハン・ネポムク・ヴェントのヴァージョンが有名ですが、ここでは、ドナウエッシンゲンで発見された、フランツ・ヨーゼフ・ロジナック[1748-1823]が編曲したヴァージョンを用いています。


Disc4
・モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調 K.361『グラン・パルティータ』

 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

 録音時期:1991年7月
 録音場所:スイス、ヴェラ、プライス教区教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

13管楽器のために書かれた大曲ということで、8人編成版も存在するものの、ここでは13人編成で演奏しています。メンバーは、オーボエが、ディートヘルム・ヨナスとアルブレヒト・マイヤー、クラリネットが、ザビーネ・マイヤーとカール=テオ・アドラー、バセット・ホルンが、ライナー・ヴェーレとヨアヒム・クレム、ホルンがブルーノ・シュナイダーとクラウス・フリッシュ、ディートマール・ウルリヒ、リヒャルト・シュナイダー、ファゴットが、セルジオ・アッツォリーニとゲオルク・クリュッチュ、コントラバス・ファゴットがクラウス・ローラーと実に豪華。

Disc5
・ドヴォルザーク:管楽セレナード ニ短調 Op.44
・ミスリヴェチェク:管楽八重奏曲第1番変ホ長調
・ミスリヴェチェク:管楽八重奏曲第2番変ホ長調
・ミスリヴェチェク:管楽八重奏曲第3番変ロ長調

 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

 録音時期:1994年9月
 録音場所:スイス、ラ・ショー=ド=フォン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc6
・モーツァルト:セレナード第11番変ホ長調 K.375
・モーツァルト:セレナード第12番ハ短調 K.388『ナハトムジーク』

 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

 録音時期:1996年11月
 録音場所:ロンドン、アビーロード・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ウィーン時代のモーツァルトが、当地で流行のスタイルに合わせて書いた管楽器のためのセレナード。第11番は宮廷画家の家族のためのものでヒッケル邸などで演奏。第12番はリヒテンシュタイン侯の楽団のために書かれており、モーツァルトのセレナード唯一の短調作品ということと、バッハやヘンデルの影響があらわれている点が特徴的。のちに弦楽五重奏曲第2番ハ短調K.406(516b)に編曲されてもいます。

Disc7
・ベートーヴェン:八重奏曲変ホ長調 Op.103a
・ベートーヴェン:ロンディーノ変ホ長調 WoO.25
・ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調 Op.20
 (ドゥルシェツキーによる管楽九重奏版)

 ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

 録音時期:1988年9月
 録音場所:ロンドン、アビーロード・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sinfonie NR 7 A-Dur Op 92 Arr Fur Blaserensemble: I Poco Sostenuto - Vivace
  • 02. Sinfonie NR 7 A-Dur Op 92 Arr Fur Blaserensemble: II Allegretto
  • 03. Sinfonie NR 7 A-Dur Op 92 Arr Fur Blaserensemble: III Presto
  • 04. Sinfonie NR 7 A-Dur Op 92 Arr Fur Blaserensemble: IV Allegro Con Brio
  • 05. Sinfonie NR 8 F-Dur Op 93 Arr Fur Blaserensemble: I Allegro Vivace E Con Brio - Blaserensemble Sabine Meyer/Gerd Berg
  • 06. Sinfonie NR 8 F-Dur Op 93 Arr Fur Blaserensemble: II Allegretto Scherazando - Blaserensemble Sabine Meyer/Gerd Berg
  • 07. Sinfonie NR 8 F-Dur Op 93 Arr Fur Blaserensemble: III Tempo Di Menuetto - Blaserensemble Sabine Meyer/Gerd Berg
  • 08. Sinfonie NR 8 F-Dur Op 93 Arr Fur Blaserensemble: IV Allegro Vivace - Blaserensemble Sabine Meyer/Gerd Berg

