Tchaikovsky / Beethoven レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

26件
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  • ベーム先生のライヴ、久々に聴き直す。「皇帝」は、ギ...

    投稿日:2014/04/29

    ベーム先生のライヴ、久々に聴き直す。「皇帝」は、ギレリスの不調が痛い。ずいぶんとミスが多く、本領発揮とはいかず。ただ、この「皇帝」は第2楽章が神々しいまでの美しさ。そこだけでも価値があります。一方のチャイコフスキーはオケをガンガン鳴らした迫力ある演奏。但し、フィナーレのラストもですが、興に乗ってアッチェレランドをかけて煽ってゆくということはしない(全体の構成を崩すからね)。その意味で、忘我的爆演ではありません。チェコフィルにミスもあり、できはロンドン響との録音の方が優れていると思われます。音質は「皇帝」は優秀。チャイコフスキーはやけに硬い音になりいささか聴きづらい。ま、貴重な記録であります。プローベはベーム先生のだみ声が久々に聞けて懐かしい。

    ほんず内閣総理大臣 さん

    3
  • 《【1812…】と云えばド派手曲の筆頭》と刷り込まれて...

    投稿日:2013/01/18

    《【1812…】と云えばド派手曲の筆頭》と刷り込まれていた小生の認識を払拭してくれたのはRPO-30BOX内のSimonov盤であった。先般Living-Presence50BOXの中に当盤を見出し、かねてから世評名高い演奏/録音とは如何なるものか実に興味津々であった。両曲とも末尾にD-Taylor氏によるナレーションが添えられているが、此方の解説を先に聴いてから本題に移るというのもまた一興である。音源として採用された銃砲の詳細や鐘の種類、収録の手法から苦労談まで仔細に亘る内容に及んでは、当時のスタッフがこれ等背景音にまで並々ならぬ執念を以て試行錯誤を繰り返していた事が判り、発売時の『売り!』が演奏のみならずこれ等背景音に在ったことが窺い知れる。この2つのテイクは楽音以上に過激?な音源がモロに編集されているので音量には極めて注意を要す。演奏そのものについては、やれ「さすがに古さを感ずる」とか「カマボコ型のF特」などと揶揄されてはいるが、全編に横溢するエナジー感・漲る気魄といった観点からは未だ第1級のCDと言っていい。当時は業務/民生いずれも真空管(電子管)素子を主体とした機器から構成されていたが、特に業務用は多くの段間トランスが使用されていたのは周知の事実。この録音は良い意味でその特性が現れていて、バンドパス特性から可聴帯域のエナジーが凝縮されたかの様な充実感が特長であろう。

    盤鬼hmv13 さん

    0
  • 煉獄のチャイコである。表情豊かな弦、地の底から沸き上が...

    投稿日:2010/04/22

    煉獄のチャイコである。表情豊かな弦、地の底から沸き上がってくるかのようなピッチカートは鳥肌が立つくらい生々しい。金管の咆哮も申し分無し。開始から終わりまでハイテンション。やはりベームのライヴは面白い。皇帝はギレリスのミスタッチも有り粗さが目立つ。とはいえ2楽章の美しさは一聴の価値あり。

    JUPITER さん

    6
  • チャイコフスキーが凄い。冒頭から大変な気迫。速めの基本テンポ...

    投稿日:2009/08/29

    チャイコフスキーが凄い。冒頭から大変な気迫。速めの基本テンポ(といっても極端ではない-全曲42分強、ムラヴィンスキー60年41分38秒、カラヤン76年42分52秒)、明確だが重すぎないリズムでしっかりと曲を構成する。テンポの変化もいかにも自然。旋律を歌わせるのが上手いベームは音楽の隅々まで目配りしてチェコフィルの名手達に存分に吹かせるが、ロシア的憂愁というより、純音楽的な美との感。ベーム的大熱演、ベーム的チャイコフスキーだが、チャイコフスキーの音楽としても屈指のレベル。皇帝はこのコンビならもっと上を望みたい。

    千葉のアリアドネ さん |50代

    6
  • 俗に“ライヴの時のベームは凄い”といわれているが、まさ...

