音楽は社会の声である聴衆と演奏家との緊張関係の上に成立する。だからバンドばかり責めるには当たらない。さて、本作はポップに流れて大抵手痛く失望させられる伝説的バンドの復活作のなかにあって上出来だと思う。何より胸いっぱいの感情をせつせつと歌い上げるハミルの声がさすがである。自分ひとりの思い入れかも知れないが、後期ＶＤＧＧはブリティッシュ・ロックに付いた最終符だと思っている。それを彷彿させる。

スペーシーかつミステリアス、アグレッシヴ、瞑想的ですらある。ＶＤＧＧの真骨頂はここから始まる、ただ「最高傑作」は、ないでしょう！

ここからＶＤＧ名義の『ヴァイタル』までが買い、間違いなし！

まだＶＤＧＧとして発展途上の段階。いい線行っているが、無理して購入する必要はない水準だろう。最近は埋れがちのいい作品がいくらでもＣＤ、ＤＶＤ化されるので蒐集癖に走らないほうがいい。

ﾌﾟﾛｸﾞﾚｯｼｳﾞ･ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ､VAN DER GRAAF GENERATORの3rd｡ﾋﾟｰﾀｰ･ﾊﾐﾙの作り出すｽﾍﾟｰｼｰな音世界は､入り組んだ曲展開を感じさせつつも非常に馴染みやすいﾒﾛﾃﾞｨに溢れている♪ｱｺｷﾞ､ﾋﾟｱﾉ､ｵﾙｶﾞﾝ､ﾌﾙｰﾄ､ｻｯｸｽ等様々な音色を使いながら､静と動のｺﾝﾄﾗｽﾄを見事に描きだした一枚☆

これかったら、CCCDでした。どこにもそんなこと書いてないのに！だまされた〜。返品します。

この時期のｳﾞｧﾝﾀﾞｰｸﾞﾗﾌって、スミスのｳﾞｧｲｵﾘﾝやポッ ターのｳｴｯﾄﾝばりのﾍﾞｰｽに より、戦慄やﾚｯﾄﾞ期のｸﾘ ﾑｿﾞﾝみたいだ。あと、2.3枚 はｱﾙﾊﾞﾑ出して欲しかったな 。再結成時のﾒﾝﾂもいいが、 この時期のﾒﾝﾂでもう一回や って欲しいと思ってるのは 俺だけではないだろう。

ハミルの（心を込めて吐き捨てるような）ボーカルを聴きたいならこのアルバムかな？静かぁに歌うンだけどね、どの音よりも目立ってる。

ポーンハーツも確かに凄いとは思うンだけど、ハミルのかもし出す狂気は再出発後の特にこのアルバムで最高頂に達してる気がする。 ん〜、かっこよくイカれてます。

あんまり良くない 聞いても記憶に残る曲ない インストは本人達の勘違い 昔の輝きはない 再結成は必要なかった