CD 輸入盤

ジョン・マッコーマック アリア&歌曲集(4CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6827642
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

EMI CLASSICS ICON
ジョン・マッコーマック(4CD)
アリア&歌曲集


アイルランド生まれのテノール歌手、ジョン・マッコ―マック[1884-1945]は、SP時代に数多くの録音を行い、記録的なレコード売上を誇っていた世界的な人気歌手でした。その声はどこか素朴なあたたかみのある美しいもので、加えて絶妙な息づかいと発声によって、類い希なリリカルな表現力を獲得しており、イタリア・オペラからアイルランド民謡まで見事な歌唱で一貫、雰囲気豊かな独自の世界を築きあげていました。(HMV)

【収録情報】
Disc1
マスカーニ Pietro Mascagni (1863-1945)
1  歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より、シチリアーナ『おお、ローラ』(英語版)
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ Ruggero Leoncavallo (1857-1919)
2  歌劇『道化師』より、アリア『衣装をつけろ』(英語版)
ジャコモ・プッチーニ Giacomo Puccini (1858-1924)
3  歌劇『トスカ』第3幕より、アリア『星は光りぬ』
4  歌劇『ラ・ボエーム』第1幕より、『冷たい手を』
アンブロワーズ・トマ Ambroise Thomas (1811-1896)
5  歌劇『ミニョン』第3幕より、『彼女は知らない』(英語版)
ジョルジュ・ビゼー Georges Bizet (1838-1875)
6  歌劇『カルメン』第2幕より、花の歌『お前が投げたこの花を』(伊語版)
ガエターノ・ドニゼッティ Gaetano Donizetti (1797-1848)
7  歌劇『ラ・ファヴォリータ』第4幕より、『優しい心』
ジュゼッペ・ヴェルディ Giuseppe Verdi (1813-1901)
8  歌劇『アイーダ』第1幕より、『清きアイーダ』
9  歌劇『リゴレット』第1幕より、『あれかこれか』
10 歌劇『リゴレット』第3幕より、女心の歌『風の中の羽のように』
 録音:1907年(1-3)、1908年(4,5)、1909年(6-10) オデオン (ロンドン)
11 歌劇『リゴレット』第3幕より、『愛する美しい乙女』
シャルル・グノー Charles Gounod (1818-1893)
12 歌劇『ファウスト』第5幕より、終場の三重唱『警戒せよ!警戒せよ!』
 ソプラノ:ネリー・メルバ(11,12)、コントラルト:エドナ・ソーントン (11)
 バリトン:マリオ・サンマルコ(11,12)
 ニュー・シンフォニー・オーケストラ/ランドン・ロナルド
 録音:1910年5月12日 シティ・ロード (ロンドン)
ジョアキーノ・ロッシーニ Gioachino Rossini (1792-1868)
13 歌劇『セビリャの理髪師』第1幕より、『ああ、一番大事なことを忘れていた』
アミルカーレ・ポンキエッリ Amilcare Ponchielli (1834-1886)
14 歌劇『ラ・ジョコンダ』第1幕より、『バドエール、なんて夜だ』
…『おお、張りつめた心からほとばしり出る私の魂の叫び!』
 バリトン:マリオ・サンマルコ
 録音:1911年7月18日 シティ・ロード (ロンドン)
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ Ermanno Wolf-Ferrari (1876-1948)
15 歌劇『マドンナの首飾り』第1幕より、『子供の頃、病気で生死をさまよった』
 コントラルト:ルイーズ・カークビー=ラン
 録音:1912年7月15日 シティ・ロード (ロンドン)
ジョアキーノ・ロッシーニ Gioachino Rossini
16 二重唱曲『ラ・セレナータ』
 ソプラノ:エミー・デスティン
 録音:1911年7月18日 シティ・ロード (ロンドン)
アンドルー・チェリー Andrew Cherry (1762-1812)
17 歌曲『愛しいシャムロックちゃん』 Dear Little Shamrock
トゥールロホ・オ・カロラン Turlough O'Carolan (1670-1738)
18 歌曲『雪白の胸に覆われた真珠』 The Snowy Breasted Pearl
クラリベル (シャーロット・アリントン・バーナード) Claribel (1830-1869)
19 歌曲『エリンに戻ってきて』 Come Back to Erin
マイケル・ウィリアム・バルフ Michael William Balfe (1808-1870)
20 歌曲『キラネイ』 Killarney
アリシア・ニーダム Alicia Needham (1872-1945)
21 歌曲『私の黒いローザリーン』 My dark Rosaleen
アイルランド民謡
22 『私の愛しい人』 Savoureen Deelish
ダーモット・マクマラフ Dermot MacMurrough (1872-1943)
23 歌曲『アイリーン・アルーン』 Eileen Aroon
テノール:ジョン・マコーマック
録音:1906年7月4日 (17, 18)、1906年12月5日 (19, 20)、1907年6月1日(21)、
 1908年10月3日 (22)、1909年9月7日 (23) オデオン (ロンドン)

