もうひとつの“夜と霧” ビルケンヴァルトの共時空間

V・e・フランクル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623079360
ISBN 10 : 4623079368
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
193p;20

内容詳細

同じ過ちを繰り返してはならない。フランクルの残した創作劇、初の邦訳刊行。『夜と霧』の内容がリアルに戯曲化、人間の真実の生き方や在り方、宗教的・形而上学的真理や文明批判が込められた。

目次 : 第1部 ビルケンヴァルトの共時空間(『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』、その成り立ち/ フランクル作『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』/ 先行研究およびフランクル自身の作品解説)/ 第2部 フランクルの思想を読み解く(フランクル著『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』に込められた想い/ 思想劇に登場する人物について/ 思想劇に登場する哲学者たちについて/ フランクルが理解する旧約聖書「カインの印」/ フランクル心理学の基本的な考え方/ フランクルの実存思想)

【著者紹介】
諸富祥彦 : 1963年生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授教育学博士、臨床心理士、日本トランスパーソナル学会会長、気づきと学びの心理学研究会“アウエアネス”代表

広岡義之 : 1958年生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得満期退学。現在、神戸親和女子大学発達科学部教授、博士(教育学)

林嵜伸二 : 1971年生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程(文化地域環境学専攻)単位取得退学。現在、京都大学ほか非常勤講師。論文「カフカ文学における異文化性とユダヤ性―一九一四年成立の『流刑地にて』とアメリカ小説『失踪者』断章を手がかりに」『オーストリア文学29』、2013年(第11回日本オーストリア文学会賞(論文部門)受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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