Waleの2年弱ぶり4作目。引き続きMMGからのリリースである。2008年リリースのMix Tape About Nothingの続き的位置づけもあるようだが、Seinfeld というコメディから着想を得ているとのこと。主人公のSeinfeld自身もナレーションでう数曲参加している。ただ、そのような前提を知らなくても十分楽しめるアルバムになっている。Trackは唄のパートが、半分近くまで増えて、どれもがメロディアスでメローなので、心地よい。Waleもだみ声気味で味のある歌声を随所で聴かせてくれる。もちろん、本職のRapのほうも力強くて、安定している。R&B好きの人にも聞いてほしいアルバムである。