CD

Alle Tastiere

Roberto Pregadio (ロベルト プレガディオ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VSCD9362
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

古くは1960年代から活動を続けるイタリアのピアニスト、作編曲家/バンドリーダー、ロベルト・プレガディオ。映画音楽界では世界的に知られる人物であり、イタリア国内でも主にテレビ番組の音楽製作、ラジオショー、あるいはオーケストラの指揮者としても非常に高名な彼が、1974年に秘かにライブラリー・レーベル(主にプロユースの音楽制作会社で、TVやラジオなどのプログラムで使用される音楽を主に制作する。基本的にこれらの音楽は市販されない)に吹き込んでいた奇跡のピアノトリオ作品が本作『アッレ・タスティエレ』です。前述のように特殊な形式でリリースされていた作品と言う事で、知名度は皆無に近く、そのオリジナル盤は恐ろしくレアな上、特に”ジャズ”と言う切り口では全くのノーマークだった本作ですが、その圧倒的なクオリティは驚きに値するもの。そして、その複雑な権利関係もクリアし、遂に神戸・プロダクション・デシネより正規復刻となります!

編成は、ロベルト氏を中心とするピアノトリオによる演奏で、小気味良いワルツやバラッド、ビートの効いたナンバーなど多彩なスタイルで楽しませてくれる内容ですが、特筆すべきは全編を貫く、美しくも儚い旋律の素晴らしさ。そして、ややクラシカルなプレイ・スタイルながら、繊細さとエレガンス、イタリア的なスタイリッシュさが融合した独特のピアノタッチでしょう。またライブラリーならではの尺のサイズ(概ね3分前後)も作品としての聴きやすさに拍車をかけています。

まず素晴らしいのがオープニングを飾る「ワイルド・ガール」。胸を締め付けられるようなメロディがとにかく衝撃的な一曲で、まるで感動的な映画のワンシーンを思わせるような魅惑的な大名曲です。恐らくこの時点で本作の魅力の半分以上は確信出来ることでしょう。続く「ランド・スケイプ」は、さらに”泣き”を感じさせる哀愁のバラッドで文句の付け様が無い仕上がり。ソリッドなワルツのリズムが格好良い「メディテイション」もまた流麗な旋律が素晴らしいナンバーで、そのクオリティに驚かれる事でしょう。そして優しげで穏やかな曲調が麗しい「ファー・アウェイ」を挟んで飛び出す「ファイブ・タイムズ・スリー」は、本作における”グルーヴィー”サイドのハイライト。そのアグレッシヴで緊張感溢れる曲調はまるで、英国のサックス/フルート奏者・ハロルド・マクネアの伝説的なジャズダンサー名曲「The Hipster」のイタリア版と言う趣。きっと、ジャズ系DJ諸氏も度肝を抜かれるハズ。さらに、メランコリックなフレーズが繰り返す極上のワルツ「ウォーキング・イン・ザ・サン」を経て奏でられるのが、本作の”メロウ”サイドのハイライトとでも言うべき名曲「ムーンレス・ナイト」。そのタイトルが物語る通りの、静粛の中で響き渡るかのようなメロディの美しさは感動の極地。自然と美しい映像が思い浮かぶようなイマジネーション豊かなナンバーです。ラストを飾る「シュヴィーニャ」は、粋なブラジリアンのリズムが秀逸な愛らしいボサジャズの小曲で、こちらも素晴らしい…。と言う事で、本作は、アルバムとしてのクオリティも尋常では無く、元々は非売品の作品だったと言う事実が全く受け入れられない程の衝撃的な完成度の”感動”の作品なのです。

内容詳細

イタリア人鍵盤奏者で、映画音楽界での活動で知られるロベルト・プレガディオが70年代に吹き込んでいたトリオ作品。バラードやワルツなど多彩なラインナップで、概ね3分前後の聴きやすい小品が並ぶ。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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ロベルト・プレガディオ氏のピアノトリオ演...

投稿日:2010/01/08 (金)

ロベルト・プレガディオ氏のピアノトリオ演奏。1974年イタリア録音。 作曲は、ジャケットの裏面によると、LORENZO MANGONIとBORDONIとあります。小生の全く存じ上げない方々です。 珠玉のピアノトリオサウンドです。メロディーが美しいですよ。楽器編成が ピアノトリオですので、便宜上ジャズの区分なのでしょうか。 ベース、ドラムスは、バッキングをキープ。 情景が浮かぶ映画音楽、プログレッシブ・ロック・バンド(70年代当時の)の演奏するジャズ風味のサウンド、硬質なピアノ音が印象的です。 時にポップに、時に哀愁に満ちていて素敵です。 2010年になって、素晴らしいアルバムと出会えました。 重くもないし、軽くもない。 「いいなー、この感じ」ってなサウンドです。 * ”alle tastiere”とは「鍵盤」という意味とのこと(ライナーノーツより一部抜粋しました)。 伊日辞書によると、”tastiera”で女性名詞「@(音)鍵盤、指板(しばん)A(タイプライター、計算機などの)キー、文字盤」の意とのこと。(小学館”DIZIONARIO SHOGAKUKAN ITALIANO-GIAPPONESE”より抜粋転記しました。

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