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ヒレ・パールは、ヴィオールで笑わせ、泣かせ、嘆き、そして元気づける!
ヒレ・パールは、17世紀および18世紀の音楽を専門とする世界最高のヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者の1人です。これまで「deutsche harmonia mundi」への彼女のレコーディングは、数々の賞を受賞し、高い評価を受けています。
ヒレの新作「夢の中のバラッド」は、リュート・テオルボ奏者のアンドレアス・アーレント、ソプラノのクレア・ウィルキンソン、ヴァイオリニストのヴェロニカ・スクプリクをゲストに迎え、夢のような、魔法のような、センチメンタルでしかも楽しさにあふれた、イギリス・バロック時代の作曲家による多彩な音楽を辿ります。ヘンリー・パーセルの師であったジョン・ブロウによる優雅な「愛の歌」で始まり、シェイクスピアの有名な「夏の夜の夢」の詩に基づく「アウト・オブ・ザ・ウッズ」、ヘンリー・パーセルの有名な「束の間の音楽」や「白百合の咲くところを見たことがありますか」、そしてロバート・ジョンソン、フランシス・ピルキントンなどの作曲家の有名な作品、「グリーンスリーヴズ」といった伝統的民謡のメロディもあります。途中には、エクレス、シンプソン、フィンガーによる弦楽器のための珍しい作品を挟みながら、イギリスなどで伝承されてきた物語や寓意のある歌が、魅力的に演奏されています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ジョン・ブロウ:『アンフィオン・アングリクス』(ラヴソング)
● 作者不詳:『パッサメッツォ・アンティコ』(サルタレッロ)
● 作者不詳:『アウト・オブ・ザ・ウッズ』(シェイクスピアの詩による)
● ヘンリー エクレス(アンリ・エクルス):ヴァイオリン・ソナタ ト短調RISM A/I E 203, No. 11
● 作者不詳:『ぼくの愛』
● 作者不詳:『パッサメッツォ・モデルノ』(サルタレッロ)
● ロバート・ジョンソン:『白百合の咲くところを見たことがありますか』
● 作者不詳:『彼を待ちなさい』
● ヘンリー・パーセル:『あれは、エディンバラから2町ほど離れた先で』
● 作者不詳:『ブラック・イズ・ザ・カラー・オブ・マイ・トゥルー・ラヴズ・ヘア』
● クリストファー・シンプソン:『ディヴィジョン―ヴァイオル』より「ホ短調のグラウンド」
● ゴットフリート・フィンガー:トリオ・ソナタ イ長調Op.1-3
● 作者不詳:『恋人にリンゴを』
● ヘンリー・パーセル:『束の間の音楽』
● 作者不詳:『遷移』
● 作者不詳:『君が眼にて酒を汲めよ』
● フランシス・ピルキントン:『おやすみ愛しい妖精たち』
● 作者不詳:『グリーンスリーヴズ』
ヒレ・パール(ヴィオール)
クレア・ウィルキンソン(ソプラノ)
アンドレアス・アーレント(リュート、テオルボ)
ヴェロニカ・スクプリク(ヴァイオリン)
録音時期:2019年8月12-14日
録音場所:ブレーメン放送スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)