イントロのあの音は勿論、美し過ぎる。ただ曲の途中部分が無機質に延々と続くので少し退屈に思った。これがeverything everythingで聴くとビートも構成もとんでもなくカッコよいものになってます。

ムショから出てら2003バージョンなんて出てやがった。 なんだよコレ！しけてんじゃねーかよ。 こんなんアンダーじゃねー。 バカヤロが

ジャンルどうこうとかダレン云々は関係なく、単純に今までより敷居が低くなり、より多くの人に届く良作になったと思う。ポップであってなにが悪い！といい意味で開き直ってる感じが爽快。

'96年発表｡2nd｡ﾃｸﾉやﾛｯｸ､ﾀﾞﾝｽといったｼﾞｬﾝﾙの壁を越えたﾎﾞｰﾀﾞｰﾚｽなｻｳﾝﾄﾞ｡

この作品は一曲一曲が、というよりもアルバム全体の流れが素晴らしい。無駄に熱くないカッコよさがある。ギターも使うダンスアクト、クールじゃないですか！

ﾘｽﾞﾑの蓄積から生まれるﾄﾘｯﾌﾟ感とｱﾝﾋﾞｴﾝｽなﾑｰﾄﾞの浮遊感｡空間の使い方に落着きの有る余裕を感じる｡規則的に淡々と配置された筈の重層的な音の羅列に肉体的な感触を覚える｡この感触は今まで彼等が体現してきた手触りだが､より近い距離でｺﾝﾊﾟｸﾄに響いて来る良作｡

このままunderworldの最高峰になる可能性が非常に高いのでは。ダレン在籍うんぬんではなく、一枚の作品としてとても素晴らしい出来。で、moaner最悪説、それはただの好き嫌いなので別にいいのですが、liveで聴く音楽では無い？？レイヴカルチャーから生まれ、クラブで使われ育ち、地球上で最も人を踊らせているであろうライヴアクトを、ライヴで聴かない理由とは？？行った事あるのか知りませんが、その考え方、もったいないですね。機会あれば騙されたと思ってスピーカーど真ん前にmoanerを聴きに行ってみては？

やっぱり、彼らはロマンチックだな。

一曲一曲粒が立ってる。Moanerに関しては、締めくくりにとてもいいように思う。ダサいとは思わんかった。

理屈ぬきでいいというのはこういう音楽。 全ての音楽ﾌｧﾝへ