Disc2
ジャン=ポール・エジド・マルティーニ Jean-Paul Egide Martini (1741-1816)
1  『愛の喜び』 Plaisir d'amour
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1940年6月19日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
ジョージ・フリーデリック・ヘンデル George Frideric Handel (1685-1759)
オラトリオ『セメレ』 Semele
2  第2幕 第3場 エアー『あなたが何処を歩こうとも』 Where'er you walk
   歌劇『忠実な羊飼い』 Il pastor fido
3  第2幕 第3番 アリア『親愛なるアモール』 Caro amor
 指揮:ヴァルター・ゲーア Walter Goehr
 録音:1936年4月7日 ステュディオ1 アビー・ロード (ロンドン)
歌劇『アタランタ』 Atalanta (英語版)
4  第1幕 第1場 アリオーソ『愛しい森よ』 Come, my beloved (Cara selve)
 ピアノ伴奏:エドウィン・シュナイダー
 録音:1924年9月4日 ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart
5  歌曲『何と私は不幸なことか』O, what bitter grief is mine K 147
 (英語訳:マコーマック)
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1940年7月17日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
6  歌曲『静けさは微笑み』 Ridente la calma K 152
 録音:1924年9月19日 ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
フランツ・シューベルト Franz Schubert (1797-1828)
7 歌『シルヴィアとは』 Who is Sylvia D891 (英語版)
 録音:1927年9月2日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
ヨハネス・ブラームス Johannes Brahms (1833-1897)
8 歌曲集『4つの歌』 Op. 43 第2曲『五月の夜に』 Die Mainacht
9 歌曲集『低音のための6つの歌』 Op. 96 第2曲『野の寂しさ』 Feldeinsamkeit
 録音:1924年9月4日(7)、19日(9) ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
リヒャルト・シュトラウス Richard Strauss (1864-1949)
10 歌曲集『8つの歌』 Op. 10 第8曲『万霊節』 Allerseelen
 録音:1927年9月1日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
 以上、ピアノ伴奏:エドウィン・シュナイダー
11 歌曲集『4つの歌』 Op. 27 第4曲『明日の朝』
 ヴァイオリン:フリッツ・クライスラー
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1924年9月24日 ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
12 歌曲集『5つの素朴な歌』 Op. 21 第2曲『あなたは私の心の王冠』
 録音:1927年9月1日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
フーゴー・ヴォルフ Hugo Wolf (1860-1903)
13 『パウル・ハイゼによるイタリア歌曲集』第1部 第1曲『小さいものでも』
14 『スペイン歌曲集』宗教的 第9曲『主よ、この地をになう者』
 録音:1935年6月28日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
15 歌曲集『エドゥアルト・メーリケ詩集』 第25曲『眠れるみどり子イエス』
 録音:1930年12月3日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
16 歌曲集『エドゥアルト・メーリケ詩集』 第31曲『慰めは何処に』
 録音:1924年9月4日 ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
17 歌曲集『ゲーテ詩集』 第29番『アナクレオンの墓』
 録音:1930年12月3日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
 以上、ピアノ伴奏:エドウィン・シュナイダー
セルゲイ・ラフマニノフ Sergei Rachmaninov (1873-1943)
18 歌曲集『15の歌』 Op. 26 第10曲『私の窓辺に』Before my window
19 歌曲集『12の歌』 Op. 21 第7曲『ここは素晴らしい場所』How fair this sopt
20 歌曲集『15の歌』 Op. 26 第7曲『子供たちに』To the children
 ヴァイオリン:フリッツ・クライスラー (18, 20)
