ｽﾐｽは高校時代、LP盤、12ｲﾝﾁ盤と買いあさりました。当時は誰にも良さを分かって貰えず…。20年間聞き続けても新鮮さは失われない。

ｽﾐｽのｱﾙﾊﾞﾑでﾀﾞﾝﾄﾂNo.1。ｷﾞﾖｷﾞﾖ吠えるｷﾞﾀｰに叫ぶﾓﾘｯｼｰ。ﾍｯﾛｫｰ!!　この”Queen is dead”はﾏｼﾞで聞くべし。

オアシスとかでマンチェスターのバンドに興味持った人は最初聴いた方がいいですよ。良く現役じゃないバンドや活動暦の長いバンドってベストを買えばイイって思う人多いよね。でもこのバンドとローゼス(B-side集入れて三枚ぐらいしかないけど）は全部のオリジナルアルバムを買い揃えてきくべし。どれも素晴らしい作品だと思うから。80年代UKロックの最高のインディーロックバンドによる最高傑作

１０年前１８００円で買い、このアルバムでスミスと出会い、未だに聴いているし、４曲目のﾎﾜｯﾄｼｰｾｯﾄﾞなんて最高！いや最強！次々とアルバム聴いたのは言うまでも無く、中毒性抜群！スミスに巡り合わず人生終わる人損してる。俺は一生聴き続ける！！！！！

とりあえず彼らのアルバムを２枚と言われればこれと”ハットフル･オブ･ホロウ”の２枚ですね！理屈抜きに如何に彼らが優れたメロディメーカーだったかが分ると思います！でもそろそろリマスター盤が聴きたいかな？！

スミスを聞くと胸が張り裂けそうなほど切なくなるのにとても幸せになる。 あんなに破天荒で危なっかしくてアナーキーでやりたい放題で、だけど脆くて、やんちゃで知的でクレイジーでリリカルで儚くて美しくてそして気色悪く格好悪くて最高にカッコイイバンドは他に無い。 このアルバム以外も全てコンプすべき。

とにかく聞いて欲しいのが５曲目のストップミー。ジョニーがナイフで弾いたというイントロに妙な高揚感を感じるが比較的ストイックに繰り返し歌われている言葉は「止めてくれ」という正体不明の衝動に駆られた者の所感。そして再び詩の降りの余韻と共にジョニーの美しいギターに心洗われる思いがする。 卑屈な感情から湧き上がる全てを宥める美しさ、結局我々の苦悩や喜びなど全てはただ通り過ぎていく風のように感じられる。未練がましいまでに潔くこの曲はただただ美しい。 ギターと詩歌とドラムとベース、そしてナイフ、スミスはこれだけで実に

ｺﾚを商品にしちゃうﾗﾌ・ﾄﾚｰﾄﾞの軽さに呆れながらも感謝ｶﾝｼｬ。ｼﾞｮﾆｰが輝きを放っていた（過去形で書くと怒る人もｲﾙかな？）時の音。良い意味での安っぽさも可愛く思える、ﾜｼにとっては宝物の一枚だ。

最も美しいスミス、それがこのHATFUL OF HOLLOW、これから先の作品ももっちろん素晴らしいが、まずこちらを聞いていただきたい。眩ゆいジョニーのギターWilliam, It Was Really Nothingで幕を開け、くぐもった混沌とした世界How Soon Is Now?を挟みPlease Please Please Let Me Get What I Wantでモリッシーの儚いかなわぬ望みを包む１２弦ギターで幕を閉じる。モリッシーの卑屈な感情が反転しその感情は美しい芸術に。ＵＫロックファンならずとも音楽を愛する人には是非聞いていただきたい名盤。

美しい、の一言。 １曲目からジョニーがとばしまくりワウペダル踏みまくりモリッシーの巻き舌ボーカル炸裂。 でもモリッシーの踊りは相変わらず。 モリッシーのあんなへんてこ踊りのどこがかっこいいものか、そんなことは解っている、しかし彼は自分の醜さを曝け出すことで誰よりも輝いた。 このアルバムはスミスの輝かしい軌跡である。 あ、ほんとＤＶＤ化希望しましょうよ、どこに連絡すれば良いんです？