ＣＤ４枚では、ロッドの偉大さは理解できないけれども、入門用には最適です。それにしても、４０年以上もロッドを聴き続けてきて、やっと今頃マーキュリー時代の素晴らしさを再認識した、馬鹿な私です。

1曲目のＣ．Ｃ．Ｒのカヴァーがベスト。オリジナルのジョン・フォガティのヴォーカルに負けてません。でも、あとの曲は今ひとつ、必然性を感じない。

学生時代にレンタルでカセットにおとしてよく聴いていたのを思い出して買って久しぶりに聴いた。Power Stationのメンバーのバックアップでロッドの歌のうまさを考えたうえでの素晴らしい作品群にたまらなく感動した。完成度が高いアルバム。

　Rodのアルバムの中で１番好きなアルバム。一曲めのHot Legsから 最後の　I was　Only Joking まで　一気に聴けます、ただ８曲しかないの が残念。（当初の予定では２枚組みを１枚に絞ったから仕方ないかな） 最近のカバー路線しか知らないFanの人に是非とも聴いてほしいです。

個人的に彼の作品群中最もお気に入り。このアルバムのプロデューサーでもある今は亡き故バーナード エドワード節炸裂の快作！。デュラン デュラン〜パワーステーション〜故ロバート パーマーと続いて結果的に最後に締めくくったヒットアルバム。バックサウンドは、まんまパワーステーションそのもの。まぁ、本作のギタリストも元デュランでパワステのメンバーでもあるアンディ テイラーだしね。相変わらずの弾けるドラム音やギター音がサイコー。この人の作り出すサウンドは未だに大好きやなぁ・・・。曲のクォリティもコレまでになく最高に高い。シングル以外の曲も、これまた最高にイイ！。と言うかアルバム単体では今現在でもこのアルバムを越えれてない。このアルバムのロングヒットで当時完全復活を成し遂げた感じだった。後に彼自身もこのアルバムをキャリアの中でも最高に気に入っている作品だとインタビューで言っていたね。彼のアルバムで唯一リマスターを望むサイコーの１枚。

80年代のロック・ポップスを聴いてきた私にとって、70年代のロック・ポップスはファッションも含め、はるか昔の古いイメージがあって好きになりません。（60年代のビートルズにはそのようには感じないのはなぜだろう？）例外中の例外がこのアルバム。LPレコードではFast side、Slow sideに分けられ、いかにもレコードならではの構成がいい。

ヒット曲やジョンマーチンのメイユーネバーなどよいカバーが入ってますが、１CDではさすがに中途半端です。THIS OLD HEART OF MINEのシンプルなバージョンや、良いカバーもたくさんの4CDのほうが絶対いいですね。チーフタンズやオアシスのカバーもいいです。

デヴューした頃からアルバムにソウルのカバーを入れて来たロッド　 今度は全編カバー集と来たかノッケからノーザンビートに乗りロッドもリラックスして年相応に乗ってます。Cookeナンバーなどもあるがここはモータウンナンバーがいいね。ATLANTIC CROSSINGのスローサイドが好きなら気に入ると思います。

82年の2枚組ライヴ盤ABSOLUTELY LIVEのLPに収録されていたものの、CD化の際に、1枚のCDに収めるために、なぜかオリジナル曲であるのに割愛されてしまったGuess I’ll Always Love Youが初めてCD化された、それだけでも僕には価値大ありのボックスセットです！その曲は僕がロッドと出会った大切な曲なだけに、積年の願いがやっとかないました！　他ももちろん聴きどころ満載。

前回はロックで今度はソウル・カバーか。もう何年も延々カバーものばっかりですね。歌うまいのわかってるからいいのだけど、自作の新曲も出してほしいな。次はディスコに挑戦か？（笑）