CD 輸入盤

ロマンティック・フレンチ・アリア集 ジョーン・サザーランド、リチャード・ボニング&スイス・ロマンド管弦楽団(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4844321
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

【『ロマンティック・フレンチ・アリア集』 『ベル・カントの時代』 『プリマ・ドンナの芸術』共通トレーラー】


一世を風靡したソプラノ歌手が超絶技巧で歌うフランスのアリア

コロラトゥーラの魅力で一世を風靡したソプラノ歌手ジョーン・サザーランド。このアルバムは彼女のお気に入りの録音集のひとつで長い間入手不能だった『ロマンティック・フレンチ・アリア集』に、同じジュネーヴで夫のリチャード・ボニングによるピアノ伴奏で録音された歌曲集(2004年に初めて発売)が追加されたものです。CD2枚組。
 サザーランドの人生のほぼ半ばにあたる43歳のお誕生日の直前、1969年に録音されたものです。夫であり師であったリチャード・ボニングは次のように語っています。「ベルカント・オペラを観に来る聴衆は声のサーカスを見に来ていると批評家たちは私たちに対して言いました。歌手たちは高いワイヤーの上を歩き、声の体操をしていると。しかしもし彼らが偉大な歌手ならそれを見事にやってのけます。それは非常にエキサイティングなことなのです」。
 これほど生き生きとそのスリルを表現している声楽のリサイタル・アルバムはほとんどありません。オーベールの『フラ・ディアヴォロ』、オッフェンバックの『ロビンソン・クルーソー』、そして特にマイアベーアの『北極星』からの曲には、驚くべき軽快さ、手際の良さ、音域の安定、性格的な繊細さが見られます。サザーランドは今までに書かれた最も精巧で技術的に過酷なフランスのアリアのいくつかで、あらゆるカデンツァ、アルペジオ、そして高音を楽々と、そして常に美しく繰り出して、華々しい形でその超絶技巧のパワーの頂点に立っています。
 珍しい写真と新規ライナーノーツ(欧文)が掲載されたブックレット付き。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
1. オッフェンバック:歌劇『ロビンソン・クルーソー』より「大好きなあの人のところに」
2. マイアベーア:歌劇『ディノラ』より「いとしいヤギよ!」
3. シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』より「その日から」
4. オッフェンバック:喜歌劇『ジェロルスタン大公妃』より「あの方に伝えて」
5. オーベール:歌劇『マノン・レスコー』より「それは愛の物語」
6. オーベール:歌劇『フラ・ディアヴォロ』より「Non temete milord ... Or son sola」
7. ビゼー:歌劇『真珠採り』より「夜の闇に私はただひとり・・・昔のように暗い夜に」
8. オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「森の小鳥は憧れを歌う」
9. マスネ:歌劇『サンドリヨン』より「ああ、姉さんたちは何て幸せ!・・・炉端でお休み、小さなコオロギ」
10. グノー:歌劇『ミレイユ』より「おお、かよわきツバメ」

Disc2
11. オッフェンバック:喜歌劇『ジェロルスタン大公妃』より「皆さんは危険を愛し・・・ああ、私は兵隊さんが好き」
12. マイアベーア:歌劇『北極星』より「ラ、ラ、ラ、大好きな歌」
13. グノー:歌劇『サモラの貢ぎ物』より「サラセン人は言った」
14. マイアベーア:歌劇『悪魔のロベール』より「En vain j’espere ... Idole de ma vie」
15. ルコック:歌劇『心と手』より「ある夜、大尉ペレズは」
16. マセ:歌劇『ジャネットの結婚』より「Au bord du chemin qui passe a ma porte ... Cette nuit, sur ma croisee」
17. グノー:歌劇『ファウスト』より「Si le bonheur」
18. ビゼー:交響的頌歌『ヴァスコ・ダ・ガマ』より「マルグリートは・・・君の心を開け」
19. マイアベーア:歌劇『北極星』より「Veille sur eux ... Vaisseau que le flot balance」


 ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
 ジュネーヴ大劇場合唱団(19)
 スイス・ロマンド管弦楽団
 リチャード・ボニング(指揮)

 録音時期:1969年9月
 録音場所:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

20. グノー:セレナード
21. ビゼー:パストラーレ
22. マスネ:ああ、もし花に目があったなら
23. フォーレ:蝶と花(2つの歌 Op.1より第1曲)
24. ドリーブ:ナイチンゲール
25. ドリーブ:カディスの娘たち


 ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
 リチャード・ボニング(ピアノ)

 2004年初出


収録曲   

ディスク   1

  • 01. JACQUES OFFENBACH (18191880) - Conduisez-moi vers celui que jadore (Robinson Cruso)
  • 02. GIACOMO MEYERBEER (17911864) - Bellah ! ma chvre chrie ! Dors, petite (Dinorah)
  • 03. GUSTAVE CHARPENTIER (18601956) - Depuis le jour (Louise)
  • 04. JACQUES OFFENBACH (18191880) - Dites-lui quon la remarqu, distingu (La Grande-Duchesse de Grolstein)
  • 05. DANIEL-FRANOIS-ESPRIT AUBER (17821871) - Cest lhistoire amoureuse (Manon Lescaut)
  • 06. DANIEL-FRANOIS-ESPRIT AUBER (17821871) - Non temete milord Or son sola (Fra Diavolo)
  • 07. GEORGES BIZET (18381875) - Me voil seule Comme autrefois dans la nuit sombre (Les Pcheurs de perles)
  • 08. JACQUES OFFENBACH (18191880) - Les oiseaux dans la charmille Doll Song (Les Contes dHoffmann)
  • 09. JULES MASSENET (18421912) - Ah ! que mes soeurs sont heureuses ! Reste au foyer, petit grillon (Cendrillon)
  • 10. CHARLES GOUNOD (18181893) - lgre hirondelle (Mireille)

ディスク   2

  • 01. JACQUES OFFENBACH (18191880) - Vous aimez le danger Ah ! que jaime les militaires ! (La Grande-Duchesse de Grolstein)
  • 02. GIACOMO MEYERBEER (17911864) - Cest bien lui La la la air chri! (Ltoile du Nord)
  • 03. CHARLES GOUNOD (18181893) - Ce Sarasin disait (Le Tribut de Zamora)
  • 04. GIACOMO MEYERBEER (17911864) - En vain jespre Idole de ma vie (Robert le diable)
  • 05. CHARLES LECOCQ (18321918) - Un soir Perez le capitaine (Le Cur et la Main)
  • 06. VICTOR MASS (18221884) - Au bord du chemin qui passe ma porte Cette nuit, sur ma croise (Les Noces de Jeannette)
  • 07. CHARLES GOUNOD (18181893) - Si le bonheur (Faust)
  • 08. GEORGES BIZET (18381875) - La marguerite a ferm sa corolla Ouvre ton cur (Vasco da Gama)
  • 09. GIACOMO MEYERBEER (17911864) - Veille sur eux Vaisseau que le flot balance (Ltoile du Nord)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
今回再発された3組は何れも若いサザーラン...

投稿日:2022/06/10 (金)

今回再発された3組は何れも若いサザーランドが堪能できる素晴らしい演奏です。このフランス物は確か国内版は発売されていないと思いますが、かつて購入した輸入版LP以来久々に聞き直して感銘を新にしました。サザーランドがキャリヤの終わり頃インタヴューで過去の彼女の録音については聞かれた時の答えで、こんなに速くトリルが歌えたなんて信じられない、と事実上自薦していたのも頷ける素晴らしい演奏です。彼女は某高崎氏に酷評されていましたが、澄んだ声の高速、高音トリルが蚊の鳴くような声ではなくて、全ての音域で劇場の隅々まで響き渡っていた、それを思い出しながら、生で聴いたことが無い方は想像しながら、耳を傾ければその凄さが実感できるでしょう。

Otello さん | 東京都 | 不明

2

Soprano Collectionに関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品