『ユリウス・パツァーク／リサイタル』『アントン・デルモータ／リサイタル』　Ｃ．クラウス、ベーム、ウィーン・フィル、他

ユリウス・パツァーク／リサイタル

古き良き時代のウィーンの名歌手
オーストリアのウィーン出身のテノール歌手、ユリウス・パツァーク[1898-1974]。クレメンス・クラウスに見いだされドイツやオーストリアを中心に活躍しました。ワルターの『大地の歌』での名唱が有名な彼ですが、ここでは『フィデリオ』『ホフマン物語』や、J.シュトラウスのオペレッタなどを魅力的に歌い上げています。
　後半にはボーナス・トラックとして、同時代にウィーンで活躍したアントン・デルモータによるモーツァルトのアリアとR.シュトラウスの歌曲を収録。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
1.　ベートーヴェン：歌劇『フィデリオ』〜「神よ、ここは暗い」
2.　オッフェンバック：歌劇『ホフマン物語』〜「クラインザックの伝説」（ドイツ語歌唱）
3.　オッフェンバック：歌劇『ホフマン物語』〜「勇気を出して自信を持とう」（ドイツ語歌唱）
4.　J.シュトラウス2世：喜歌劇『こうもり』〜「優しい物腰、しなやかな姿」
5.　J.シュトラウス2世：喜歌劇『ジプシー男爵』〜「見捨てられたが陽気に世界をさまよった」
6.　J.シュトラウス2世：喜歌劇『ジプシー男爵』〜「そんな夢」
7.　J.シュトラウス2世：喜歌劇『ジプシー男爵』〜「誰が私たちを結婚させたの」

　ユリウス・パツァーク（テノール）
　ヒルデ・ギューデン（ソプラノ：4）
　ヒルデ・ザデク（ソプラノ：6,7）
　ロゼッテ・アンダイ（アルト：6）
　ウィーン国立歌劇場合唱団（6）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　カール・ベーム（指揮：1）
　ルドルフ・モラルト（指揮：2,3）
　クレメンス・クラウス（指揮：4-7）
　録音時期：1950年（1-4）、1951年（5-7）
　録音場所：ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式：モノラル（セッション）

（ボーナス・トラック）
・グルーバー：Mei Mutterl war a Wienerin, d'rum hab' i Wien so gern
・ショーリー：Das hat ka Goethe g'schrieb'n
・ツェラー：Wie mein Ahn'l zwanzig Jahr
・フランコフスキー：Erst wenn's aus wird sein
・ベナツキー：もう一度グリンツィングに行かなくちゃ
・エトムント・アイスラー：Fein, fein schmeckt uns der Wein
・ホフマン：Die Stadt der Lieder
・ピック：Wiener Fiakerlied

　ユリウス・パツァーク（テノール）
　シュランメル四重奏団
　録音時期：1953年
　録音方式：モノラル（セッション）

・モーツァルト：歌劇『ドン・ジョヴァンニ』〜「私の大切な人を慰めてやって下さい」
・モーツァルト：歌劇『魔笛』〜「この美しい絵姿」
・R.シュトラウス：歌劇『カプリッチョ』〜「他に私の胸に報いるものはない」

　アントン・デルモータ（テノール）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　カール・ベーム（指揮）
　録音時期：1950年
　録音場所：ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式：モノラル（セッション）

・R.シュトラウス：セレナーデ Op.17-2
・R.シュトラウス：献呈 Op.10-1

　アントン・デルモータ（テノール）
　ヒルデ・デルモータ（ピアノ）
　録音時期：1950年
　録音場所：ウィーン、ムジークフェライン、ブラームスザール
　録音方式：モノラル（セッション）