CD 輸入盤

イギリスのヴィオラとオーケストラのための作品集 ヘレン・カルス、マーク・タディ&ニュージーランド交響楽団

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573876
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

英国のヴィオラとオーケストラのための作品集

20世紀の英国でヴィオラのための作品が数多く生まれたのは、名手プリムローズとターティスの存在に拠るところが大きいでしょう。とりわけターティスは、比較的「地味な楽器」であったヴィオラの音色を愛し、わざと大き目の楽器を製作。温かく豊かな音色を奏でたことで知られています。
 このアルバムに収録されている4つの作品はどれもターティスのために作曲されましたが、ウォルトンの協奏曲だけはモダン過ぎてターティスの好みにあわなかったようで、結局、初演のソリストはヒンデミットが務めました。確かにこの作品は近代的ですが、第1楽章での抒情性や、民謡風のメロディが印象的な第3楽章はとても親しみやすく、ターティスも後になって作品の真価を認め、自らのレパートリーに加えたということです。他の3曲もヴィオラの魅力が存分に生かされており、素朴な雰囲気のヴォーン・ウィリアムズの『組曲』、悲痛な美しさに耳を奪われるハウエルズの『エレジー』、終楽章での長大なカデンツァが見事なボーエンの『協奏曲』と、どの曲も聴きどころたっぷりです。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラと小オーケストラのための組曲 (1934)
2. ハウエルズ:エレジー Op.15〜弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための
3. ウォルトン:ヴィオラ協奏曲 (1929/1962年版)
4. ボーエン:ヴィオラ協奏曲ハ短調 Op.25 (1907)


 ヘレン・カルス(ヴィオラ:1,3,4)
 ヴェサ=マッティ・レッパネン(第1ヴァイオリン:2)
 デイヴィッド・ギリング(第2ヴァイオリン:2)
 ヴィヴヤン・イェンドル(ヴィオラ:2)
 デイヴィッド・チッケリング(チェロ:2)
 ニュージーランド交響楽団
 マーク・タディ(指揮)

 録音時期:2005年2月9-11日
 録音場所:the Michael Fowler Centre Auditorium, Wellington, New Zealand
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

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特にウォルトンのヴィオラ協奏曲がすばらし...

投稿日:2020/04/05 (日)

特にウォルトンのヴィオラ協奏曲がすばらしいです。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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これは素晴らしい そして美しい ライオネ...

投稿日:2018/06/16 (土)

これは素晴らしい そして美しい ライオネル・ターティスのために書かれたヴィオラ作品だという ヴィオラを称揚するとは如何にもイギリス人らしい 地味な性向の中にも美を見出し愛でる気質をわたしも愛する 20世紀イギリスには優れたヴィオラ奏者が多々現れた 実はわたしたち同胞からも多くの名ヴィオラ奏者が出ている 今井信子だけではない オーケストラを聴く時ヴィオラ・パートに耳傾ける クァルテットもヴィオラが鍵を握っている カルスのヴィオラはよく鳴りよく歌う タディ指揮ニュージーランドSOも好い 4つの作品が聴けるが 何と言ってもRVWとウォルトンが味わい深い RVWの情緒と抒情に心とらわれない人はいない ヒンデミットが初演したウォルトンの協奏曲は音楽の見事さに圧倒されそうだ ヴィオラ独奏付き交響曲といっていい 日本の多くのオーケストラに一言 ベルリンpoのように全員がターティス型ヴィオラを使うべきだ 朋よ聴いてみて あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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