ディスク   2

  • 01. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita C-Dur Op 76: I Allegro Con Brio
  • 02. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita C-Dur Op 76: II Adagio
  • 03. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita C-Dur Op 76: III Menuetto (Allegretto)
  • 04. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita C-Dur Op 76: IV Allegro
  • 05. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita Es-Dur Op 71: I Allegro Moderato
  • 06. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita Es-Dur Op 71: II Menuetto (Allegretto)
  • 07. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita Es-Dur Op 71: III Andante (Allegretto)
  • 08. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita Es-Dur Op 71: IV Adagio - la Chasse
  • 09. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita (Oktett-Partita) F-Dur Op 57: I Allegro Vivace
  • 10. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita (Oktett-Partita) F-Dur Op 57: II Minuetto (Presto)
  • 11. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita (Oktett-Partita) F-Dur Op 57: III Adagio
  • 12. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita (Oktett-Partita) F-Dur Op 57: IV Alla Polacca
  • 13. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita B-Dur Op 78: I Allegro Moderato
  • 14. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita B-Dur Op 78: II Menuetto (Moderato)
  • 15. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita B-Dur Op 78: III Adagio
  • 16. Partiten Fur 8 Blaser Opp 76, 71, 57 & 78 (Blaseroktette), Partita B-Dur Op 78: IV Presto

総合評価

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投稿日:2017/05/17 (水)

ハルモニームジークの粋を聴く ベートーヴェンの快速テンポに霧が晴れた思いが広がり 一気に山頂に駆け上がった心境だ 三枚のモーツァルトからその天賦の才が特別だったことが改めて知れて面白かった 管楽器だけの合奏であればこそ音楽の構造が透視図のようにしかも豊かなソノリティに包まれて眼前に提示された これは天恵以外何ものでもない 人が息を吹き込んで鳴らす管楽器はより直截人声の趣が濃い ザビーネ・マイヤーBEはタンギングが柔らかく音色が美しい 破裂音や濁音がないから流れ出る音楽は柔らかい 広がるハーモニーの余韻が深く心地よい モーツァルトの最後の3セレナードもクロンマーもそして勿論ベートーヴェンは聞き物だが 最大の収穫はドヴォルジャークのセレナードだ 弦楽に比してこの管楽セレナードは聴く機会もディスクも希少だ 低弦が加わった効あり一際管楽が美しく鳴りきっている しかも名曲 これほどの演奏は生涯に何度も聞けるものではない ご一聴を 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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投稿日:2016/04/22 (金)

かのSM事件の当事者であるが、いや はや なかなか上手じゃないですか。 アンサンブルのイロハ+αですね。快適・軽快・合奏・和音・響き ともに良好です。何故安くなってしまったのかわかりません。超お買い得です。 編曲の妙もあるのかも知れませんが、ベートーベン等はアンサンブルより小編成オーケストラと言っても良いくらいの出来です(ちょっと褒めすぎかも)。

氷の丈二 さん | 山梨県 | 不明

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投稿日:2015/10/16 (金)

ザビーネ・マイヤーをバイエルン放響から引き抜いてベルリン・フィルに入団させようとしたのは亡くなったカラヤンだったが、当時の団員全員の意思で否決された。その理由は楽団の管楽に必要とされる「厚みと融合性に欠ける」ということだったが、彼女のその後の演奏を聴いてみるとそんなことはなく、団員のいわれのない差別意識ゆえであったことが今となっては良く分かる。  エリート意識に凝り固まった彼らは、格下!楽団の、若い女性の!クラリネット奏者を、あの名人カールライスターと同格の!首席につけるなんて、到底許すことができなかったのだろう。  ここに収められた彼女が主宰する管楽アンサンブルによるモザールやベートーヴェン、ドボルザークなどの7枚のCDでの演奏でも、メンバーたちとリラックスしながら融合する彼女の部厚いクラリネットをたっぷり楽しむことができる。

あまでうす さん | 神奈川県 | 不明

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