Throbbing Gristle (スロッビング・グリッスル)

Throbbing Gristle (スロッビング・グリッスル) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

32件
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  • ’79年発表。“脈打つ男根”という名前を掲げたスロッ...

    投稿日:2015/08/01

    ’79年発表。“脈打つ男根”という名前を掲げたスロッビング・グリッスル。ピーター・クリストファーソンはあのヒプノシスのメンバーだった、と書くだけでプログレ者の関心を引きそうだけど、彼らは単なるロック・グループではない。ジェネシス・P・オリッジは元々メイル・アートやパフォーマンスをやっていたし、紅一点のコージーはヌード・モデルだった。つまり、メンバーに正式なミュージシャンはクリス・カーターしかいないのだ。手法的に導入されているのはエレクトロ・ポップだが、情報社会における戦略を重視していた彼らにとって、それは羊の皮のようなもの。工業化社会におけるBGMを目指したパロディ精神と毒に溢れたヤバい1枚。

    madman さん

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  • '07年発表。元来ねじれているものが好きなのだが、彼ら...

    投稿日:2010/04/19

    '07年発表。元来ねじれているものが好きなのだが、彼らが提示するのは徹頭徹尾"ねじれ"そのもの。アンダーグラウンドに潜行する自らのレーベルを"産業(インダストリアル)"レコーズと名づけ"産業的な人々のための産業音楽"を標榜する。歪んだエレクトロニクスと、フリー・フォームな楽器演奏、現実音、肉声が、重層的によじれ、はがれ落ち、簡素に持続していく。そして、ときにいやらしいまでのポップ性(というか、いやらしいポップ性)を発揮する。70年代後半のパンクの時代、それは絶大なインパクトを備えていた。私の人格形成にも大きな影響を与えた(笑)。そんな彼らの27年ぶり、もしくは28年ぶりのオリジナル・スタジオ・レコーディング・アルバム。興奮を逆なでしつつ、高めていくような、生暖かいぬめりに満ちている。同時に、身震いするほど冷徹。まさにTGの世界だ。

    madman さん

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  • 1. Oundle School/ Heathen Earth 2. Sheffield Un...

    投稿日:2008/07/26

    1. Oundle School/ Heathen Earth 2. Sheffield University/ Rafters Club,Manchester 3. The lyceum,London/ Kezer Pavilion,San Francisco plus Derek Jarman's short film 4. TG24 The Cabinet Gallery Exhibition 5. RE-TG The Astoria Theatre 6. All Tomorrow's Parties at Camber Sands 7. Turin,Italy ジェネシスは性転換したの? 声はむかしのまんまだけど… 高価だけど好きなヒトには値段相応かと思います

    けんと さん

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  • 随分と大人しくなった、様式に収まってしまったと言っ...

    投稿日:2007/09/06

    随分と大人しくなった、様式に収まってしまったと言ってしまえばそれまでだが、でもTG。執拗に埋められた地雷のごとく要所要所に毒と狂気が込めてある。ぱっと見の過激さは若い世代に任せ、オリジネーターたる自分達は純度を高めたといったところか。できることなら、彼らが元気なうちに日本でその姿を目の当たりにしたいところ。そしてやる気のあるうちに「最終兵器」を作ってもらいたい。

    Spur-kee さん

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  • 溢れるノイズコラージュに日常会話?etcその音像はショートフィルムの...

    投稿日:2007/07/23

    溢れるノイズコラージュに日常会話?etcその音像はショートフィルムの映画の様。曲名や音の意味などアーティストの狙い通りにイメージ理解し聴けているかは自信ない(苦笑)ですが、自分なりの想像で聴いてノイズってます♪

    スラッチャバンバンビガロ さん

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  • 『スログリ』初体験です。人間界と地獄を行ったり来たりし...

    投稿日:2007/06/02

    『スログリ』初体験です。人間界と地獄を行ったり来たりしているような感覚で面白いゥノイズ系の音って展開が予測つきませんね。聴く人によってはある意味ヒーリングMUSICに値しそう。大音量とヘッドフォン両方で体験すべき(^_-)-☆ あっ、でも「We Hate You」は大音量でイッちゃいましょう

    笑窪 さん

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  • 原点としての「インダストリアルミュージック」の創始者であるジェネ...

    投稿日:2007/04/27

    原点としての「インダストリアルミュージック」の創始者であるジェネシス率いるTG。彼等の用いた「インダストリアル」とは自らを「産業音楽として垂れ流される」存在であると定義したアイロニーであり、痛烈な風刺と擬態、普遍化したパブリックイメージに自らを晒す自虐的な行為を高度な戦略と政治信条に掲げた運動体の総称であった。今に言う「インダス」というジャンルとはまったく違うものであり、そもそもオリジナルのインダストリアルミュージックとはTG、同時代のやはり政治的な活動を信条としたSPK、ホワイトハウスといったいわゆる"ノイズミュージック"と呼称されていた連中に使われたのが最初である。TGの終焉によってノイズ/インダストリアルは急激に求心力を失い、思想ではなく手法、方法論にシフトしていく。彼等が定義し実践したオリジナルのインダストリアルミュージックは現在、影も形もない。

    プラトニック1号aki さん

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  • さすがインダストリアルの帝王、4人集まるとすごいの...

    投稿日:2007/04/22

    さすがインダストリアルの帝王、4人集まるとすごいのが出来ますね、期待していなかった分良かったです。いい意味で何も変わっていない。今の時代にアップデートした感じ、アンビエントからハードインダストリアルノイズまでジェネPの声もかっこいいです。ナインインチネールズのワンパターンの新作より楽しめました。

    コバルト60 さん

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  • '78年発表。TGいや、ノイズ/インダストリアル史上最高傑作。アルバム...

    投稿日:2006/12/03

    '78年発表。TGいや、ノイズ/インダストリアル史上最高傑作。アルバムのバランス、ノイジー度、暗黒度、聴き易さ(ノイズだけど)、ユーモア・センス。非の打ち所がない。これと、SPK「Information Overlood Unit」、「Auto Da fe」はノイズ入門にピッタリ。

    CITYPOP さん

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  • '79年発表。YMO時代の坂本 B2-UNIT 龍一教授が、お気に...

    投稿日:2006/12/03

    '79年発表。YMO時代の坂本 B2-UNIT 龍一教授が、お気に入りのアルバムとして挙げ、一躍有名になって「しまった」TGの代表的アルバム。音の方は、自殺の名所で、実に楽しそうに笑うメンバーのジャケが象徴している。ちなみに、ジャズもファンクのカケラも微塵も入っておりません…。

    CYBERPOP さん

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