Songs Of Our Native Daughters

アメリカ奴隷制度下に生きる黒人女性たちの苦闘と希望を描いた、アメリカーナの傑作アルバム！
あの衝撃の社会的重要作品がアナログ盤で登場！！！

　キャロライナ・チョコレート・ドロップスの中心メンバー、リアノン・ギデンズ、ニュー・フォーク・シーンの新星、アメシスト・キア、ハイチの血を引くチェロ奏者レイラ・マッカーラ、バーズ・オヴ・シカゴのアリソン・ラッセルら、現在のアメリカーナ・シーンにおける超実力派女性アーティストたちで結成されたアワ・ネイティヴ・ドーターズ。彼女たちによるアルバム『ソング・オヴ・アワ・ネイティヴ・ドーターズ』は、17世紀〜19世紀に残された黒人奴隷制度に関する史実やミンストレル・ショウなどで歌われた詩歌などを基に、人種差別、女性蔑視など、今もタブー視され続けている問題に鋭く切り込んだ社会的重要作です。本来アフリカ由来であったとされるバンジョウ演奏にのせて、アフリカ系アメリカ人女性の悲劇と苦闘、希望を力強く描き出したこのCDアルバム（ライス・レコード　FLR-5509)は、弊社から今年3月にリリースして以来大変ご好評いただき、今もロングセラーとなっています。もちろん、本国アメリカでも話題騒然。この作品はアメリカン・ルーツ・ミュージック・シーンに一大旋風を巻き起こし、NPR、ローリング・ストーン、タイムズ紙で大絶賛されたことはもとより、彼女たちは今年のアメリカン・ミュージック・アワードのデュオ／グループ・オヴ・ザ・イヤーにもノミネートされています。そんなアメリカーナ・シーンにおける超話題作が、今回LP仕様でリリースされることとなりました！
　アメシスト・キアの骨太なヴォーカルによるヴィヴィッドな意思表明‘Black Myself’や、爽やかで軽快なカントリーのリズムにのせて多文化共存への希望が歌われた‘Moon Meets the Sun’、当時の黒人労働歌を現代に再現させた手拍子／ドラム／コール・アンド・レスポンスのみによる、痛烈な痛みに満ちた‘Mama’s Cryin’ Long’の他、モダンナイズされた繊細なコーラス・ワークで聴かせるジャジーな「スレイヴ・ドライヴァー（ボブ・マーリーのカヴァー作品）」など全12曲を収録（※LPヴァージョンではCDアルバム９曲目に収録されている‘Better Git Yer Learnin’’が割愛されています）。CD作品同様、リアノン・ギデンスによるイントロダクション、ダーク・パウウェルによるプロデューサー・ノート、メンバー全員による各曲解説、そして歌詞が掲載された36ページのブックレットが同梱されています（日本語対訳／帯つき）。
　本格的なアメリカン・ルーツ・ミュージックだからこそアナログ盤でじっくりと味わいたいという方、必携の一枚です！
(メーカー・インフォメーションより)