CD 輸入盤

ルネサンスとバロック時代のオルガン作品集 レオンハルト(5CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697964572
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ルネサンスとバロック時代のオルガン作品集(5CD)
グスタフ・レオンハルト


古楽界の巨匠レオンハルトが自己の原点であるオルガンに回帰してのシリーズ。Disc1&2はセオンレーベルの名盤で、イタリア、スイス、オーストリア(インスブルク、リンツ、チロル)の歴史的オルガンを駆使。Disc3の巨匠らしい格調高い演奏。Disc4ではオーストリアで修復された2台の17世紀の大型オルガンを使用しての荘厳な演奏。Disc5では修復が整った2台のオルガン(フランス・ノルマンディーとベルギー・ルーヴァン)の響きを、各々にふさわしいレパートリーで甦らせた名演です。
 なお、このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。

【レオンハルト】
グスタフ・レオンハルトは1928年5月30日、オランダのス・フラーフェラントに生まれました。生家はスウェーデン系の富裕な実業家の家庭で、幼い頃からピアノを学んでいましたが、15歳のときに父親が購入したチェンバロに触れ、その響きに魅了されたといいます。
 1947年にバーゼル・スコラ・カントルムに入学、チェンバロとオルガンをエドゥアルト・ミュラーに師事、1950年に最高栄誉賞とソリスト・ディプロマを得て卒業し、同じ年にウィーンにおいてチェンバロ奏者としてデビューします。
 また、50年代半ばにはレオンハルト・コンソートを組織、アンサンブルの中心として、また指揮者としても活動を始めます。1960年代には、フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ヤープ・シュレーダーとともにクアドロ・アムステルダムを結成、古楽器演奏の牽引的存在となります。
 後進の教育にも熱心なことで知られ、1952年から1955年までウィーン音楽アカデミーで、1954年からはアムステルダム音楽院チェンバロ教授を務めています。
 レコーディングもキャリア初期から盛んで、1950年代初頭には初めてバッハのチェンバロ作品を録音、以降、現在まで膨大なレコーディングをおこない、チェンバロ、オルガンやクラヴィオルガヌム、フォルテピアノ、クラヴィコードなど、バッハを中心としたバロックから古典派に至るさまざまな鍵盤楽器演奏の権威として多大な尊敬を集め、「現代のバッハ」と称されています。
 指揮者としても、バッハの『マタイ受難曲』や、アーノンクールと分担で録音したカンタータ全集などを録音しています。
 1967年には映画『アンナ・マクダレーナ・バッハの日記』に出演、ヨハン・ゼバスチャン・バッハに扮しています。

【収録情報】
Disc1〜2:アルプス地方のオルガン
・ニューマン:パヴァーヌ
・アンマーバッハ:『娘がほしい人は』
・テイラー:パヴァーヌとガリヤード
・ブリスマン:『不滅の統治者よ』
・作者不詳:パヴァーヌとガリヤード
・作者不詳:ガリヤード『カタッチョ』
・作者不詳:ガリヤード『ロデサーナ』
・パッヘルベル:トッカータとフーガ 変ロ長調
・パッヘルベル:コラール『人は皆死すべきさだめ』
・ケルル:不協和音と掛留によるトッカータ
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第5 番ヘ長調
・メルーラ:クロマティコ又はカプリッチョ(第1旋法による半音のための)
・パスクィーニ:カンツォーネ・フランチェーゼ第7番
・パスクィーニ:リチェルカーレ第4番
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第10番(第6旋法による)
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第4番(第7旋法による)
・パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第13番(第8旋法による)
・ツァッヒョウ:プレリュードとフーガ ト長調
・ストラーチェ:バッタリアのダンス
・ケルル:カンツォーナ ト短調
・フローベルガー:リチェルカーレ第1番
・フローベルガー:カプリッチョ第8番
・エーベルリン:トッカータとフーガ第3番
・フックス:ソナタ第5 番
・フィッシャー:プレリュードとフーガ ハ短調
・フィッシャー:プレリュードとフーガ ロ短調
・フィッシャー:プレリュードとフーガ ニ長調
・フィッシャー:プレリュードとフーガ 変ホ長調
・エーベルリン:トッカータ第6番
・クレープス:『イエスわが喜び』による小前奏曲
・クレープス:『イエスはわがたのみ』による小前奏曲
・クレープス:『われ神より離れじ』による小前奏曲
・ムファット:フーガ ト短調
 録音:1970〜1972年:ステレオ:セオン音源

Disc3:北ドイツのオルガン
・ローレンス:プレルーディウム ニ短調
・作者不詳:愛神のアルマンド
・シュトルンク:我を汝がものとなし〜ああ主よ,哀れなる罪人の我を
・モールハルト:深き苦しみの淵より,我汝を呼ぶ
・ヴェックマン:羊を牧したルシドルは
・作者不詳:『ダフネ』による3つの変奏曲
・作者不詳:優しい風が林をふるわせ
・シルト:『火のごとく』による3つの変奏曲
・シャイデマン:ガリアルダ ニ短調
・シャイデマン:プレルーディウム ヘ長調
・シュトルンク:マニフィカト『わが魂は主を崇め』による3つの変奏曲
・ラインケン:フーガ ト短調
・ヴェックマン:カンツォーナ ハ短調
・ベーム:『天にまします我らの父よ』による2つの変奏曲
・リッター:ソナティーナ ニ短調
 録音:1992年:デジタル

