洗練されたサウンド、都会的なセンスと土俗性の融合。パコは秘術を尽くしてギターをかきならし、そして出てくる音楽はピュアでナチュラル、軽やかにステップを踏んでいる。スペイン・ローカルのフラメンコ音楽が、芸術にまで昇華された一枚。

普段、燕尾服に囲まれてお行儀よく弾かれるコンサートピースが、パコのマジックによって煌めくスペインの陽光の中にひきだされる。冒頭のフラメンコ奏法で、「ああ、これは踊りのカスタネットだったのか！」と目が開かれる思いをする。ここで流れている音楽はまさにフラメンコだ。パコは流麗かつ、小気味よく、一瞬も停滞しない。伴奏も良い。

パコをはじめフラメンコのソースはレコード時代から店頭には並べておらず入手困難でした。そんなパコファンには待望の企画、フラメンコギター入門にもうってつけです。ボーナスＣＤもついています。

あまりうまくないなぁ…。わたしのほうがうまい�ｩ

これこそフラメンコ！…とは言えないけど、初めてでも聴きやすいギター曲集。

Paco De Luciaはフラメンコギターの正に神様！人間技をはるかに超えてる。ただただ圧倒されっぱなし？でも心地好いんだなこれが！

完全保存版！これは必見ですよ。なんてったってPacoが喋ってるんですから！

新しいフラメンコ音楽の創造を追求していたパコが、以前から敬愛していたファリャの音楽を、瑞々しいオリジナルな表現でまとめた快作。ある部分ではロック的に、ある部分ではクラシカルに…と、彼の自由な感性によって縦横無尽に可能性を広げるファリャの世界は、たいへん魅

1980年代、パコがフラメンコを現代的に変革していった時期の記念碑的作品。鋭くクリアなパコのギターに、ベースのベナベンテが絶妙に絡む「６」や、ペペの歌が見事に生える「５」など、聴き所満載。フラメンコの伝統に誇りを抱きながら、その一方でジャズや現代音楽の和声・

かなり「現代音楽」みたいで、「わかりにくい」音楽かも知れません。（パコの諸作の中でも異例なほど…）しかしここにパコの、新しい「音」に対する貪欲な創造エネルギーを感じられるのもまた事実。フラメンコというローカルな音楽形式から、無限の可能性を引き出した傑作で