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1924年9月19日(19)、9月24日(18、20) ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
セザール・フランク Cesar Franck (1822-1890)
21 『行進』La Procession
 録音:1927年9月1日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
ガブリエル・フォーレ Gabriel Faure (1845-1924)
22 歌曲集『3つの歌』 Op. 18 第3曲『秋』
 録音:1932年9月16日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
ステファノ・ドナウディ Stefano Donaudy (1879-1925)
  歌曲集『36の古い形式による歌』
23 『おお、私の善き人よ』 O, del mio amato ben
24 『明るい懐かしの地よ』 Luoghi sereni e cari
 録音:1924年9月4日 ルーム1 ヘイズ (ロンドン)
エドワード・エルガー Edward Elgar (1857-1934)
25 『彼女は市(フェア)を通っていないんじゃない?』 Is she not passing fair?
 録音:1932年9月16日 ステュディオ3アビー・ロード (ロンドン)
ロジャー・クイルター Roger Quilter (1877-1953)
26 『今、真紅の花びらが閉じる』 Now sleeps the crimson petal
 録音:1927年9月2日 ステュディオ3アビー・ロード (ロンドン)
 以上、ピアノ:エドウィン・シュナイダー
テノール:ジョン・マコーマック
(P) 1990*

Disc3
ヴィンチェンツォ・チャンピ Vincenzo Ciampi (1719-1769)
1  歌劇『ニーナ』より, 『ニーナは三日眠ったまま』Tre giorni son che Nina
ジークフリート・オックス Siegfried Ochs (1858-1929)
2  『主よ讃えよ』 (フランケ編) Praise ye the Lord
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach (1685-1750)
3  コラール『主よ、人の望みの喜びよ』 Jesus, Joy of Man's Desiring
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart
4  歌曲『クロエへ』K524 To Chloe
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1940年6月19日(1)、1941年3月6日(3)、1941年5月29日(2)、
  1942年9月10日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
フランツ・シューベルト Franz Schubert
5  歌曲『君こそ我が憩』 Du bist dei Ruh D776
 録音:1924年9月4日 ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
6  歌曲『偽った愛』 Die Liebe hat gelogen D751
 録音:1927年9月2日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
ヨハネス・ブラームス Johannes Brahms
7  歌曲集『6つの歌』 Op. 97 第5曲『早くおいで』 Komm bald'
 録音:1924年9月19日 ルーム1 ヘイズ (ミドルセクス)
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
ピーター・コーネリアス Peter Cornelius (1824-1874)
8  『アヴェ・マリア』 Ave Maria
 オルガン:ハーバート・ドーソン
 録音:1930年7月5日 キングズウェイ・ホール (ロンドン)
リヒャルト・ワーグナー Richard Wagner (1813-1883)
9  『ヴェーゼンドンク歌曲集』 第5曲『夢』 Traume
 指揮:ウォルター・ゲーア
 録音:1936年4月7日 ステュディオ1 アビー・ロード (ロンドン)
フーゴー・ヴォルフ Hugo Wolf
10 歌曲集『ゲーテ詩集』 第50曲『ガニュメート』 Ganymed
11 歌曲集『ゲーテ詩集』 第18曲『気がかり』 Beherzigung
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1932年5月31日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
ピョートル・I.チャイコフスキー Pyotr Illyich Tchaikovsky (1840-1893)
12 歌曲集『16の子供のための歌』 Op. 54 第5曲『聖史曲』 A Legend
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1940年10月25日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
ヘイドゥン・ウッド Haydn Wood (1907-1954)
