CD 輸入盤

聖週間のための哀歌 キール、エメ&コンチェルト・ソアーヴェ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMA1951952
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マリア・クリスティーナ・キール&コンチェルト・ソアーヴェ
音楽による至高の慰め、キールの純度の高い結晶のような歌声


キールによる最高純度の結晶のような歌声。受難を前にしたキリストを悼む哀歌が、澄み切った空気の中に響きます。器楽のみの楽曲も、リュートをつまびく音一つ一つが真珠の涙の粒のような美しさです。至高の慰めがここにあります。
 キリスト教では、枝の主日(キリストが、十字架につけられる前にロバに乗ってエルサレムに入城した日。人々は棕櫚の枝を掲げてイエスを迎えたことから「枝の主日」と呼ばれる)から、復活の主日までを聖週間といいます。この期間の夕刻からロウソクの火が消えて教会が暗闇と化す時まで朗唱された音楽が、『ルソン・ド・テネブル』の原型。声楽の場合、エレミアの哀歌の聖句が、歌詞の大部分を占めます。ルネッサンス時代にこのジャンルは誕生し、ルイ14世下のフランスで発展を遂げました。イタリアでは、17世紀の前半にこのジャンルは流行し、ボローニャにある音楽博物館には、当時ローマで活躍していたあらゆる音楽家たちによる哀歌の23種類の曲集の譜が残されていますが、この盤は、マリア・クリスティーナ・キールとコンチェルト・ソアーヴェが、これらの資料から、聖週間のための哀歌を再構築したもの。歌詞にも現れる「dolor(悲しみ)」、「lamentatio(哀れみ)」といった言葉を、他に類を見ない純度の高い美しい結晶にして蘇らせ、聴く者の心に溶け入るように聴かせます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
(聖水曜日)
・カリッシミ:エレミアの哀歌、ここに始まる
・カリッシミ:『おとめシオンより、栄光はことごとく去り』
・ロッシ:トッカータ・クヮルタ
・フレスコバルディ:『敵はその手を下し』
・パレストリーナ:『主よ、救いたまえ』

(聖木曜日)
・作曲者不明:エレミアの哀歌
・作曲者不明:彼らが傷ついた者のように
・カプスベルガー:トッカータ・クィント

(聖金曜日)
・作曲者不明:エレミアの哀歌
・作曲者不明:トッカータ・アルペッジャータ
・マルコレッリ:なにゆえ黄金は光を失い
・作曲者不明:預言者エレミアの祈り

 マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)
 コンチェルト・ソアーヴェ
 ジャン=マルク・エメ(指揮、オルガン)

 録音時期:2006年6月
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Incipit Lamentatio Ieremiae Prophetae
  • 02. Va
  • 03. Toccata Quarta
  • 04. Jod - Manum Suam
  • 05. Heu Mihi Domine, Passeggiato Per la Viola
  • 06. De Lamentatione Ieremiae Prophetae
  • 07. Lamed
  • 08. Toccata Quinta
  • 09. De Lamentatione Ieremiae Prophetae
  • 10. Toccata Arpeggiata
  • 11. Aleph - Quomodo Obscuratum Est Aurum
  • 12. Incipit Oratio Ieremiae Prophetae

ユーザーレビュー

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聖週間のための哀歌 として作曲された曲か...

投稿日:2016/08/06 (土)

聖週間のための哀歌 として作曲された曲から、抜粋、再構成された曲集で、何人もの作曲家の作品からなる。 大変美しいものばかりで楽しめた。  雑多な寄せ集めの印象はなく、一つの作品としてききとおせる。

プリン さん | 奈良県 | 不明

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