Sound Storing Machines: The First 78rpm Records From Japan 1903-1912 (アナログレコード)

日本で録音された最初期のSP音源が SUBLIME FREQUENCIES の手により復刻!!! 19世紀の日本文化を垣間見ることのできる極めて貴重な録音です。

今日我々が収集し取りつかれているフラット・ディスクレコードは、1890年代後半に誕生したものであるが、アジアにおける最初の商用録音は1903年、グラモフォン社(後の HIS MASTER'S VOICE)のために世界中を旅した伝説的なプロデューサー兼レコーディング・エンジニアのフレッド・ガイスバーグによって日本で行われたものだとされている。

ロシア・中国との戦争、第二次世界大戦、近代化、西洋のメディアの猛攻撃。そんな激動の時代を潜り抜けたレコードの中から厳選されたトラックを収録。内容は雅楽、尺八、三味線、読み聞かせ、民謡など様々で、極めて簡素なものから複雑な構造を持つもの、なじみ深いものからエイリアンのように感じられるものまで、世界に門戸を開き始めたばかりの当時の日本を実に鮮明に記録している。19世紀の日本文化を垣間見ることができると同時に、録音業界の黎明期における極めて貴重な録音と言えるだろう。

選曲/ライナーノーツはこれまでにも『Indian Talking Machine』『Victrola Favorites』『Climax Golden Twins』『Phi Ta Khon: Ghosts of Isan』『This World is Unreal Like a Snake in a Rope』などを手掛けたロバート・ミルズ。

（メーカーインフォメーションより）