Sao Paulo Panic

日本でもおなじみ、DDG4 のダニ・グルジェル＆チアゴ・ハベーロを始め、国籍の違う気鋭のジャズアーティストが集結したセクステット“サンパウロ・パニック。いろいろな音楽スタイルがブレンドされた才能溢れる刺激的なアルバムが完成！！

ブラジルの夏というのは、“パニック”という言葉にはほど遠く、果実が実りスタジオで過ごす時間がゆっくり取れる季節。 6人のアーティストがドイツのレーベル、ベルトルドを介してジャズフェス、Jazzahead!にて出会い、そしてわずか数か月後にはサンパウロに集まり、決して簡単ではないがまったく新しいアルバムをDa Pa Virada のスタジオで制作を開始することとなった。

それぞれがプロのミュージシャンとして違ったバックグラウンドやコンセプト、そしてアイデアを持つ中で集まったバンドが果たしてユニークな音を創造できるのか？まずは10 日間という制作期間において、日ごとにまったく違う音楽が生まれ、この「サンパウロ・パニック」というアルバムは、個々人では決して創造できず、このメンバーだからこそ完成したアルバムとなったのである。

このアルバムを聴くと、きっとこのセクステットは長く一緒に演奏していたはず、と思ってしまうだろう。まさか数日間とは思いもつかないはずだ。才能あるアーティストたちが集まり、いろんな音楽のスタイルのワクワクするようなブレンドを編み出している。“今まで、ヒエラルキーに従ったスタイルの中でたくさんのバンドで演奏をしてきたけど、こんなにみんなが対等に演奏できるというのはとてもリフレッシュできるんだ”とサクソフォーンのティモは言う。そして、ヴォーカルのダニは付け加える。“いきなり出会って、それからお互いを知り、それぞれが先祖から受け継いできたものを尊重し合って いる。もしこのアルバムをたった一つのセンテンスでまとめてしまっていたら、それは誰のものでもないアルバムになると思うの。つまりこれはまさに私たちを表現しているアルバムだから。”

■輸入盤国内仕様


（メーカーインフォメーションより）