CD 輸入盤

ソレンコワ・イン・ジャパン

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2042
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

旧ソ連時代「ソレンコワの声は人間の出せるものではない、化学だ」と評された超絶技巧と驚異の美声の持ち主、アラ・ソレンコワ、
その日本録音が完全な形で初めて復刻!


【制作者より】

水晶にもたとえられる美声、そして驚異的な音域を持つコロラトゥーラ・ソプラノ、アラ・ソレンコワ。その彼女は1957年11月に来日し、全国各地で13回の公演を行って多くの人々を感動させました。しかも離日直前、ソレンコワとピアノのカンゲルはビクター吹き込み所で13曲をスタジオ収録し、これは後日LP発売され大いに話題となりました。
 残念ながらこの日本録音のマスター・テープは失われていますが、2005年7月、LP復刻盤『ソレンコワ・リサイタル』(新世界レコード、SRCD-0007)として久々に復活しました。しかし、そのSRCD-0007には残念ながら日本録音の1曲が欠けていましたが、このGS-2042では初めて全13曲を完全復刻しています(新世界レコードは2007年に廃業していますので、SRCD-0007の再発売はありません)。
 さらに、ボーナス・トラックとして名唱として名高いメロディア音源を4曲加えました。このうち、ドニゼッティとモーツァルトは世界初CD化です。

【初めての方に、お勧めのトラック】

 ソレンコワ、と言っても特に若い人にはピンとこないかもしれませんが、まずトラックBの「なつかしきヴォルガ」、JまたはMの「うぐいす」、Pの「鐘の歌」を聴いてみて下さい。特にBはほとんどの人が「CDプレーヤーが故障したか!?」と驚くはずです。

【解説書の内容】

 公演のチラシやチケット、プログラムに掲載された写真、日本公演記録、舞台に接した人の証言など、盛りだくさんの内容です(ただし、歌詞は大意のみで、対訳は付きません)。(以上、平林 直哉)

【ソレンコワ略歴】

 アラ・ソレンコワは1928年、ロストフ州ミレロヴォ市生まれ。モスクワ高等音楽院でバラノフスカヤに師事。その後は軽音楽の分野で活躍し、1956年(57年説もある)にボリショイ劇場の専属歌手となる。水晶にもたとえられる美しい声質と驚異的に広い音域を持ち、アリアや民謡など、レパートリーは600曲以上もあったと言われる。来日後、数年で引退したと伝えられている。

【収録情報】

『驚異のコロラトゥーラ・ソプラノ、アラ・ソレンコワ』
(アラ・ソレンコワ・イン・ジャパン)
1.何故に夜のふけるまで(ロシア民謡)
2.R=コルサコフ:オリエンタル・ロマンス(うぐいすとバラ)
3.なつかしきヴォルガ(ロシア民謡)
4.ハチャトゥリアン:やなぎ
5.ブーニン:美しき君よ
6.ドルハニヤン:つばめ
7.シューベルト:アヴェ・マリア
8.グノー:セレナーデ
9.サン=サーンス:白鳥
10.モニューシコ:黄金の魚
11.アリャビエフ:うぐいす
12.さくらさくら
13.箱根八里

*ボーナス・トラック
14.アリャビエフ:うぐいす
15.ドニゼッティ:私は心の光(歌劇「シャモニーのリンダ」より)
16.モーツァルト:復讐の心は地獄のように(歌劇「魔笛」より)
17.ドリーブ:鐘の歌(歌劇「ラクメ」より)

 アラ・ソレンコワ(ソプラノ)
 1〜13.エフゲニー・カンゲル(ピアノ)
 14.グレゴリー・ストリャロフ指揮、モスクワ放送交響楽団
 15〜17.キリル・コンドラシン指揮、ボリショイ劇場管弦楽団

 録音:1-13.1957年12月17日、東京・築地、ビクター吹き込み所
    14-17.1954年頃 (初発売:1956年)
 使用音源:1〜10、12〜14,17.新世界レコード SH 7679
      11.新世界レコード PH 14
  15,16.メロディア D 3344
      1-13.(初発売:新世界レコード PLS-39、1958年4月)

ユーザーレビュー

総合評価

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何とも何とも、何とも懐かしいソレンコワ。...

投稿日:2012/09/22 (土)

何とも何とも、何とも懐かしいソレンコワ。アリャビエフの「夜啼鶯」の高音に魅了された中学生時代。 「新世界」のレーベルLPの、解説の凸版印刷で窪んでいる活字が何とも懐かしい。勿論今でも手元に…。 「箱根八里」や「さくらさくら」がとても良く浚ってきたな、と思わせる研究の成果が感じられ、日本の聴衆へのサービス以上の成果。この人の誠実さが感じられて感動的。 来日以後消息が明らかではないがこの記録だけでも素晴らしい。長く記憶に残って欲しいコロラテューラ・ソプラノだ。 グルベローラなどより清らかでリリカルで儚いのが佳い。サザーランドの白痴的な虚しさとは無縁。ピアノ伴奏よりボーナスの「夜啼鶯」がベスト。序でに、リストにこの曲のアレンジメントが在る事も…。S・フランソワのライブでそれを聴くのも一興。但し(多分)入手不能!

so減七 さん | 埼玉県 | 不明

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