ペース ：ジョンポール ジョーンズ、ギター： デイヴ ギルモア、ドラム ： ビル ブラッフォード なんじゃこのメンバーは。１局目でぶっ飛んだことが学生の頃の思い出です。

まず、アコギの音色がこれ以上に無く素晴らしい。また、オープンチューニングの使い手としても一流だし、ディランと時代性を分かち合い、ウディガスリーに影響を受けているだけあって歌詞における精神性も高いが、何といってもシンガーとしての表現力がずば抜けている。それに加えて音響的、音楽的追究心もあるのだから言うこと無し。ペイジ、ギルモア、ジムオルークなどの「アーティスト」に敬愛されるのも納得です。このベスト盤には本人による解説の翻訳しかついていないのが残念ですが、個々の楽曲はとても素晴らしいので、地図的な役割としての一枚目としては十分だと思います。対訳付きの国内版が出れば良いのですが…。

彼の代表作です。2曲目はジミー・ペイジがアコギで参加。4曲目はデビッド・ベッドフォードがオーケストラアレンジ。 耽美的で長大なプログレッシブなフォーク(前編アンプラグド)です。 ピンクフロイドのデビッド・ギルモアも信望しているのも解ります。

彼のなかでも、もっとも美しいアルバムです。最高です。islamは現在の世相を鋭く描き、ifでは人と人のとの対話することの大切さを書いていてとても美しい歌です。他の曲もおすすめです。また、ピンクフロイドのデイブ・ギルモアや愛弟子ケイト・ブッシュも参加してます。