CD 輸入盤

ペーター・アンダース名唱集(10CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
233506
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ペーター・アンダース/名唱集(10CD)

【収録情報】
・レハール:喜歌劇「微笑みの国」よりアリア
・カールマン:喜歌劇「伯爵家令嬢マリツァ」よりアリア
・カールマン:歌劇「チャールダーシュ侯爵夫人」よりアリア
・レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」よりアリア
・ミレッカー:喜歌劇「乞食学生」よりアリア
・J.シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」よりアリア
・ツェラー:歌劇「小鳥売り」よりアリア
・J.シュトラウスII:歌劇「ヴェネチアの一夜」よりアリア
・J.シュトラウスII:喜歌劇「ジプシー男爵」よりアリア
・スメタナ:歌劇「売られた花嫁」よりアリア
・ワーグナー:歌劇「ローエングリン」よりアリア
・プッチーニ:歌劇「トスカ」よりアリア
・ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」よりアリア
・プッチーニ:歌劇「ボエーム」よりアリア
・ヴェルディ:歌劇「椿姫」よりアリア
・ビゼー:歌劇「カルメン」よりアリア
・オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」よりアリア
・R.シュトラウス、マルシュナー、ヴォルフ、シューベルト、シューマン、ブラームスの歌曲より

 ペーター・アンダース(テノール)

 1933年〜54年録音

ユーザーレビュー

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ドイツのテノール歌手、ペーター・アンダー...

投稿日:2020/08/07 (金)

ドイツのテノール歌手、ペーター・アンダースが残した録音から、喜歌劇、歌劇、リートを集めたCD。 古い音源を廉価盤で発売しているドイツのメンブランが発売した物。 基本的にどれも年代の割には音は良い方ではあるが、時折音割れする曲もある。 ボックス物で安いので解説書はないがこれは仕方ないだろう。 レパートリーは豊富なアンダースだったが、このボックスでは10枚中、5枚が喜歌劇の録音に割かれていて、中々興味深い。 それぞれのCDを簡単にレビューしようと思う。 CD 1→早速喜歌劇の一枚。 冒頭はフランツ・マルスツァレク指揮する管弦楽団による、オペラや流行歌を繋いだメドレーが収録されている他は、カールマンとレハール、J.シュトラウス、O.シュトラウスの喜歌劇を集めた物。 全曲盤からの抜粋が目立つが、当時盛んだった劇中の主要なメロディを繋いだメドレー形式のハイライト録音も目立つ。 このタイプの録音はあまり復刻されないので案外貴重。 一枚目という事もあってか飛び抜けて良い演奏はないが、指揮者にはブルーノ・ザイドラー=ヴィクラー、フランツ・マルスツァレク、ハンス・カルステ、歌手にはアニー・シュレム、ウィリー・ホフマン等が参加しており、当時のオペレッタ録音の最良の演奏陣が揃えられている。 CD 2→ツェラーやミレッカー、ファルやゲッツェのよく知られた作品、珍しい作品が収録。 ファル『空に響くヴァイオリンの調べ』の伸びやかなアンダースの歌声はこのディスクの聴きどころの一つ。 パウル・ブルクハルト指揮、バーデン=バーデン交響楽団が一曲ある以外は、フランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団、マルスツァレク管弦楽団による演奏。 CD 3→J.シュトラウスの3大オペレッタ『ジプシー男爵』 『こうもり』『ヴィネチアの一夜』を収録したもので、何も有名曲を繋いだメドレー形式での演奏。 演奏はフランツ・マルスツァレク指揮、管弦楽団&合唱団。 シュトライヒやクッシェなどの当時脂の載った歌手も参加して録音されたこのシュトラウスのハイライト集、マルスツァレクのツボを得たサポートもあって、中々。 マルスツァレクは3作品とも全曲もしくは準全曲盤を他に録音しているが、歌手だけならこちらも捨てがたい。 CD 4→ここからは戦前の録音。 こうもりとジプシー男爵は2回目の登場だが、バックはフルトヴェングラー時代にロイス指揮するベルリン・フィルハーモニーが担当しており、現在の同オケから聴けないローカルさが残ったサウンドが聴ける。 他にもシュルツェとのミレッカー等、この時代らしい個性的な演奏が多い。 CD 5→前半2曲を除いて戦前録音。 何とシュミット=イッセルシュテットが登場し、ルハールとカールマンを振っている。 これらの戦前録音はテレフンケン原盤で、かなり古い割によく録れている。 また1曲目の微笑みの国は最晩年のライブというのも珍しい。 CD 6→ここからは一般的に歌劇とされる作品で、アリアを中心に集められている。 全曲録音からの抜粋が多く、ローエングリンが良い。 指揮者陣はシュミット=ベルケ、F.ヴァルターと言ったオペレッタのマエストロから、ヘーガー、R.クラウス、グルーバーと当時のオペラ畑で活躍していたマエストロが登場している。 CD 7→こちらは全てイタリア物を集めたアルバムで、レオンカヴァルロ『衣装をつけろ』ドニゼッティ『愛の妙薬』プッチーニ『可愛がってくださいね』が良いと思う。 戦後と戦前の半々の録音で、アッカーマンやホルライザー、ローター等の往年のマエストロがバックを振っている。 CD 8→イタリア・オペラの続きとフランス・オペラ中心の一枚。 伴奏は6、7枚目と同じく、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、ミュンヘン放送管弦楽団等で、指揮はアッカーマン、ベルケ、ルートヴィッヒ、マルスツァレク等。 ただ、ドイツ語歌唱も多い。 最後のR.シュトラウスの管弦楽伴奏の歌曲は、ヴァルター・ルッチェ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団という豪華な物で、このCD8では1番良い演奏ではないだろうか。 CD 9→ここからは歌曲を集めた物。 ミヒャエル・ラウハイゼンのピアノ伴奏で収録されたこれらは、シューマンやヴォルフ等のドイツ歌曲を集めた物。 アンダースの歌声も見事だが、ラウハイゼンの繊細な伴奏も聴きどころ。 CD10→こちらは全曲シューベルトの歌曲を集めた内容。 戦後録音の春のおもいのみフーベルト・ギーゼン、他は9枚目と同じラウハイゼンによるピアノ伴奏で収録。 アンダースのドラマティックな歌唱が聴きどころで、伴奏も変わらず上手い。 CDは厚紙で出来た紙ケースと言われるタイプのものに収録されている。

レインボー さん | 不明 | 不明

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