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フリッツ・ヴンダーリヒ/モーツァルトの同時代〜オペラ・アリア集
20世紀ドイツを代表するテノール歌手、フリッツ・ヴンダーリヒ[1930-1966]のSWRレコーディング・シリーズ第6弾。今回のアルバムでは、モーツァルトと同じ時代に活躍するも、現代ではほとんど忘れられてしまった作曲家たちのアリア集を中心に集めています。
パイジェッロの『うつろな心』のメロディは、イタリア古典歌曲のリサイタルなどで時折演奏されますが、他の曲を耳にすることはほとんどありません。これらの曲がヴンダーリヒの軽やかで表情豊かな歌唱で蘇りました。ボーナス・トラックにはA.スカルラッティとヘンデルのアリアを2曲収録。有名な『懐かしい木陰』のゆったりとした美しい歌声が聴きどころです。
SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。(輸入元情報)
【収録情報】
イグナツ・ホルツバウアー[1711-1783]:歌劇『ギュンター・フォン・シュヴァルツブルク』より
1. ギュンターのアリア「Schonster Sohn des Himmels!Holder Frieden!」
2. 二重唱「O Konig! Deine Hand ist fur mein Wort das sichere Pfand」
グルック:歌劇『証明された無実 - 巫女』より
3. アリア「Alte Eiche an schwindelnden Hangen」
ライヒャルト:歌劇『ブレンノ』より
4. レチタティーヴォとアリア「Santi numi del cielo ? Stelle! Che dici? Cara! Che dir mi vuoi?」
パイジェッロ:歌劇『モリナーラ』より
5. 二重唱「Nel cor piu non mi sento うつろな心」
ヴィンチェンツォ・リギーニ[1756-1812]:歌劇『岐路に立つヘラクレス』より
6. レチタティーヴォとアリア「Questo agevole a ameno ?Dei clementi, amici dei」
7. 四重唱「Alme belle, fugitte prudenti」
ケルビーニ:歌劇『水運び人』より
8. 三重唱「O du meine Erretter」
9. 二重唱「Mich trennen soll ich von dem Gatten」
10. 第1幕の終曲「Gott! Tauscht mein Auge mich nicht」
11. アンサンブル「Dies Schweigen ist so furchterlich」
ボーナス・トラック
12. アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇『ロサウラ』より「Quel povero core」
13. ヘンデル:歌劇『セルセ』より「Ombra mai fu(懐かしい木陰)」
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
エリザベート・フェルローイ(ソプラノ)…2.4.5.7
マルガレーテ・ベンツェ(アルト)…7
ギュンター・ネッカー(バス)…7
ヒルデガルト・ヒレブレヒト(ソプラノ)…8.9.10.11
マルセル・コルデス(バス・バリトン)…8.10
クリスタ・リップマン(ソプラノ)…10
ローベルト・ホイエム(テノール)…10.11
アウガスト・メスターラー(バス)…10
クラウス・ベルトラム(バリトン)…11
ヴァルター・ケーニンガー(バス)…11
シュトゥットガルト放送合唱団…11
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団…1-7.12
シュトゥットガルト放送交響楽団…8-11.13
エンメリッヒ・スモーラ(指揮)…1-7.12
ハンス・ミューラー=クライ(指揮)…8-11
アルフォンス・リシュナー(指揮)…13
モノラル録音:
1958年4月11日、Kaiserslautern Musikstudio…1.2
1959年1月28日、Kaiserslautern…3-5.12
1957年3月26日、Kaiserslautern Alte Eintracht…6
1959年1月29日、Kaiserslautern…7
1962年11月6日、Stuttgart, Villa Berg…8-11
1959年3月31日、Stuttgart, Villa Berg…13