Disc4:オーストリアのオルガン
・ケルル:パッサカリア ニ短調
・フローベルガー:リチェルカール ト短調
・フィッシャー:シャコンヌ ヘ長調
・シュペート:エコー・トッカータ第4番ニ短調
・パッヘルベル:我ら皆唯一の神を信ず
・パッヘルベル:アリアと変奏ヘ長調
・ムファット:トッカータ第1番ニ短調
・ハスラー:トッカータ第8番ト長調
・エルバッハ:第4旋法のカンツォーナ
・シュペート:トッカータ第1番ニ短調
・ポリエッティ:第1旋法のリチェルカール第3番
・ケルル:カンツォーナ第5番ハ長調
・パッヘルベル:トッカータ ハ長調
・パッヘルベル:アリア『ゼバルディーナ』と変奏ヘ短調
・ムファット:トッカータ第5番ハ長調
 録音:1995年:デジタル

Disc5:フランスと南オランダのオルガン
・ボワヴァン:第1旋法の組曲
・ギラン:第2旋法の組曲
・クリーガー:パッサカリア ニ短調
・ケルクホーヴェン:ファンタジア ニ短調、ファンタジア ヘ長調
・ケルル:カンツォーナ ホ短調
・ライトン:フーガ・スアヴィッシマ ト長調
・フローベルガー:聖体奉挙のためのトッカータ第5番ニ短調、カプリッチョ第2番イ短調、カンツォーナ第6番イ調
・ショーモン:第2旋法の組曲ト調
 録音:1994年:デジタル

 グスタフ・レオンハルト(Org)

【ヴィヴァルテ BOX SET】
ヴィヴァルテ(ヴィヴァルテ)は、1989年にソニー・クラシカルがたちあげた古楽専門のレーベルで、設立・運営にあたっては。セオン・レーベルや、ドイツ・ハルモニア・ムンディ、テレフンケンなどで活躍した古楽の名プロデューサー、ヴォルフ・エリクソンが尽力しています。
 エリクソンは親交を結んできたアーティストたちと共に、ピリオド楽器によるレコーディングに意欲を燃やしましたが、その核となったのがチェリストのアンナー・ビルスマであり、彼を中心に結成された室内アンサンブル「ラルキブデッリ」は、柔軟な楽器編成でさまざまなレパートリーをとり上げて話題となっていました。
 ヴァヴァルテはほかにも、グスタフ・レオンハルトや、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジーク・バロック管弦楽団、フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団など、古楽の有名アーティストたちによる高水準な演奏をコンスタントに供給しましたが、それもエリクソンの手腕あってのものでしょう。
 さらにヴィヴァルテは、当時最先端だったソニーの20bitレコーディングやSBMなどの技術も導入、音質面でも高いクオリティを実現し、古楽ファンの信頼を得ていました。
 今回登場するボックス・シリーズでは、作曲家ごとにまとめるスタイルを基本とし、ヴィヴァルテ音源の中から高い評価を得たものを中心に構成、さらにエリクソンの前レーベル「セオン」の音源も投入して、中身の濃いボックスをつくりあげています。現在入手不可能な音源も多数含まれる注目の限定盤シリーズです。(HMV)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Pavan (From the Mulliner Book, C.1560)
  • 02. "Wer Das Tchterlein Haben Will" from Orgel Oder Instrument Tabulaturbuch (1571)
  • 03. Pavan and Galliard (From the Dublin Virginal Book, C.1570)
  • 04. Eterne Rerum (Conditur from the Mulliner Book, No. 51)
  • 05. Pavan and Galliard (From the Dublin Virginal Book, No. 21)
  • 06. Gagliarda "Cathaccio" (Intabolatura Nova Di Balli, Venedig, 1551)
  • 07. Gagliarda "Lodesana" (Intabolatura Nova Di Balli, Venedig, 1551)
  • 08. Toccata and Fugue in B-Flat Major
  • 09. Chorale "Alle Menschen Mssen Sterben"
  • 10. Toccata Con Durezza E Ligature
  • 11. Magnificat-Fugue No. 5 in F Major
  • 12. Un Cromatico Ovvero Capricio (Primo Tuono Per Le Semetoni)
  • 13. Canzone Francese (No. 7)
  • 14. Ricercare (No. 4)
  • 15. Magnificat-Fugue No. 10 (Sextitoni)
  • 16. Magnificat-Fugue No. 4 (Septimi Toni)
  • 17. Magnificat-Fugue No. 13 (Octavi Toni)
  • 18. Praeludium and Fugue in G Major

ディスク   2

  • 01. Ballo Della Battaglia from "Selva" (1664)
  • 02. Canzona in G minor
  • 03. Ricercar No. 1
  • 04. Capriccio No. 8
  • 05. Toccata E Fuga Tertia from "Ix Toccate E Fughe" (1747)
  • 06. Sonata Quinta (Adagio-Allegro-Adagio)
  • 07. Praeludium and Fugue in C minor from "Ariadne Musica Neo-Organoedum" (1702)
  • 08. Praeludium and Fugue in B minor from "Ariadne Musica Neo-Organoedum" (1702)
  • 09. Praeludium and Fugue in D Major from "Ariadne Musica Neo-Organoedum" (1702)
  • 10. Praeludium and Fugue in E-Flat Major from "Ariadne Musica Neo-Organoedum" (1702)
  • 11. Toccata Sexta Aus "Ix Toccate E Fughe" (1747)
  • 12. Preambulum Sopra "Jesu, Meine Freude" from "Klavierbung", Part I
  • 13. Preambulum Sopra "Jesu, Meine Zuversicht" from "Klavierbung", Part I
  • 14. Preambulum Sopra "Von Gott Will Ich Nicht Lassen" from "Klavierbung", Part I
  • 15. Fugue in G minor

すべての収録曲を見る >

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Organ Classicalに関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品