    投稿日:2009/06/30

    俗に“ライヴの時のベームは凄い”といわれているが、まさにその通り!特にチャイコフスキーの凄まじさたるや、本場ロシアのオケもかくやと思える程!出だしから熱い呼吸であり、第1楽章コーダの捲りも強烈。ムラヴィンスキーやロジェストヴェンスキーでさえここまでは暴れなかった。第2楽章など弦の美しさがよく生きているし、第3楽章のピチカートも鮮明だ。終楽章など血管が沸騰しそうな程の熱さ!晩年のヨボヨボ爺さん(失礼!)の指揮とは到底信じられぬ、灼熱のチャイコフスキーだ。一方の《皇帝》はギレリスのミスタッチや呼吸の不一致などが散見され、個人的には余り好みではない。しかし、血沸き肉踊る鮮烈なチャイコフスキーだけで、この盤の価値は不滅である。

    遊悠音詩人 さん

    4
  • 僕も福田総理と同じで、1812年が気に入った。このドラ...

    投稿日:2009/02/04

    僕も福田総理と同じで、1812年が気に入った。このドラティ盤は、58年録音ながら未だに古さを感じないのが素晴らしい。大砲は特に聴き物だ。両方のスピーカーから聴こえる迫力ある爆音は、ますます痛快してしまう。さらにクライマックスの協会の鐘の音が、これまた痛快! こんな豪華な演奏を聴けるのは、ドラティ盤だけなのだろうか。カンゼル/シンシナティ響盤も迫力絶大だが、どちらかと言えば、この演奏が人気ある。(余談だが、特に1812年を聴く時に音量をデカくし過ぎてスピーカーを破壊しないように気を付けて下さい。(笑)

    安倍晋三・元内閣総理大臣 さん

    1
  •  70年代のベームの音楽は実演のいくつかを除けばス...

    投稿日:2008/10/01

     70年代のベームの音楽は実演のいくつかを除けばスタジオ録音はあまりよくない。これほどの人でも、手堅くまとめたしっかりとした演奏があるのに、もっとさきにある、音楽の自発性がない。そして、このころのベームにはそれが顕著に演奏にあらわれてしまう。しかし、ここで聴けるチャコ不スキーの素晴らしさ、テンペラメントの高さ、音楽の創造性の豊かさ、アンサンブルのしっかりとした統制、聴いていて、ベーム老の健在ぶりを堪能できる久々のいい買い物だった。

    Tama さん

    2
  • いやあ、チャイコが凄まじい演奏。圧倒的なテンション...

    投稿日:2008/04/19

    いやあ、チャイコが凄まじい演奏。圧倒的なテンションの高さで、ベーム爺が燃えまくっている。鳴りまくるホルンも痛快だが、やはり惚れ惚れするような弦の美音が最高。終楽章の打楽器の強打も大迫力。この時期のライヴとしては録音も良好で私の中でチャイ4のベスト1となってしまった。それに比べ皇帝は普通だが、三楽章冒頭の強打鍵などにはやはり痺れてしまう。

    味噌カツ さん

    3
  • 《皇帝》は、ミスタッチが目立つしオケとの絡みもズレが生じて...

    投稿日:2008/02/18

    《皇帝》は、ミスタッチが目立つしオケとの絡みもズレが生じている印象を否めません。セル&VPOとの第3番(69年ライヴ)が熱演だっただけに、やや肩透かしを食らいました。しかし、チャイコフスキーは凄まじい!物凄いテンションの高さで、熱く、激しく奏でていきます。第一楽章の終結部など仰け反る程のアッチェレランドだし、第三楽章のピチカートも冴え冴えと響きます。終楽章の疾風怒濤のごとき迫力にはブラボーと叫びたくなる程!それでもテンションの高さではロジェヴェン&レニングラードPOのロンドン・ライヴの方が上手ですが、録音の優秀さは格段に当盤が優れています(ロジェヴェン盤は音割れや歪みがヒドイ…)。更に貴重なリハーサル風景も収められており、ファンにはたまらない一枚と申せましょう。

    ワルター・メンゲルベルク さん

    1
  • フリッチャイとメニューインという幻の録音である。フ...

    投稿日:2006/12/31

    フリッチャイとメニューインという幻の録音である。フリッチャイノ情緒あふれる指揮にメニューインが絶妙な響きで応えている。この曲は10枚以上のCDを持つが最高の1枚。音質も悪くない。

    ビッグチーフ さん

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