13 歌曲『最も静かな物事』 The Quietest Things (Wymer)
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1934年8月29日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
マイケル・アーン Michael Arne (c1740-1786)
14 歌曲『上品な雰囲気の娘』 The Lass with the delicate air
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1940年7月11日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
グランヴィル・バントック Granville Bantock (1868-1946)
15 歌曲『愛の秘密』 Love's Secret (William Blake)
16 アイルランド民謡 Traditional Irish Air (arr. Hamilton Harty)
17 子守唄『ああ、平原から来た男たちよ』 O Men from the fields
サミュエル・コールリッジ=テイラー Samuel Coleridge-Taylor (1875-1912)
18 歌曲『彼女は流れのない小川で休んだ』 She rested by the broken brook
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1935年7月23日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ Ralf Vaughan Williams
19 歌曲『リンデン・リー』 Linden Lea (Bames)
アーノルド・バックス Arnold Bax (1883-1953)
20 歌曲『ザ・ホワイト・ピース』 The White Peace (McLeod)
パット・セイヤー Pat Thayer (1885-1969)
21 歌曲『ある子供の祈り』 A Child's Prayer (Leycester)
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1939年11月30日(20)、1941年6月25日(19) ステュディオ3 アビー・ロード
フレデリック・ショパン Frederic Chopin (1810-1849) arr. Melfi
21 歌曲『夜はとても深く』 So deep is the night (Etude Op.10 No 3-Miller)
 指揮:ウォルター・ゲーア
 録音:1940年5月2日 ステュディオ1 アビー・ロード (ロンドン)
ヘルマン・ゲッツ Hermann Goetz (1840-1876)
22 二重唱『夜のような静寂』 Still is the night (Morgan)
 ソプラノ:マギー・テイト Maggie Teyte
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1941年11月25日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
ジェイムズ・フィリップ・ダン James Philip Dunn (1884-1936)
23 歌曲『愛の辛さ』 The bitterness of love (O'Sheel)
 録音:1930年12月4日 ステュディオC クイーンズ小ホール (ロンドン)
マイ・ブラー May Brahe (1884-1956 Australia)
24 歌曲『この家を讃えよ』 Bless this house (Taylor)
 録音:1932年9月16日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
アラン・マリー Alan Murray (1890-1952)
25 歌曲『あなたの側らを歩く』 I'll walk beside you (Lockton)
エセルバート・ネヴィン Ethelbert Nevin (1862-1901)
26 歌曲『とってもバラのように』 Mighty lak' a rose (Stanton)
フレデリック・オコナー Frederick O'Connor (1870-1943)
27 歌曲『古い家』 The old house (O'Connor)
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1939年11月30日 (25, 27)、1940年5月2日(26)
  ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)

Disc4
トラディショナル・アイリッシュ・エアー Traditional Irish Air (arr. Little)
1  エアー『芋の生えている庭』 The Garden where the praties grow
マイケル・ウィリアム・バルフ Michael William Balfe
2  歌『タラのホールを一度は通ったハープ』
The harp that once through Tara's halls
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1930年7月4日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
スティーヴン・フォスター Stephen Foster (1826-1864)
