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【中古:盤質A】 ブロムシュテット&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管ボックス

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
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A
特記事項
:
なし
コメント
:
5枚組
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
VKJK0507
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ブロムシュテット&ゲヴァントハウス・ボックス(5CD)
対向配置で聴く伝統の響き!
ブルックナー、ブラームス、ベートーヴェン、ほか


オーケストラ固有のポテンシャルを最大限に引き出すことにかけて絶大な信頼を獲得してきた巨匠、ヘルベルト・ブロムシュテットの手腕が見事に発揮されたボックスセットの登場。
 1998年から2005年の7年間に渡って、長い伝統を誇る名門オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシェフとして、ブロムシュテットがおこなってきた仕事の成果を問うようなこのセット、オケのイメージにふさわしい質実剛健なデザインと、中身のサウンド・キャラクターがうまく合致しているのにまず驚かされます。
 派手さを抑え、ピラミッド型の低域豊かな音調と、コンヴィチュニー時代の再来を思わせる第2ヴァイオリン右側の対向配置も実に効果的。
 これには全曲の録音を担当したアイケ・ベームの腕前が非常に優れていることも大きく影響しているものと想われます。ともすると音が薄くなりがちなコンサート・ライヴ録音という環境の中で、よくもここまで重厚で質感の確かなサウンド・ポリシーを維持できたものです。
 収録された作品も、この名門オーケストラがかつて築いた栄光を現代に蘇らせるような王道レパートリーが中心に選ばれており、腹にズシンと来るブルックナーやブラームス、メンデルスゾーン、ベートーヴェンの魅力を心行くまで味わうことが可能です。
 唯一の現代作品であるジークフリート・マットゥースのオケコンは、ブロムシュテットが1977年にドレスデン・シュターツカペレを指揮して初演した作品で、ゴツイ音響ながら聴きやすいスタイルが、この作曲家とクルト・マズアが親しかったことも思い起こさせてくれます。
 また、王道演目ではないものの、ブロムシュテットが得意とするニールセンの第5交響曲も、ここではドイツ音楽のように重厚に響いて独特な魅力が備わっています。
 なお、メンデルスゾーンの交響曲第3番とピアノ協奏曲は、ブライトコプフ&ヘルテルの新全集による世界初録音。
 128ページにおよぶブックレットは、ブロムシュテットがゲヴァントハウス管弦楽団を指揮した過去の全記録が掲載されているなど資料性も高い立派なものです。

【収録情報】
CD1
・ブルックナー:交響曲第3番『ワーグナー』(1873年第1稿)
 録音:1998年9月3、4日

CD2 
・ブラームス:交響曲第2番
 録音:2000年4月27、28日

CD3 
・ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
・ニールセン:交響曲第5番 
 録音:2000年10月5、6日

CD4 
・ヨハン・アダム・ヒラー:序曲『狩』
・レーガー:ヒラーの主題による変奏曲
・マットゥース:管弦楽のための協奏曲『RESPONSO』
 録音:2004年9月9、10日

CD5 
・メンデルスゾーン:『ルイ・ブラス』序曲
・メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲
・メンデルスゾーン:交響曲第3番『スコットランド』
 録音:2004年11月5、6日

 ピアノ:ベルント・グレムザー
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 録音会場:ゲヴァントハウス大ホール

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Blomstedt, Herbert - Sinfonie Nr. 3 D-moll Wagner
  • 02. 1. Gemaessigt, Misterioso
  • 03. 2. Adagio: Feierlich
  • 04. 3. Scherzo: Ziemlich Schnell
  • 05. 4. Finale: Allegro

ディスク   2

  • 01. Blomstedt, Herbert - Sinfonie Nr. 2 D-dur Op. 73
  • 02. 1. Allegro Non Troppo
  • 03. 2. Adagio Non Troppo
  • 04. 3. Allegretto Grazioso Quasi Andantino - Presto Ma
  • 05. 4. Allegro Con Spirito

総合評価

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若かりし頃(’80年代)、マズアさん指揮...

投稿日:2016/03/02 (水)

若かりし頃(’80年代)、マズアさん指揮のこのオーケストラの生演奏、来日公演、ブラームスとマーラーを聴いてげっそりし、すっかり嫌いになったゲヴァントハウス管。シャイーも好きではないし、それを覆す演奏は、聴いたことがなかった。が、ここに収められているブラームスの2番。私、大好きな音楽なんですけれど、これが素晴らしい。情緒豊か。弦も木管も美しい。じっくりと歌い、決める処、決めてくれている。ライヴでの録音も良い。1楽章提示部繰り返しの遅い演奏では、ハイティンク、ボストン響があったけれど、あれは、今一つ、心が入ってないような・・。この演奏は、気持ち、柔軟な細やかさ、伝統と21世紀の新しい響きが、籠ってます。小澤さん、サイトウキネン(’09年)、ドホナーニ、フィルハーモニア(これは勢い、ティンパニ!)の様に。或いは、それ以上。本邦独逸の演奏ドホナーニ、北ドイツ響のライヴが発売されれば、と、思ってましたが、これで充足。流石、ブロムシュテット、ライプツィヒ。ブラームスの全集、発売してないのが不思議。  Querstandは、ハイティンク、シュターツカペレのブラームス1番(’02年)復活させて欲しい…。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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シャイーが振ると「巧い」だけのゲヴァント...

投稿日:2010/09/17 (金)

シャイーが振ると「巧い」だけのゲヴァントハウスが、魂の音楽を奏でている。ブルックナーの3番は、SACDシリーズのチクルスと比べてほしい。こちらこそ、ゲヴァントハウスのブルックナーの響き。SACDのほうは、マイクを突っこみ過ぎ。分離は良いが厚みがない。この「3番」を評論家が取り上げないのは、どういうわけか?ニールセンやメンデルスゾーンも超弩級の「美演」。

ushio さん | 東京都 | 不明

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ゲヴァントハウス管の魅力満載!昨今、特にシャイーが...

投稿日:2009/09/25 (金)

ゲヴァントハウス管の魅力満載!昨今、特にシャイーが就任してからのゲヴァントハウス管は、どうも響きが雑になってしまった。しかし、ブロムシュテットの時代は違う。オケのポテンシャルを自然体で引き出すブロムシュテットに引導され、知・情・意の見事な均衡を見せている。特にメンデルスゾーンが素晴らしい。メンデルスゾーンはこのオケの十八番中の十八番として知られているが、いくらそのような曲でも、指揮者の解釈如何によっては名演にも駄演にもなり得てしまう。例えばコンヴィチュニーは遅めのテンポを取っており、仄暗くも壮大なスケールに仕上げているが、見方によっては緊張感の不足を感じてしまうだろう。最近出たシャイーも、歴史考証自体は面白いが、オケの響きが乱雑で、テンポも拙速に過ぎている。ではブロムシュテットはというと、彼らしく“中庸”である。しかし決して面白みに欠けることはなく、キビキビとした運びで、よく躍動し、しかも歌うところではよく歌う。非常にバランスがよいのだ。他に、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーといったドイツ本流の作曲家も秀逸。少しの奇の衒いもない、正攻法の表現は、個性ばかり出そうと躍起になる余り曲の魅力を損ねることの多い昨今の音楽界にあって、大変貴重と言えよう。録音も、燻し銀の重厚サウンドをよく捉えた硬派な仕上がりである。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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