Lustwandel

68 年にミュージック・コミューン"Human Being"創設、ベルリンのアンダーグラウンド・カルチャー・センターでコンラッド・シュニッツラー(タンジェリン・ドリーム)と一緒に" Zodiak Free Arts
Lab"を結成。ディーター・メビウスと出会い、シュニッツラーと三人でクラスター(Kluster)名義
で70 年より活動。

71 年にシュニッツラーが脱退してからは、メビウスとのクラスター(Cluster)名義。初期クラフトワーク、ノイ！のギタリストであるミハエル・ローターとのハルモニア名義や、ブライアン・イーノとのコラボレーションで数々の名盤を残している。クラウトロック、シンセサイザー・ポップ、アンビエント・ミュージックの草分けハンス-ヨアヒム・ローデリウスが、1981 年に発売した通産6 枚目となるソロ・アルバム。

グランドピアノソロ、古風なパーカッションパターンなどを用い、クラシカルな佇まいを醸した、チェンバーミュージック的なシリーズの一枚。セカンド・スタジオアルバム『Jardin Au Fou』同様に、1979 年にParagon スタジオでレコーディングされた、ピーター・バウマン(タンジェリン・ドリーム)がプロデュース作品。

シンセティックな素材から創られたサウンドは現代のエレクトロニカのお手本そのもの。この作品からリズムは使われず、このスタイルは今後の数多くのソロアンビエント作品へと繋がる。ドイツ電子音楽家のベテラン、アスムス・チェチェンズのライナーノーツ付き。(メーカー資料より)