マスコミ・セクハラ白書

Wimn

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163911526
ISBN 10 : 4163911529
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
WiMN ,  
追加情報
:
342p;19

内容詳細

「胸触っていい?」「抱きしめていい?」財務省幹部から、テレビ朝日の女性記者が言われた言葉だ。この記者と、自分を重ねた女性たちがいた。他人のセクハラを取材してきた「私たち」こそが、当事者だった!もう黙ることはしない―。決意の告白、社会時評、そして主要メディアのセクハラ対策調査を、これからペンを持とうとする女性たちへ贈りたい。

目次 : 第1章 私たちのこと(聞く/ 語る)/ 第2章 コラム―社会時評(「人権派」広河隆一氏事件―被害女性たちは投げかける/ 就活セクハラ720人アンケート―就活生を「ブルーオーシャン」にさせるな/ セクシュアルハラスメント「禁止」の法制化―改正均等法でも被害者は救われない/ メディア業界のセクハラ問題―タブーの時代に戻らせない/ 医学部入試の女性差別問題―下駄を履かずに裸足で歩く ほか)/ 第3章 メディア・アンケート(アンケート/回答/ アンケート結果分析―地方紙に決断と工夫が見られる)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • katoyann さん

    新聞記者やフリーライターなどメディアで働く女性が仕事でセクシュアル・ハラスメントの被害を受けた体験をまとめた本。新聞協会によると女性記者比率は21.5%と低く、メディアはまだまだ女性差別的な雰囲気が残る職場環境だという。女性記者の49%がセクハラ被害に遭ったというデータもあるが、事例からは取材先で性被害に遭っても揉み消そうとする同僚や上司の男性の無理解が分かる。メディア業界がまず働き手である女性を差別しているから、ジェンダーセンシティブな情報発信もできないし、性被害に対して甘い認識になるのだと思った。

  • 晴柊のばあば さん

    自分や知人の経験と重なるところもあるから、追体験しているようで読んでいて辛かった。雇均法前後雇用の同世代の、こんなにたくさんの女性たちが書いていることに勇気づけられる。望月さんが言うように、「怒りをきちんと伝えないと相手はつけあがる」。私も責任を感じるひとりです。

  • 工藤俊悟 さん

    ●セクハラをされて、「ふざけんじゃねえ!」とキレて、その後も仲良くなって仕事の付き合いがある(望月記者)●ショックだったのはその発言より、聞いている男性記者たちの態度だった●揺子は、本当のリスペクトは欲しくないの?●涙をこぼすと満足げな表情になって解放される。今から思えば、格好の酒のサカナ。ガールズバーにでも行かないと会話できない大学出たての女に説教して、おじさん方はさぞ気持ちよかっただろうと思う○「権力と闘う」ことも大事だが、身近なセクハラを止めるような「半径5b以内の正義」を大事にしたい

  • takao さん

    ふむ

  • ざび さん

    凄まじいばかりの実例談。実名でのレビューもある。 これはマスコミだけを対象とした事例。最近の報道を見ると教師やその他の公務員でも全く無くなっていないのではないなと思わされる。 ほとんどの男は当たり前のことと思っているのが凄い。 財務事務次官の事件でも、仕事はできるという報道があったが、やったことは犯罪。麻生はセクハラ罪はないと言っていたが、根っこはこういうところにある。

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