プリムローズ最後の弟子の1人ゼレブが創設した
「プリムローズ・アンサンブル」が奏でるヴィラ=ロボス、ポンセ、マイアニ!
スコットランドのヴィオリスト、ウィリアム・プリムローズ[1904-1982]の最後の弟子の1人、ピエール=アンリ・ゼレブが2018年に創設した弦楽アンサンブル「プリムローズ・アンサンブル」がヴィラ=ロボス、ポンセ、マイアニの作品を収録!
プリムローズはもともとヴァイオリニストとして演奏活動をはじめたものの、イザイのすすめによりヴィオラに転向。その後は目覚ましい活躍を見せ、20世紀においてヴィオラの独奏楽器としての地位を高めた演奏家です。その師の名をとった当アンサンブル。その特徴といえば主軸がヴィオラであること。ここに収められた作品ではヴィオラの美しい音色ばかりでなく、弦楽アンサンブルだからこそ認識できるその役割と魅力に溢れております。
ヤルダニ・トレス・マイアニは1988年スペイン、アンダルシア生まれのヴァイオリニスト・コンポーザー。ハルモニアムンディの新人演奏家紹介シリーズでCDデビューを果たしております。『Manguindoy(ルンバ)』は当アンサンブル委嘱作品。ピアソラのような世界観でソリスティックな聴かせどころも満載。フラメンコのテイストで実に情熱的に締めくくります。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第1番(ファブリス・ピエール編、6つのヴィオラと2つのチェロ版)
2. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番(ピエール編、2つのヴァイオリン、6つのヴィオラと2つのチェロ版)
3. ポンセ:夜(フェイサル・シュボーブ編、3つのヴァイオリン、5つのヴィオラと2つのチェロ版)
4. ポンセ:間奏曲 第1番(ゼレブ編、2つのヴァイオリン、5つのヴィオラと2つのチェロ版)
5. ポンセ:サラバンド(ゼレブ編、2つのヴィオラ版)
6. マイアニ:Manguindoy(ルンバ)〜3つのヴァイオリン、5つのヴィオラと2つのチェロのための
プリムローズ・アンサンブル委嘱作品(6)
プリムローズ・アンサンブル(リーダー:ピエール=アンリ・ゼレブ)
録音時期:2018年11月28日(1) 2019年2月21-23日(2-6)
録音場所:ベルギー、ワルー城(1) フランス、デュールフィ、聖ピエール教会(2-6)
録音方式:ステレオ(デジタル)