3 歌『金髪のジェニー』 Jeanie with the light brown hair
トラディショナル・アイリッシュ・エアー Traditional Irish Air
4 エアー『テレンスのキャスリーンへの別れ』 Terence's farewell to Kathleen
5 エアー『信じて、もし若い魅力が惹きつけているだけなら』
Believe me if all those endearing young charms
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1934年8月24日(3)、29日(4)、1935年6月28日(5)
  ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
ジョゼフ・レオポルド・レッケル Joseph Leopold Roeckel (1838-1923)
6 歌『緑のエリン島』 The green Isle of Erin (Bingham)
ジェイムズ・ライナム・モロイ James Lynam Molloy (1837-1909)
7 歌『ケリー・ダンス』 The Kelly Dance
 指揮:ローレンス・コリングウッド
 録音:1936年3月31日 ステュディオ1 アビー・ロード (ロンドン)
8 デリー郡のアイルランド民謡 Traditional Irish Air from County Derry
9 エアー『ああメアリー愛しい人』 O Mary Dear (McCormack)
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1935年6月28日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
アイルランド民謡 Traditional Irish Air (arr. Hughes)
10 エアー『ダウン州の星』 The Star of the County Down (Macgarvey)
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1939年11月30日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
エドワード・フランク・ランバート Edward Frank Lambert (1868-1925)
11 エアー『彼女は遠くへ』 She is far from the land (Moore)
 指揮:ローレンス・コリングウッド
 録音:1936年3月31日 ステュディオ1 アビー・ロード (ロンドン)
アイルランド民謡 Traditional Irish Airs
12 Oft in the stilly night
13 The meeting of the Watters
14 The bard of Armagh
 『サリー・ガーデン』 Down by the Sally Gardens
15 She moved thro' the fair
16 The Green Boshes
ウォルター・バティソン・へインズ Walter Battison Haynes (1859-1900)
17 『フィラデルフィアを離れて』 Off of Philadelphia (Temple)
ジェイムズ・ライナム・モロイ James Lynam Molloy
18 『バントリー湾』 Bantry Bay
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1940年8月9日(11-13)、1941年1月28日(14)、1941年6月25日(15)、
   1941年8月26日(16, 18)、1941年7月3日(17)
   ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
チャールズ・マーシャル Charles Marshall (1857-1927)
19 I hear you calling me (Harford)
 ピアノ:チャールズ・マーシャル
 録音:1908年 オデオン (ロンドン)
ジョージ・H.クラットサム George H. Clutsam (1866-1951)
20 I know of two bright yes (Mejid)
 ピアノ:パーシー・カーン
 録音:1933年9月13日 ステュディオ3 アビー・ロード(ロンドン)
スティーヴン・フォスター Stephen Foster
21 Sweetly she sleeps, my Alice fair (Eastman)
 ピアノ:エドウィン・シュナイダー
 録音:1934年8月24日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)
エイミー・ウッドフォード=フィンデン Amy Woodforde-Finden (1860-1919)
22 Kashmiri Song ("Four Indian Love Lyrics) (Hope)
エドワード・パーセル Edward Purcell (1853-1932)
23 Passing by (Henrick)
 ピアノ:ジェラルド・ムーア
 録音:1940年7月11日 ステュディオ3 アビー・ロード (ロンドン)

 ジョン・マッコーマック(テノール)

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4枚組CD計99曲5時間2分… 20世紀前半の世...

