CD

チャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 フェラス/カラヤン

Tchaikovsky / Sibelius

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCG6091
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

1982年、惜しまれつつ49歳で世を去ったフランス生まれのヴァイオリニスト、クリスチャン・フェラスの作品集(国内初発売2点、国内初CD化4点)。その才能をいち早く見抜いていたカラヤンとの協奏曲、気品溢れる演奏の室内楽の数々。フェラスの再評価につながるシリーズと言えるでしょう。

内容詳細

カラヤンが一時期可愛がっていたフェラスの遺産のひとつ。技術的にはことさら突出した存在ではないが、やや硬質で線の細めの音色でよく歌う。彼の良さがより出ているのはシベリウスの方か。カラヤンの伴奏もシベリウスが独特の美しさを持っている。(哉)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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既に皆さん書き込まれている通りで私も繰り...

投稿日:2012/05/17 (木)

既に皆さん書き込まれている通りで私も繰り返しさせていただきましょう。フェラスは30歳を少し過ぎた頃、磐石体制を築きつつあったカラヤン/BPOをバックに有名なヴァイオリン協奏曲を次々収録して行き個人的には学生時代にブラームスのVCをラジオから聴き出しその新鮮さが気に入ってLPをすぐ買い求めました。そして本盤演奏曲目チャイコフスキー(1965年録音。タイム@19’10A7’16B9’13)、シベリウス(1964年録音、同@16’11A9’00B8’04)と順次曲組み合わせは異なって別盤で聴き続けたわけです。チャイコフスキー第1楽章からゆっくりと艶っぽくVが入って行きます・・・想定はされたのですが割りと大仕掛けなバックオーケストラはカラヤン節たっぷりですしカデンツァではVは枠一杯粘っこく・・・正に堪能物です。ただカデンツァも終わっての〆辺りの「せわしさ」にはちょっと意表を突かれました。中間楽章も実に情緒たっぷりゆっくりしたペースでチャイコフスキーのメロディ・メーカーたる面たっぷり表現しています。そして切れ目なく最終楽章へ続ける準備の溜めをじっくりしてカラヤンらしいリードで華やかに運びますが正直な処少し喧しさも感じた次第です(Vの濁らない音色は素敵ですが・・・)。カラヤン・リードという点で彼がバック(勿論BPO)を務めた他のチャイコフスキーV協奏曲は後年1988年収録のムター盤(タイム@19’19A7’18B10’09)があります。そして詳細は把握していないのですがフェラスの同曲録音には1957年シルヴェストリ/PHO盤(但し独奏部分の改変や伴奏カットがありタイムは約31分と短め)及び1968年ブリュック/FRPO盤(ライブ)がある様です。代わってシベリウスはフェラスの実に美しい情念っぽい高音が終始印象的で第1楽章ではカラヤン支配の下で真摯に対している向きも感じられました。中間楽章ではVのゆっくりした官能性はフェラスの先行き50歳手前で夭折する人生の儚さすら漂わせ最終楽章では支配力が覆いかぶさる強いバックにVが必死に付いて行っている感じもしました。しかしカラヤンリードはそれなりに効果的でこの曲を北欧の冷たさのみに終わらせていないのは流石というべきでしょう。カラヤンにはこの曲の別演奏盤は正式にはない様でカラヤン56歳の時の本演奏が唯一らしいです。一方フェラスには翌年1965年収録のメータ/ORTFバックのDVD盤(タイム@14’51A8’32B7’14)がある様です。素晴らしいランク以上です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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メリハリの利いたセンスの良いフェラスの歌...

投稿日:2011/02/21 (月)

メリハリの利いたセンスの良いフェラスの歌い方が、お馴染みの曲を新鮮に聴かせてくれます。

静流 さん | 福岡県 | 不明

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シベコンが名演!フェラスの線の細い美音が...

投稿日:2010/07/24 (土)

シベコンが名演!フェラスの線の細い美音がなんとも心地よい!2楽章での音程の“ずらし”は見事。フェラスらしい演奏だと思う。

オットー さん | 不明 | 不明

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