SACD 輸入盤

『忘れられたロマンス〜リスト、グラズノフ、ヴィエニャフスキ、ヴュータン、コダーイ、他』 タベア・ツィンマーマン、トーマス・ホッペ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MYR014
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


タベア・ツィンマーマン/忘れられたロマンス

名手、タベア・ツィンマーマンによるヴィオラ小品集。アルバム・タイトルの「忘れられたロマンス」は、収録作品中のフランツ・リストによる曲の名前で、忘れられた作品を集めたアルバムというわけではなく、グラズノフやヴュータン、ヴィエニャフスキの人気曲も収められ、ヴィオラの深い音色、多彩な表現力を満喫できる内容となっています。
 特にコダーイのアダージョは感銘深い仕上がりで、コダーイ自身が、もしこの曲の後もこうした様式で曲を書いていたら、自分の作曲はもっと早く評判になったのではないかと語るほどの自信作であることを窺わせる見事な仕上がりとなっています。
 個性派エンジニアでもあるシュテファン・カーエンが設立したドイツの小さなレーベル、ミリオス(MYRIOS)の録音は相変わらず高水準で、ここでも素晴らしいヴィオラの音を聴くことができます。

【収録曲について】
アルバム・タイトルにもなったリストの曲は、もともとはリストが31歳の時に書いた歌曲をもとに、5年後にピアノ曲「ロマンス」として作曲するものの、なぜか出版されることは無く長いあいだ「忘れられ」、32年後になってようやく出版社から出版の意思を打診された際に、リストが改めてヴィオラとピアノのために書き直し、タイトルも「忘れられたロマンス」として世に出ることになったという美しい作品(その後、ピアノ版、ヴァイオリン&ピアノ版も登場)。
 アルバム冒頭を飾るハンス・ジット[1850-1922]による『6つのアルバムの小品』も親しみやすい佳曲。ジットはボヘミア出身のヴァイオリニスト兼作曲家で、グリーグの『ノルウェー舞曲』の管弦楽版を作った人物でもあります。
 グラズノフの『エレジー』はヴィオラの人気曲。哀愁たっぷりのロシア的な旋律がたまりません。
 盲目の作曲家、ヴィエルヌはオルガン作品で有名ですが、ここに収められた『2つの小品』は、若き日にヴィオラとピアノのための書いた魅力的な作品です。
 ヴュータンの『エレジー』はヴィオラの人気曲。悲しい情感をヴィオラ独特の音色で表現した傑作です。
 ヴィエニャフスキの『夢』は、ヴィエニャフスキ最後の作品で唯一のヴィオラ作品となるもので、これも美しい旋律により人気のある作品です。
 クライスラーの『ロマンス』と『オーカッサンとニコレット』はヴァイオリンからの編曲作品。後者は中世風カンツォネッタと呼ばれる楽しい曲でどちらも人気があります。
 最後はコダーイの『アダージョ』。コダーイが民謡採譜活動をする前の民俗的ではないロマン主義的な作品で、もともとはヴィオラとピアノのために着想されていましたが、チェロ&ピアノ、ヴァイオリン&ピアノでも演奏可能とした作品です。若きコダーイの自信作で、その旋律のしっとりした美しさと抒情の深さ、そして力強さはヴィオラの魅力をフルに引き出しています。エンディング近く、『セヴィリアの理髪師』の「俺は町の何でも屋」のフィガロフィガロを彷彿とさせるパッセージも秀逸です。(HMV)

【収録情報】
● ジット:6つのアルバムの小品 Op.39
● グラズノフ:エレジー Op.44
● ヴィエルヌ:2つの小品(伝説/夕べ)
● ヴュータン:エレジー Op.30
● ヴィエニャフスキ:夢
● リスト:忘れられたロマンス
● クライスラー:ロマンス
● クライスラー:オーカッサンとニコレット
● コダーイ:アダージョ (1905)

 タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
 トーマス・ホッペ(ピアノ)

 録音時期:2014年12月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
だいぶ以前に購入したが、今回HPを見てびっ...

投稿日:2016/12/29 (木)

だいぶ以前に購入したが、今回HPを見てびっくり、誰もレビューを書いていない。こんな素晴らしい盤についてどうして誰も書かないのか。 まず、ヴィオラのくすんだ憂いのある音色がすばらしい。バスをほうふつするチェロの響きもいいが、このアルバムに聞くようなヴィオラの音もなかなかのもの。ヴィオラのレパートリーにどんなものがあるのかよくわからないので、選曲がどうのこうのは判断できない。そんな理屈は抜きにして音とメロディーに「はまる」ことうけあい。グラズノフとヴュータンのエレジー、コダーイのアダージオなど、短調系の愁いを帯びた楽曲は本当にここでしか聞けない世界。バシュメットのSONYの曲集がヴィオラの多彩な機能美を聞かせるものだとすれば、こちらは情緒的なヴィオラの魅力を伝えるもの。バシュメッとも素晴らしいが、私の愛聴盤はツィマーマンかな。

シロクン さん | 新潟県 | 不明

0

室内楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品