投稿日:2016/08/28 (日)

4枚組CD計99曲5時間2分… 20世紀前半の世界的テノール歌手の歌声を、 お腹いっぱい堪能出来るアリア&歌曲集コンピレーションアルバム 「John McCormack - Icon: I’ll Walk Beside You」。 マイクなしで7000人以上の観客が溢れるホールを感動させた、 と伝えられるほど、 音楽家としての力量としても、 その他の性格面でも豪快で魅力的なアイルランド人テノール歌手 John McCormack(ジョン・マコーマック/1884-1945)は、 Enrico Caruso(エンリコ・カルーゾ/1873-1921) よりも一世代後の歌手って感じだけれど、 オペラ曲だけでなくてドイツ語のリーダやポピュラーソング等も歌って、 その歌声で世界的スターになった人で… …因みに、亡くなる数年前までは音楽活動を続けていたっぽいけど、 彼の歌声の全盛期は1910〜1920年頃、1938年に引退した、んだけど翌年、 第二次世界大戦が勃発して、 赤十字の活動の為に歌ったり、戦意高揚への宣伝協力的な形で歌ったり、 って形で1943年まで…体調が悪化してもうどう頑張ってもコレ以上は歌えない、 という状況になるまで、歌い続けて…1945年秋に亡くなったんだとか… 歌声の大スターって系譜の観点だと、 エンリコ・カルーゾ→ジョン・マコーマック→ビング・クロズビー →ナット・キング・コウル→エルヴィス・プレスリー… という流れがある、ってことかな… と自分の中では理解しているんだけど…ともかく、 歌声は天使のような、私生活は派手に散財してロックスター的な、 テノール歌手がいた… とジョン・マコーマックを紹介する2010年7月にNPRで放送された 「John McCormack: The Charming Irish Tenor」 を聴いてから、ずっと興味はあったんで… で、 少し前に、エンリコ・カルーゾの歌声を集めたCDを入手して聴いたので、 じゃあ、次は、ジョン・マコーマックを、聴いてみたいかな… と思って少し探したら、 この4枚組が、量的にも価格的にもお得だ、 ってことで入手して、 聴いてみて…まぁ、分量的には、申し分なかったけど、 …ただ、上述のNPRの放送内で紹介されてた「Macushla」(マクシュラ) っていうアイルランド民謡が、 この4枚組の収録曲計99曲の中に含まれてなかったのは、 ちょっと残念だったかも…。 それはまた、縁があれば、別の形で購入しようかな、 それ1曲だけDL販売とかであれば、ジョン・マコーマックが歌っているヤツで… そんな感じ。 …それはそうと、自分は、オペラとかクラシック系は詳しくないので、 知らない曲のほうが圧倒的に多かったけど、 オペラ曲の幾つかは、 少し前に聴いたエンリコ・カルーゾのCD、 で歌われているのを聴いたから知っていたって曲もあったり… 他にも…最初聴いた時に、 映画とかで使われてるのを聴いたことがあるクラシック系のメロディだな、 と思って、何ていう曲だっけ?…と思ったんだけど、 日本においては、 「別れの曲」の名で広く知られているが、 西欧においては「Tristesse」(悲しみ)の愛称で知られている、らしい… ショパンの「練習曲作品10第3番ホ長調」 のメロディに歌詞を付けた歌ってのが、コレまでに幾つも創られていて、 その中の1つに「So Deep Is The Night」 って歌があるんだな… とか、 同じく、聴いたことあるメロディだな、と思って確認したら、 「Jeanie With The Light Brown Hair」 という曲は、オリジナルは「薄茶色の髪のジーニー」 だけど日本では何故か「金髪のジェニー」 と印象操作した曲名が浸透しちゃったんだ、というようなこと、 それ以外でも、 日本では、「Danny Boy」って曲として知られてる曲も、 元々は北アイルランド地域の「Londonderry Air」 って曲に20世紀初め頃に歌詞が付いたもので、 他にも色々な歌詞が付けられて色んなバージョンがあり、 この4枚組に収録されている ジョン・マコーマックが歌った「O Mary Dear (Londonderry Air)」 も、そういうモノの1つ、ってことなのかな… とか思いながら、ふと、 そういえば、日本のやなぎなぎの「クロスロード」も、 そういう系統の1曲、になるのかな… と思ったり。 