歌曲集〜モーツァルト、シューベルト、ブラームス、ヴォルフ　エリーザベト・グリュンマー、カール・ミュンヒンガー＆シュトゥットガルト室内管弦楽団、他

エリーザベト・グリュンマー／1956-1958年録音集
モーツァルト、シューベルト、ブラームス、ヴォルフを歌う

「彼女の穏やかで素敵な歌声を一度でも聴けば決して忘れることはできないだろう」とイタリアの名オペラ批評家ランフランコ・ラスポーニが評した、20世紀の名歌手エリーザベト・グリュンマー[1911-1986]。マイニンゲンの演劇学校で女優として活躍していたエリーザベト・グリュンマーを見出したのはカラヤンでした。1941年にアーヘンの歌劇場でデビューし、戦争によって一時期活動を中断しながらも、1946年からはベルリン市立歌劇場のメンバーとして活動を再開。優雅な立ち振る舞いは独特の雰囲気を醸し出し、とりわけモーツァルトとワーグナー作品での歌唱は他を圧倒しました。1961年までは毎年バイロイト音楽祭でも歌いましたが、華やかな演奏活動に比べると、録音はあまり多くなく、この一連の放送録音はとても貴重な記録です。
　SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。再発売盤。（輸入元情報）

【収録情報】
モーツァルト：コンサート・アリア集
● 心配しないで、愛する人よ K.490
● ああ、私を見捨てないで K.295a(486a)

　エリーザベト・グリュンマー（ソプラノ）
　アルテュール・グリュミオー（ヴァイオリン：K.490）
　シュトゥットガルト室内管弦楽団
　カール・ミュンヒンガー（指揮）

　録音時期：1956年7月8日
　録音場所：ルートヴィヒスブルク城
　録音方式：モノラル（ライヴ）

モーツァルト：歌曲集
● 春の初めに K.597
● 夕べの想い K.523
● 秘めごと K.518
● すみれ K.476

シューベルト：歌曲集
● ズライカ II D.717
● それらがここにいたことは D.775
● 憩いなき愛 D.138
● 子守歌 D.867
● 春の想い D.686

ブラームス：歌曲集
● エオルスの竪によせて op.19-5
● 森に囲まれた丘から op.57-1
● 秘めごと op.71-3
● 乙女 op.95-1

ヴォルフ：スペイン歌曲集より
● 進軍ラッパが鳴っている
● 愛が私の心に
● 口さがないひとたちはみな
● 私を花で覆って下さい
● 私の巻き髪の陰で

　エリーザベト・グリュンマー（ソプラノ）
　フーゴー・ディーツ（ピアノ）

　録音時期：1958年5月30日
　録音場所：シュヴェツィンゲン城
　録音方式：モノラル（ライヴ）

　旧品番：94209