このCDはロベルト・シュトルツの喜歌劇『紺碧の夢』のハイライト版です。
シュトルツの数多い喜歌劇の中ではまだ知られている方であり、マルスツァレクの指揮による全曲盤もある。
本録音は、ロベルト・シュトルツ指揮、ベルリン交響楽団によるオイロディスク原盤でお馴染みの演奏家、合唱はギュンター・アント合唱団とこれまたオペレッタ録音のエキスパート揃い。
さらに歌手にはショックやグルーバー、ケートにシュラムと当時の名歌手が勢揃いしており、これで悪くなるのが難しいと言える豪華な顔合わせ。
実際演奏と歌は、ちょっと時代がかかっていますが、大変に楽しく、メリハリもあり、そのミュージカルの様な軽いメロディも相まって、この作品の名盤に数えられます。
録音は1960年代でしょうが、まぁ、問題ありません。
なお、録音の感じからして全曲の録音は元からないようです。