シューマン、ロベルト(1810-1856) レビュー一覧 4ページ目
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投稿日:2023/04/26
LPでもCDでも聴いたが曲を知るには良いが、演奏自体は常識的でそれ以下でも以上でもないという印象に変わりはなかった。才気だったところなどほとんど聞かれず、どこか楽譜という枠内で忠実に演奏しているという感じがする。こういう演奏ならエッシェンバッハの演奏に似ていなくもないが、同レヴェルの演奏では2種のクーベリックのシューマンのほうにより魅かれる。
robin さん
投稿日:2023/04/17
標準の出来だと思う。この指揮者はいつもいい線までいっていながら聞き手をうならせるようなことはなく、どこか吹っ切れないで物足りなさが残る。響きに色気が不足しそのためか演奏全体に面白みに欠けるところが多いようだ。結局、ワルターやクレンペラー並みにはなれずベームやケンペにも遠く及ばなかった。小生の持っているのは1−4番までDENONコロムビア初期盤。
robin さん
投稿日:2023/03/17
有名な1番のみのレヴュー。個々の演奏者の表現力よりあくまでも室内楽のまとまりに重点を置いた演奏である。プレヴィン、チョンやギレリス、ロストロなどの演奏は個人の表現力が高く素晴らしい演奏を提供しているが、このトリオは室内楽の美しさ、まとまりに徹しているようだ。終楽章など、燃えるようなロマンは抑えられていてやや物足りなさを感じるが室内楽的美しさは出ている。私としては、チョンやロストロのほうがシューマンのロマンがより楽しめるが、このトリオの演奏も悪くはない、と思っている。
robin さん
投稿日:2023/03/11
アンサンブルは荒削りですが、躍動感に溢れた生き生きとした演奏です。精緻なアンサンブルが聴きたければ他に選択肢は数多くあると思います。敢えてこういう無名(失礼!)な演奏家の録音を聴く楽しみと、新たな発見を求めて私は聴いています。録音は非常に鮮明で、ノイズや過度な残響も気になりません。音量が極端に違うというレビューがありますが、再生環境のせいではないでしょうか。多少違うのはわかりますが、極端なものではありません。元々小音量での再生下ではそう聞こえるだろうなという気はします。私は大音量で鳴らす派です。
あぶらげ さん |40代
投稿日:2023/03/06
室内オーケストラだが手薄感は全くない堂々たる響きで、果汁たっぷりな新鮮果実を思わせる素晴らしい演奏だ。珍しいオーケストラ曲も収録されており、資料的な価値もあるが、いずれも素晴らしい演奏で録音も優秀。シューマンの交響曲全集は、永らくサヴァリッシュの名演が忘れら難かったが、ようやくその呪縛から解放されそう。ダウスゴーから目が離せない。
tamos57 さん |70代
投稿日:2023/02/07
パレーはデトロイトとシューマン交響曲全集を完成しており、得意曲なのだろう。「ライン」は柔らかなタッチで音楽を進める。パレーがシューマンのオリジナルスコアを尊重していることがわかるとても爽やかな演奏だ。フランス放送フィルは弦の響きが薄く感じるがシューマンならOK。フランス国立放送管との4番は速いテンポの気迫に充ちたものでメリハリもきき素晴らしい。驚くのはほぼ全曲にわたってパレーがメロディーを歌っていること。余程好きな曲なんだろう。オケも熱演。アンコールのシャブリエとラヴェルは最高。めくるめく演奏だ。音質は鮮明だが潤いに欠ける。それでもパリに帰ってからのパレーの録音は貴重であり充分楽しめるものなのでお薦めする。
フォアグラ さん
投稿日:2023/01/25
一聴すると響きは充実しており満足ゆく演奏のように思えるが、響きや音色のニュアンスに欠けていてどことなく変化の乏しさを感じてしまう。これはスイトナーの振るモーツァルトやベートーヴェンにも共通しており、いつも物足りなさを覚える。サヴァリッシュのシューマンより上だが、クーベリックの2種の演奏のほうがずっと良いと思う。以前からどことなく交通整理のうまいだけの指揮者と思っていたが、その中でも、このシューマンは響きに張りがありモーツァルトやベートーヴェンよりは成功しているようだ。しかし、私には聴かなくても一向に構わない指揮者の一人で、彼のモーツァルトのCDなど全く聞きたいとは思わない。
robin さん
投稿日:2023/01/25
初期のCOCO-80146で所有。フィりップス時代のインバルはどうも味がうすくて評価しなかったが、DENONに移ってから巨匠性が増し、音楽が大きく深くなったと思う。このシューマンも恰幅が良くしかも響きが充実し聴きごたえがあり驚くばかりだ。音の整理指揮者のサヴァリッシュやスイトナー等をはるかに超えた存在で、ドイツ指揮者よりずっと味濃いドイツ的響きを生み出している。彼のベートーヴェンやブラームスも聞きたいのだが手が回らないのが残念である。セルやバーンスタイン、T.トーマス等のアメリカの指揮者では聴けない本物のシューマンという気がする。
robin さん
投稿日:2022/12/31
買って本当に良かったです。やっと、フルトヴェングラーの「シューマン交響曲第4番」の名盤の名に恥じぬCDにやっと巡り合えた。これまで買った「シューマンの交響曲第4番」は、「疑似ステレオ」のリマスター版以外に、よく出来ていると思うCDに、出会わなかった。 モノーラル録音では、特に良くなかった。むしろ、「シューマンの交響曲第1番「春」」の方がいい。ところが、このCDは、違った。「シューマン」なのに、「ワーグナーの音楽」を聞いているような、「ロマン派」の名演・名盤だ。これが、有名なレコードの「シューマンの交響曲第4番」なのだ。フルトベングラー経験が、実演でも、レコードでもなく、CDの時代の私には、レコードの名盤のCD化では、なかなか、いいものに出会えないのかもしれません。そういう意味では、お勧めのCDです。
カニさん さん
投稿日:2022/12/11
小編成のオーストラリアよるネゼ=セガン指揮のシューマン交響曲全集。スッキリ、くっきりとした演奏となっており、星の数ほどあるシューマンの交響曲の録音の中でも特徴的なものになっている。ただし、解釈そのものはむしろ保守的で、特別な感じはしない。
saitaman さん
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ありがとうございました
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