現代最強のアンサンブル集団、スナーキー・パピーの最新作は彼らのルーツであるダラスで育んだブラック・ミュージックの影響にリスペクトした2枚組スタジオ・ライヴ。故バーナード・ライト最後の録音も収録。
■これまで13枚のアルバムを発表し、4度のグラミー賞ウィナーであるスナーキー・パピーが、『Live at the Royal Albert Hall』以来2年ぶりの新作アルバムを遂にリリース。本作は2022年3月に彼らのルーツであるダラスで約50人のオーディエンスの前で録音した16曲入りのLive-in Studioアルバム2枚組。同地で育んだR&B/ゴスペル/ファンク他の影響にリスペクトした内容。
■本作ではメンバー19人中12人が作曲を担当。マイケル・リーグが、自分たちが共通の基盤としている街、特にブラック・ミュージックの歴史に敬意を表して作曲するようメンバーに依頼。「この数年で私達のサウンドスケープは劇的に変化した」というようにジャズ/ワールド・ミュージック志向から、よりグルーヴィー&エモーショナルなテイストに回帰している。また、マイケル・リーグを始めとしたメンバーのメンター的存在で、5月に惜しくも亡くなったバーナード・ライトの最後の録音も収録されている。
■ヤーブロウ&ザ・ピープルズからインスピレーションを得た冒頭「Keep It On Your Mind」から、エリカ・バドゥの音楽監督RCウィリアムスに捧げられた「Bet」、クリフォード・ブラウンとロイ・ハーグローブへのオマージュ「Cliroy」、ボビー・スパークス2019年ソロ作に収録され、今回フィーチリングとして故バーナード・ライトが最高のProphetソロを演奏した「Take It!」、ブルース&シャッフルが交差する「RLs」、P-Funk系の「Mean Green」、80年代NYクイーンズへのオマージュ「Free Fall」、ハウスとニュージャックスウィングをベースにした「Pineapple」、さらにウルグアイのカンドンベの要素を取り入れた「Portal」、ガダルカナル島の民族音楽からヒントを得た「Honiara」もダラス化したサウンドに仕立てている。
■本作はDolby Atmosでミキシングされ、フィジカル・アルバムCDは日本先行発売でリリース。
<PROFILE>
デビュー以来称賛され続けるジャズ+ファンク+ダンス+フュージョンを融合した「Jafunkadansion」サウンドで2004年以降“最も売れているジャズ・アーティスト”スナーキー・パピー。2012年、リリースしたアルバム『ground UP』が、アメリカiTunes で“Best of 2012 Albums”を獲得、2014年にはR&Bシンガー=レデシーをフィーチャーした楽曲「サムシング」でグラミー賞Best R&B Performanceを受賞、更に『We Like It Here』はリリース以来iTunesのTop20に君臨し続けるなど、世界中のダンス・ミュージック / ジャズ・ファンから称賛されている。
(メーカー・インフォメーションより)
スナーキー・パピーがルーツである米・ダラスで2022年に行なったスタジオ・ライヴを収めた2枚組。とりわけブラック・ミュージックへの敬愛を感じさせる楽曲が並んでおり、バーナード・ライトによる生前最後の録音も聴くことができる。(CDジャーナル データベースより)
2004年にベーシスト/ギタリスト/コンポーザー/アレンジャーのマイケル・リーグを中心にテキサスで結成され、30名前後のメンバーが流動的にプロダクションに参加するというユニークなバンド=スナーキー・パピー。現在は拠点をニューヨークのブルックリンに移していますが、メンバーは音楽・芸術系の分野に定評が・・・
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