あと、ピアノのメロディが聴き覚えあるな、と思ったら、 「Jesu, Joy Of Man’s Desiring」(主よ、人の望みの喜びよ) は、ドイツ語の賛美歌コラールの歌詞を英語版歌詞にした曲だったり…。 初めて聴く曲は山ほどあったけど、 色々聴いてる中で、 「Come Back To Erin」っていう曲の、 「Erin」(エリン)って何処のことなんだろう?と思って確認したら、 アイルランド英語で、アイルランドのことをエリンと言うんだ、 という今まで知らなかったことも知れたりで… そういう面でも、興味深かったり。 純粋に初めて聴いて、曲そのものが印象深かったのは…個人的には、 「Semele HWV58: Where’er you walk」… セメレっていうギリシア神話に登場する女性を描いた三幕構成の音楽劇、 の第二幕で歌われるアリアの1つ、らしい…とか表題曲の 「I’ll Walk Beside You 」… コレは第二次世界大戦中の英国で人気があった切ない系ラブソング、 なんだとか…自分が聴いた第一印象的には、 優しい歌声で、最後は、夢の大地まで一緒に歩くとか歌ってるから、 子守唄かな、とか思ったりもしたんだけど… 因みに1939年に創られた曲ってことなんで、引退を発表したけど、 世界大戦勃発で、結局もう少し音楽活動を奉仕活動的に続けることになった、 そういう時期に歌っていた歌、ってことになるわけで… そう思うと、年輪を重ね人生経験を積んだ枯れた味わい、みたいなモノも、 その歌声に含まれているような、そんな気もしたり… で、よくよく聴けば、 死ぬまで(死んだ先の世界までも)君と永遠に一緒に歩く… という一途な想いを歌っているラブソング、 ってことなんだね…とか、 あとは「The Star of the County Down」ってアイルランド民謡系の曲が、 ちょっと、こういうメロディや曲調なら日本でも、 同じような曲があるような気がするな…と、素朴に思ったりして、 印象に残ったり…。 そんなこんなで、一部、聴き覚えのあるメロディの曲から、 初めて聴く曲まで、計99曲…けっこう、甘く優しく包み込むような歌声で、 心地よい子守唄になりそうな曲が多かったな、 という印象も持ったり…っていうか、実際に子守唄系の楽曲も収録曲中に、 含まれてたみたいだね、確認してみると… 勿論、オペラ曲とかでは、 ドバーんと力強く、声を響かせてるようなのも歌っているけど… 何と言うか、 エンリコ・カルーゾの歌声のCDを聴いた時には、 100年以上前の、録音技術が今と比べたらもう、酷い、 そういう時代の録音で、ここまでの音が録音されてるってことは、 実際の歌声はかなり凄かったってことなのかな… と漠然とは想像がつくけれど… みたいな、そういう印象のみだったんだけど…この、 ジョン・マコーマックの歌声は、 そういう印象にプラスして更に、もっと歌声の繊細な部分にも、 ぐっと惹き付けられる何かを感じるような、 個人的には、そんな印象を受けたり… …ただ、ソレは、この前入手したエンリコ・カルーゾのは、 イタリア語とかナポリ語で歌ってるのばかりで、自分には言葉が全然、 ってのばかりだったけど、 こっちのジョン・マコーマックのは、 勿論、イタリア語とかドイツ語とかフランス語とかで歌ってる曲もあるけれど アイルランド民謡系とかポピュラーソング系のとか、 元々はドイツ語の賛美歌とか、 その辺の曲は英語の歌詞で歌ってたりする分、 自分にはこっちのほうが、とっつき易かった、という面もあるのかも。 …余談で、普段、というか、ここ数年は、 ラテンアメリカ系の音楽ジャンルや楽曲を中心に聴いているせいか、 こういうクラシック系の特に、歌声を味わう系の楽曲群を聴いていると、 メロディや音楽的には美しい楽曲ばかりだとは思うけれど、つい、 打楽器やパーカッション系の音楽要素が足りないな… と感じてしまう自分がいたりも…。 とりあえず、 コレが届いてから、全曲を数回ずつは聴いたけれど、 4枚組CD計99曲5時間2分という分量なんで、 中々、通しで全曲いっぺんに聴くってことは難しいけれど、 今後も、折に触れて、繰り返し聴いて、じっくりと味わえればいいかな、 と思って、満足しています。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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