Schubert / Schumann レビュー一覧
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投稿日:2023/08/16
曲想を深く追求するというより響きの面白さに重点を置いた演奏という気がする。両曲ともにロマン性は少ないが表面的でなく聴いていて物足りなさは感じない。シューマンなど暗くはならないしシューベルトも淡いロマンも余りない。かといって物足りなくもないが、もうちょっとという感じもするが、オケは素晴らしい響きで流石ベルリンフィルだと思わせ聴いていて気持ち良い。録音は、ハイの伸びが少ないのでハイ上がりのRCAコードに換えれば良いだろう。星3か4が妥当か。こういうシューマンの4番を聴いていると、いまさらながらフルトヴェングラーの2種の4番のすごさが分かる。
robin さん
投稿日:2016/09/23
老境だったからかもしれませんが、ホロビッツがシューベルトのピアノソナタを取り上げたのが珍しく感じます。(即興曲なら多く録音がありますが。)ホロビッツ流の超絶技巧は目立ちませんが、高音部のキラキラ感と低音部の重みは味わえると思います。他演奏家にはない異色感があります。
テリーヌ さん
投稿日:2016/09/23
老境だったからかもしれませんが、ホロビッツがシューベルトのピアノソナタを取り上げたのが珍しく感じます。(即興曲なら多く録音がありますが。)ホロビッツ流の超絶技巧は目立ちませんが、高音部のキラキラ感と低音部の重みは味わえると思います。他演奏家にはない異色感があります。
テリーヌ さん
投稿日:2013/11/24
どの曲の演奏も素晴らしいと思います。 特に感動したのが「ブラームス/四つのバラード作品10」です。 ブラームス自身が乗り移ったかの様な迫力と滋味溢れる演奏に圧倒されました。 バックハウス氏亡き後、最後のドイツ音楽解釈者として後世にこの様な素晴らしい録音を遺して下さったケンプ氏にひたすら感謝します。 有難うございます。
Wilhelm.F さん |50代
投稿日:2010/08/13
シューマンの4番(改訂稿)は、どうせならECOと録音して全集版に追加して欲しかった。
吉川英治 さん
投稿日:2010/04/14
この演奏ですね。尋常な演奏ではないですよ。他の演奏にはないスローテンポの間から聴えてくるものは、本当に人間の深い悲しみを知った者だけが出せるしんみりとした情感なのですね。しかも、それが、凄く美しく響いてくるのですね。この音が聴えるか否か、は、本当に瀬戸際を味わった者であるか否かに関わってくると思うのですよ。考えてみて下さい、シューべルトがこの曲を作曲したときに置かれていた状況、そしてまた、ケーゲル氏にやがて悲劇がやってくるという事実。死の境界、あるいは諦観の上に立って紡ぎ出された音楽、それを、ケーゲル氏は見事に演奏してのけた、ということです。深刻過ぎる批評と思われるかも知れませんが、そのような音楽、またそのような演奏、そしてまた、こういう鑑賞の仕方もあるということです。私には、この演奏は、老いの入ロに向いながら出会えた、音楽の深さをあらためて味わえた名演です。
OWL ふくろう さん
投稿日:2009/09/27
個人的に「未完成」もシューマンも期待ほどの演奏ではなかった。シューマンのテンポ設定も好きになれないし、表現全体も凄みがなく、ケーゲルらしい迫力も感じない。特に取るべき演奏と思えないので、ケーゲルファン向きのCDだと思う。
春奈 さん
投稿日:2009/02/01
調律師の話によれば、ポルリーニは常にドルチェと要求するらしい。ドルチェで調律されたピアノにポルリーニの技巧が合いまった見事な演奏。幻想曲と名付けられた同じC Durの曲だが、音の美しさという観点でシューベルトの方が素晴らしい。
おんがくか さん
投稿日:2008/03/27
ロマン派詩人のハインリヒ・ハイネの歌詞による歌曲集というコンセプトのアルバムだが、シューマンの『詩人の恋』は、ピリオド楽器演奏史上に残る名演。伴奏が素朴な音色のフォルテピアノであるがゆえに可能となった、テノールのプレガルディエンの繊細な歌唱は、従来のオペラ的な歌唱によるシューマン像をくつがえすほどの魅力を放っている。私と同じく声楽の道を志す全ての人に、お薦めしたい。
AUSNAHME さん
投稿日:2008/02/18
さすらい人幻想曲はモノラルでもさらに音がこもって残念。でも勢いにまかせないけど豪壮でもあり、繊細でもあり感度的なフィナーレ!シューマンのほう、アラベスク、謝肉祭なんて心震え、心沸き立つ、凄みのある名演!音がよりクリアなこともあって見事です。最後のトッカータ。左のフォルテの挑発的な音の凄さ。全然下品にならない端正さもある!カッチェンってこんな凄いって知らなかったです。シューマンは個人的決定盤候補!
よーよー犬 さん
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ありがとうございました
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