CD 輸入盤

サン=サーンス:交響曲第3番、フランク:交響曲ニ短調 スヴェトラーノフ&ソ連国立響

Saint-saens / Franck

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
859926
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

スヴェトラ・ファン大喜びの好カップリング。これら2曲はもともとフランス音楽系ながらもガッチリしたフォルムと手ごたえある重量感を持った作品なのですが、スヴェトラーノフの手にかかると、そうした傾向にさらに拍車がかかり、強大で主張の強い音たちが束となって音塊を形成するさまには仰天するほかありません。
特にサン=サーンスは期待通り(?)の騒乱ぶりで、その異様なまでの力強さはファンにはたまらないところ。この作品は名前のとおり、オルガンをともなって華麗に展開する後半部のオーケストラ・サウンドが一般的には聴きものなのですが、ここでの演奏はとにかく異常に重厚かつ壮大、オルガンなどにはビクともしない(?)ソ連国立交響楽団の圧倒的な寄り切きぶりが痛快です。
 フランクも強烈です。サン=サーンス同様、循環形式を採用した堅固な造形美を持つこの作品に、スヴェトラーノフは場違いなまでの激情を込め、凄まじいというほかないクライマックスを構築することに成功しています。終楽章など文字通り阿鼻叫喚です!


・サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 OP.78 『オルガン付き』
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソ連国立交響楽団
1982年6月9日、ステレオ録音

・フランク:交響曲ニ短調
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソ連国立交響楽団
1981年3月17日、ステレオ録音(ライヴ)

総合評価

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傍観者の筈だったが、またもやHMVの旨い餌(...

投稿日:2005/01/16 (日)

傍観者の筈だったが、またもやHMVの旨い餌(HMVも商売上手!)に釣られ購入..軽度のスヴェトラ中毒症ゆえか、本盤は御大の体臭ムンムン魅力満載と直感。が、根本的に両曲は気高く強い精神性、敬虔な宗教性、葛藤の末の歓喜etcを最重視すべき。愛聴は2曲共ミュンシュBSO(絶対xrcd盤!)+フランク:コンドラシンACO’77Lだが、御大が悠揚迫らざるロシア的スケールに豊饒(異常?)なブラスパワーをブチ込み滔々と描くは、人間の情念や精神性でなく、大自然に創造された巨大な恐竜の浪漫と王国!やはりビギナーには不適盤。音質は年代考慮すれば両方共超不満。

風雷暴 さん | 横浜 | 不明

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このサン=サーンスは衝撃的でした。楽器バ...

投稿日:2004/11/28 (日)

このサン=サーンスは衝撃的でした。楽器バランスを整えながらフレーズを一つ一つ丁寧に鳴らし、そのつなぎ方が絶妙なのでテンポは遅くても曲は停滞せずに流れ続け、気がついたら非常に理知的でしかも雄大な音楽になっていました、といったところでしょうか。うまく表現できませんが。フランクは、残念ながらサン=サーンスほどしっくりきませんでしたが、後者だけでも入手してよかったと思いました。

シアリル・ルイスX さん | 金沢市 | 不明

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許氏に載せられて買ってしまいました。遅め...

投稿日:2004/08/03 (火)

許氏に載せられて買ってしまいました。遅めのテンポで楷書のように弾く。確かにクレンペラーみたい。サン=サーンスってこんなに高貴なお方だったっけと感動しました。金管の音色は例のアレなんだけれど。フランクも同じようなアプローチですが、もともと厚っ苦しい曲なので暑苦しさが増強されるようです。

かばくん さん | とちぎ | 不明

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